10月9日(木)


 朝5時に出発。名古屋まできたら霧雨になった。どうなることかと思ったが安曇野まできたら青空になりまず安心。

 ところが一大事出来!登山口に向かう林道の中ほどで昼食を買うのを忘れたことに気づいた。引き返せば30分以上のロスになるので泣き泣きそのまま走る(;_;)   
9:35 安曇野は好天。正面が多分常念岳だ 10:20 路肩に駐車し、登山口に向けて林道を歩く。 10:28 登山口の小屋。なんと大きなサルが悠々と歩いている。
 時間が半端なのか一の沢登山口には人影がない。いたのはサルのみ(^^)

 登山口の標高は1300m。山小屋は2400mなので白山の別当出合から室堂までとほぼ同じだ。
10:32 登山口には「熊出没注意」のでっかい看板があって登山者をびびらせていた。 10:55 歩き出してしばらくは気持ちよい樹林帯のなかを行く。道もなだらかで散歩気分。 11:20 だいたいが沢沿いを行く道だ。ところどころで小さい沢を渡る。水量が少ないので楽勝だ。
 中間点のエボシ沢で朝食の残りのメロンパン3分の1と玄米ブラン1個を食べる。とてもじゃないが足りないぞー(;_;)

 気を取り直して再び歩き出す。一の沢の左岸に戻るとすぐ胸突き八丁の急坂に差しかかる。
11:50 エボシ沢。ここまで2.8キロ、ここから2.9キロだからほぼ真ん中まで来たことになる。 12:18 標高1900mまで来た。ここでいったん一の沢の右岸に渡る。 12:51 この木のハシゴから胸突き八丁が始まるようだ。気を引き締めて登りだす。
 胸突き八丁から最終水場までの40分はヒヤヒヤのしどおしだった。

 しかし、ここを抜けても山小屋まで急登の連続になる。疲れが激しい。やっぱりメロンパン3分の1ではもたないぞ。すれちがう人に励まされて何とかがんばれる。
 
13:00 急な階段とがけ沿いの細い道が交互につづく。足を滑らせると谷底にまっさかさまだ。 13:10 最終水場で難所は抜けたようで一息つく。ここで水を補給。買い忘れたのでありがたい。 13:34 ベンチが3つあって、それぞれ「あと○00m」とか書いてあるのだがそれがまた遠い。
 長い急登をなんとかがんばってやっと山小屋のある鞍部に着いた。

 左が常念岳。右が横通岳、そして正面にどーんと槍ヶ岳が見える(ちょっと雲がかかっていたけど)

 小屋に入って宿泊の手続きをすませ、横になる。もう動く気はしない。
13:55 ついに山小屋のある常念乗越に到着。正面には槍ヶ岳  左側。山頂は少し向こうみたいだがほぼ常念岳といっていいだろう。  部屋に入ってひと休み。もうどこにも行かんぞー

10月10日(金)

   
 9時頃から寝てときどき目が覚めたが5時までうとうとし、40分には朝食をすませる(食堂にはもうあまりいない)。
 身づくろいをし、ザックを小屋に預けて外に出る。風は強いが雲ひとつない最高にすばらしい天気だ。うれしくなってくる(^^)
6:10 小屋の前から朝日を受けた槍ヶ岳が見える。山腹に常念岳の影が映っている。  左は昇る太陽と雲海、正面に常念、右に槍・穂高というわくわくする風景だ。 6:20 しばらく登って振り返ったところ。小屋の屋根に太陽が反射している。
 最初から最後まで石ゴロゴロの道で歩きにくいがしるしに沿ってゆっくり登り、そしてついに頂上(2857m)に到着!

 槍・穂高はもちろん遠くに剱・立山、浅間、乗鞍、御嶽など百名山がいくつも見える、すばらしい眺めだ。
  
6:50 なだらかなところに出たらもう頂上は近い。時間が早いせいか自分より上に一人もいない。 7:05 誰もいない頂上に到着。360度の息を呑むような眺望で言葉が出ない。  正面にどーんとそびえる槍・穂高連峰がやっぱりここの見所。いつか登れる日が来るだろうか。

 去りがたい思いだったが30分ほどで山頂を後にし、山小屋にザックを取りに寄って下山にかかる。
 9時前なのに続々登ってくるので、今後の参考にと片っ端から声をかけたら、東京からツアーバス(登山口まで来て未明に着く)で来ている人から地元の人(登山口まで30分)まで各地から来ている。
 また、時間はだいたい5時から6時にかけて登り出している(早い人はランプ使用)ことがわかった。一番印象に残ったのは第2ベンチで遭った東京から来た単独行の若い女性で大天井まで行くといっていたが超かわいい子だった(^^)。
 ほぼ2時間半で登山口にもどり、帰途につく。ところがインターへ向かう途中のガソリンスタンドで給油中に全然違う向きに走っていたことが判明。親切な店員が地図を描いてくれて無事インターに到着。後は順調に走って18時帰宅することができた。充実した山歩きになった。