8月6日(水)
今年初めての車中泊はのびのびになって結局仙丈ケ岳に落ち着いた。

 5:15
 南アルプス林道は一般車通行禁止なのでこのターミナルからバスに乗る。
 5時半から券売開始なのでその15分前に来て場所とりをする。14番目だった。そのあとも次々と登山者が来る。バスは増便するとのこと。
 早めにバスが出たので6時40分に登山口の北沢峠(標高2030m)に着いた。ここからは標高差1000m。野坂山に毛が生えた程度だぞ(^^)
 6:45
 軽く体操をして登山開始。ちょっと上がったところで振り向いて1枚。右の屋根は立派なトイレ。
 7:40 四合目
 気持ちよく歩を稼いだといいたいところだが、樹林帯の急登が続きこれがなかなかえらい。
 途中ですれ違った親子連れに「この急登はどこまで?」と聞いたら、「まだ、しばらく」という答え。嘘でもいいからあと少しといってほしかった(^^) 
 8:20 六合目
 結局ここまで急登が続き、やっと視界が開けるようになった。
 振り返ると去年登った甲斐駒ヶ岳がそびえ立っている。心配していた天候もまったく問題なし!
  
 行く手を見ると小高いピークが見える。どうもこれが小仙丈岳らしい。
 下りてきた高年女性2人連れの情報では下りのコースに雪渓が残っていて危ない、今日は昨日より天気がいいという話だった。やったね!
 8:50
 やっとという感じで小仙丈ケ岳(2855m)到着。風がちょっと強いが360度の展望がすばらしい。
 正面向こう側の一番奥が仙丈ケ岳みたいだ。まだ遥か先になるが道は楽そうだし、あと1時間というところか。
 5分休憩して歩き出す。左側には日本1〜3位の高峰が見える。ぜいたくな眺めである。  けっこう足が重くて最初のピークに取り付くまでに40分もかかってしまった。ところがやっと越えたら・・・  すぐそこと思った仙丈ケ岳は実は手前のピークに隠れていてさらに奥にあるのだった。 頂上が遠いぞー  ぶつぶつ文句を言いながらもピークを3つほど巻いたらやっと目の前に頂上が見えた。そして・・・
 9:50 ついに頂上着!
 狭い頂上には20人くらいの人がいた。360度の展望だが風が強くて肌寒い。しかも、5分後には無常にもガスがたちこめだした!
 どっと疲れが出てきて座り込む。しばしの休憩・・・。
 10:05
 もう少し頂上にいたかったが周りがほとんど見えず、おまけに風が強いので下山にかかる。
 山頂直下に咲いていたチシマギキョウが印象的。
 カールをまわって30分ほどで仙丈山荘に下りて来た。ここで昼食にする。
 小屋はカールの下にこじんまりと建てられており容量は50人くらいか。けっこう新しいみたいだ。
11:00
 昼食後しばらく休息し、名残惜しいが小屋を出発。しばらくは尾根伝いの道になる。
 お花畑がところどころにあるが、ここもシカの食害がひどいらしく柵と看板があちこちにある。 
11:30
 尾根から外れて沢に降りる。途中にある馬の背ヒュッテ。
 そこから沢伝いの道になり、小さい雪渓を3つばかり下りた後はただひたすらもういやになるほど樹林帯の道を歩き続けること1時間半・・・
 12:50
 道を間違えたのではないかと思うころ、やっと終点の大平山荘に着いた。ここからでもバスに乗れるようだが念のためスタート地点の北沢峠に向けて林道を歩くことにする。
 途中でバスが2台下りてきたがいずれも満席で後続のバスに乗れといわれる。峠のすぐそばまで来て下りてきた3台目のバスに空席があり、やっと乗れた。バスの運転手が沿道の植物に詳しく停めては説明してくれるのがよかった。(写真はヨツバヒヨドリとアサギマダラ)
 13:55 バスターミナル着。着いてみれば去年より1時間半早かった。
   
 あちこち行き先を考えていたが天候があわず、結局去年来た甲斐駒のとなりに来ることになった。寝るところは去年と同じバスターミナルの駐車場なので要領よく準備はできたが、やっぱり熟睡できないのは寝心地の悪さでしょうがないか。明け方少し寒くなり今後の車中泊に不安が・・・。
 しかし、一番心配していた天気に恵まれ最高の山歩きになったのがなによりだった。高いところは頂上の眺めもすばらしいし、登る時がえらいほどそのあとの達成感も大きい。やっぱり山登りはやめられない。昼食のとき道から外れたところに座っていて仙丈小屋のおじさんに叱られたことやボンベに火をつけようとしたらガスライターが2つともつかなかった事など今となってはいい思い出さ(^^)