拵えの製作ガイド 補足説明

トップページに戻る

山銅(やまがね)

鉱山より採掘されたままの粗製材のことで、不純物多く含まれており、その組成もまちまちなところから色合い赤色の他に系・青黒系・温黒系などがある。上古時代倒卵形鐔から太刀金具室町時代小柄笄などまで、古い時代にはごく一般的な材料として多用されていた。江戸期に入ると精錬技術進歩し、純度の高い素材主流となるが、一方では山銅も素味わいがあるところから金工材料として癈れることはなかった。

下記は、柳生拵えの柄である。

柳生 利厳(やぎゅう としとし)の考案したものと思われる。
棟側が平らになっている、目貫も逆目貫と言われている。

この柄を作り、刀を振ってなにが違うのかを知りたいと思う。


柄の形についての結論としては、一生かかって自分に合うものを探すしか方法は無いのではないか。

縁金具を選定する場合は、縁金具にハバキを載せて余裕があることを確認する。
この余裕が、鞘鯉口の厚みとなる。

時代の縁金具は、38mmの物が多いので、現代刀の刀身には合わない場合が多い。

刀身 元巾 29.9mm 時代の縁 38.5mm

柄の形状について

居合いを学んでいて悩みの一つが、手の内である。
手の内が大切であると指導おり、手の内 の意味を考えているが未だに理解できていない。
刀を振る際に手を絞ることも、理解できておらず本当に難しいと感じている。

また手と手は少し離して、握るように指導されているが
両手の位置も、寄せて握ったほうが刃筋が通り、勢いも付きやすいと感じている。
自分の感覚が正しいのか、教えが正しいのか、悩んでおります。

なので柄は最も重要な物と思うので、柄の形状について調べてみました。

下記は、戦国時代の打ち刀に付いている柄であるが、形状は様々である。

刀身 元巾 29.9mm 現代の縁 39.9mm

柄を棟側から見ても形状は、色々ある。

縁金具の選び方について

拵えの鞘は、縁の巾と同じ大きさにするのが、掟とされている。
下記は、圧刀長谷部の拵えである鞘と縁の巾と同じに作られている。

居合いに使用する鞘は、このように製作すると直ぐに割れてしまうので、少し太く作るようにしている。

立鼓柄 りゅうこつか

刃方一文字 はかたいちもんじ

並反り柄 なみそりつか

明智拵 鞘と柄の断面

明智拵の鐔

明智拵 栗形と返り角