立山に行ったあといろいろ用があり、まあ盆が過ぎればすぐ行けるだろうと考えていたけど甘かった。
ずっと天候に恵まれず8月末になってしまったので北岳は来年に回して(残念)ひとまず蝶ヶ岳をめざした。

 11時半に家を出たが1時間ごとに休憩していたら結局三股の駐車場についたのは5時半だった。
 コンビニ弁当とビールの晩飯はいつもながらわびしいものだが、あとはウイスキーをちびちび飲みながらDVDの鑑賞。
 9時ごろ寝てうつらうつらしながら朝を迎える。外に出たら寝る前に半分以上空いていた駐車場がいつの間にかいっぱいになっていた!  
17:20 三股駐車場。安曇野ICから1時間くらいかかった。 26日5:00 天気だけが心配だったが、絶好の天気だぞ! 5:40 朝食をすませて林道を登山口に向かう。数人の登山者が先行。
 林道終点の三股登山口にある小屋。ここで登山届を提出する。  5:58 そのまま進み、いよいよ登山道に入る。全行程6.4kmだ。  10分ほど沢沿いの道を歩くとつり橋があり川とお別れ。 6:24 1km地点でゴジラに似た木に出会う。歯も作ってあったぞ。
 登山口の標高が1,345mなので標高差は1,300mくらいになる。 2,5km地点のまめうち平が1,900mなのでもう550mも登ったことになる
 案外楽だぞと思ったのはここまででこのあと地獄の急登が待っているとは露知らず・・・。
 このあとはただひたすら荒い息を吐きながら永遠に続くかと思う道を登り続ける私であった。人間辛抱だ!
 
7:18 まめうち平。ここの手前でちょっと急なところがあったくらいでここまで楽勝ペースだ。 7:43 3.1km地点、標高は2000mここまでは比較的なだらかな道で歩きやすかったが・・・   このあと急登が始まりどこまでも続く・・・
 どこまで急登が続くのかわからいのですれ違う人から情報を仕入れながら登ったが「あとどれくらい急登が続くのかな」と聞いた時に「上までやな」と言ってすれ違ったおばはんの憎たらしい顔は一生忘れないぞ(^^)
 なかには、今日の頂上の絶景の素晴らしさを「ご褒美が得られるよ」と嬉しがらせて降りていく夫婦もいたけど・・・
8:01 ちょっとなだらかになったところが蝶沢だが、あと2.4kmもある。  急登の道が延々と続く。一部荒れたところもあり苦闘の登りになる。 9:08 2,500m地点の最終ベンチ。あと900mだー
9:24 大滝山分岐。やっと太陽の下に出ることができた。  森林限界にでたら急に優しい風景になった。  最後のピークを越えたら有名な蝶ヶ岳山荘が見えてきた。 9:38 ついに頂上に立つ!山頂はなだらかな丘陵状態。
 長く苦しい登りだったが頂上の眺めはそれを忘れさせてくれる素晴らしいものだった。苦労しただけあって最高の「ご褒美」といえる。そもそも頂上直前までこの景色が見えないのだから感動も大きなものになるのだろう。
 穂高連峰がこんなに正面に堂々とみえるなんていいところだ。 山荘横手で着替えてから売店で缶ビール(600円)を買い、横のベンチで景色を楽しみながら飲んだ。こういう至福の時間があるから山登りはやめられない。
 写真左は山頂から西の風景。下に上高地がちらっと見えた。右は常念山脈方面(燕は推定)。

 頂上滞在1時間で下山にかかる。名残惜しいが穂高の山頂にはだんだん厚い雲がかかってきたので下り時と判断。下り始めるとまだまだ登ってくる人がいる。ほとんどが中高年でいつまで続くのかという顔をして・・・自分もきっとこんな顔をしてたのだろうな(^^)・・・相当消耗している。なかには「あとどれくらい」と聞いてくる人もいた。
 コースタイムを気にしてどんどん下りて行ったらまめうち平の手前あたりからだんだん膝が痛くなってきたのでちょっとペースを落とす。結局2時間40分かかって登山口へ着いたが、こんな急な道を我ながらよく登ったなーと下りながら思い続けくらいひどい道だった。
 帰ってきたつぎの日から3日間足が痛くて階段を下りるのがひと苦労だった。やっぱり結構ハードだったんですね。