奥飛騨の旅

奥飛騨 平瀬温泉 白川郷 古川 高山 の旅
2002.6.5 〜 6日


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午前6時にいざ、出発!白山スーパー林道を通って白川郷へ。。
スーパー林道の、ここはちょうど石川県と岐阜県の県境を過ぎたあたり 白山が綺麗ですね。後姿が男前の旦那様♪
道路の脇にはまだ 雪が残っていたり、山の水は美味しく、ジーンと手がしびれるほど冷たかった。
お昼前に白川郷に着。料金500円の駐車場に車を置いて まずは腹ごしらえから。。入ったお店は合掌作りの「白水園」団体さんの多いお店のようで すでに座敷には用意が出来ていて、バスの到着を待っているようだった。 一般客用のテーブルは2つしかなく どうしようか迷ったが店員さんの「どうぞ〜」で座る事にした。
旦那はビールと「いわな定食」私は「飛騨牛のほうばみそステーキ定食」肉はやわらかくって美味しかった。食事の後は観光に・・・
「和田家」「明善寺郷土館」「どぶろく祭りの館」等、ぐる〜っと見て歩いて・・・平日なのに観光客はけっこう多かった。暑くってバテそうになったが、4時前に白川郷を出て、御母衣ダムへ・・・
4時30分頃 平瀬温泉「民宿すけくろ」着。さあ、温泉だ〜っ!露天風呂だ〜っ!
この後思わぬアクシデントが・・・・

露天風呂があるから選んだ今夜の宿・・旦那と私はいそいそとお風呂へ。。
客は私達だけの貸切状態。まず内風呂で汗を流して いよいよ露天風呂♪ 旦那はもう先に入ってる。う〜ん気持ちいい!! ちょうど良い湯加減。肩まで浸かって手足を伸ばし ゆっくり周りを見渡すと、ナント私達の部屋が見えるではないか!他に客がいたらまる見えだよぉ でも今日は貸切、安心して二人で温まったら上がって石に腰掛け、冷めてきたら浸かって、たっぷり楽しんだ。先に上がった旦那が部屋の窓から手を振ってる。い〜なぁ 久し振りの開放感・・・さて、私もそろそろ上がろう。脱衣所までの石段の3段目 ツルッ、ドスン!! 痛くて声も出ない その場にしばらくうずくまっていたが なんとか立ち上がり部屋まで・・・バタンと倒れた私に何が起きたのか分らない旦那。
イタイッ! お尻が痛い! うなる私に旦那はただボーゼンと立っていただけだった。うつ伏せになっている私の浴衣をパッとめくって 手を当てる。悲鳴を上げる私。骨に異常が?旦那は女将さんに 薬局がないか聞きに行った。
戻ってきた旦那は「薬屋は無いって」そりゃそうだろう ここは山の中みたいなとこだもの。どうしよう 今は痛くて動く事もできない うつ伏せになったまま考えようとしたが 頭は回転しない。。。女将さんが入って来た。「息子に電話したら とりあえず冷やすように言われたから」と言って アイスノンとゴムのベルトを差し出し「私のですけど使って下さい」「はあ・・・」と、旦那。「息子はこの近くで接骨院をしてるんですよ よかったら後で診に来させますが・・・」なんとラッキーな!!薬局があるよりよっぽど良い! 女将さんの息子さんが接骨医だなんて・・・地獄に仏とはこんな事を言うのかしら?もちろんお願いした。アイスノンをベルトで固定し、横になってると旦那が下に用意してあった食事を大きなお盆に乗せて運んでる。「歩けないだろうからここで食べよう」旦那のやさしい心遣い・・・八つ当たりしてゴメンネ
山菜の天ぷらはすっかり冷たくなっていたけど 女将さんの心づくしの料理は美味しかった。
息子さんが診てくれ 骨盤の歪みを端整し 打った時に少し出たらしい尾?骨の骨を入れて(よく分らないがたしかこう言った)シップをして
くれた。翌朝 せっかく温泉に来たんだから 朝風呂に入らなきゃ意味が無い・・・這うように階段を降りお風呂場へ さすがに露天風呂へは行けなかった。チェックアウトの時 女将さんはどうしても診察代は受け取ってくれなかった。ゴムベルト(骨盤ベルトと言うそうな)の分だけ支払って、「また来ます」と約束して 宿を後にした。
さあ、今日は古川と高山だ! 
でも打ったお尻はいた〜い 大丈夫かな?
古川へはR360号線を行く事に決め出発。お尻にクッションを敷いて
少しでも痛みが和らぐよう 旦那が工夫してくれた。おかげで 乗っている間は痛みはあまり感じなかったが、乗り降りはつらかった。
途中、滝を発見!降りて見ることに。。清々しくて気持ちがいい! 爽やかだ。「天生中滝」の立て札。旦那を立たせて記念撮影 だいたい今回の旅は、私撮る人、旦那撮られる人だった。 
古川は初めての所。。町役場が駐車場になっていて もうすでに観光バスも何台か止まっている。
ここに観光案内所があって 散策マップをもらいこの順番通りに歩く。まつり会館、匠文化館は飛ばして 瀬戸川と白壁土蔵街、NHKの「さくら」で有名になった三嶋和ろうそく店へ ここは絶対見たかった所。
ご主人がろうそくを作りながら ここがモデルになったいきさつを
面白おかしく ひっきりなしに入ってくる観光客に説明してくれる。
おばさん達の(私じゃないよ)遠慮の無い質問にも笑顔で答えていた。
この仕事場だけが公開されていて のれん1枚掛かった奥は この家の方が生活しておられるそうだが大変だろうな。 ”さくら”のおはげで観光客は数倍多くなったそうだ。 古い町並みを見て歩き 旦那が作り酒屋でお酒を買って・・・これも「さくら」だった。 古川を後にした。
高山はもう何度か来ているのだけど 今回は1つだけ目的があった。
もう何年も前になるが 息子が会社の旅行でここへ来て、おみやげに
灰皿を買ってきたのだが その灰皿を 葉月が割ってしまったので、同じ物が欲しいのだが・・・二之町、三之町を歩いて 見つけたのは旦那!
2個買い求めて これで安心。。。ここで初めてお土産を買って、さあ、帰ろうか。
帰りは 清見村、荘川、白鳥を回って帰ることにする。
途中、ひるがのの牧歌の里温泉に寄る。
入浴料800円 お客が少なかったからか けっこう気持ち良く、ローズ湯、ハーブ湯共いい香りで リラックスできた。露天風呂も広く
気持ち良かった。
さあ、もう7時も回った。後はまっすぐ帰りましょう!
大野から池田へ抜ける山道、真っ暗でけっこう怖かった。
夜に通る道じゃないね。 午後11時過ぎ 無事我が家に到着!
一度も運転しなかった私・・・お疲れ様でした あ・な・た。。。





この旅行記は おかあさんのHPに投稿させて頂いたものを まとめたものです。
おかあさん 有難うございました。
合掌作り
白山

合掌作り

御母衣ダム
天生中滝
瀬戸川
ご主人
三嶋和ろうそく店
高山三之町
御母衣ダム
天生中滝
三嶋和ろうそく店

ご主人

高山三之町

瀬戸川

白山
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