３１．０
| 日時： '02.06.28 |
| 場所： 小浜市 加尾 |
| 夏前、大ギス狙いのラストチャンスとして（７月に入ると海水浴シーズン 突入で何かと制約がかかるのでテンションが下がる）、狙って３０ｃｍが 釣れる加尾に釣行。 釣り場到着は深夜1:40、平日ながらさすが加尾である。先客1名が４ 本サオを出していた。早速私も４本チャージ、時刻は2:00をまわってい た。一投目からアタリもないので全てのサオをチェックするとエサトリが 大量にいるようで、全て素針。うち２本はハリも取られている。結構厳し い釣りになるなー、と思いながら手返しを繰り返すもフグ・ヒトデ…。 嫌気がさし、先客のところに出向き話をしてみるとやはり全日本サー フの方であった。ついさっき一匹だけ釣れたと言うその方の釣果を拝見 すると、おおっ、まさしく大ギス。期待に胸を膨らませて釣り座に戻る。 3:00過ぎ、ついに強烈なアタリ。心地よい締め込みと共に浜に姿を見 せたのは実に１年半振りの３０ｃｍオーバー！早速検寸すると３０．５ｃ ｍ、その魚体は長さよりも「ごっつい！」の一言。よく「肥えたキス」という 表現があるが、この魚体は腹のあたりだけが部分的に肥えているとい う訳ではない。頭から尾の付け根までがガッチリとデカイのだ。脂肪体 ではなく骨太の筋肉質とでもいったらいいのか。自分の手首と同じぐら いの太さがある。これまで私は過去に３匹３０ｃｍオーバーを釣っている が、ガッチリ度合いではNo.1かも知れない。いささかオーバーな表現だ がイトヨリダイっぽくも見える。 その後、夜明けを迎え２４ｃｍを追加、これも体高がありガッチリとして いる。絶対数は少ないが、これら魚体の良さが、この釣り場のコンディ ションを表している。数年前から加尾で竿出ししているが、過去に釣っ たキス（２４〜２６ｃｍ）も、全てがこんな感じの体型であったことを思い 出した。ここ加尾には大ギスが育まれる環境が整っているのだ。 大切にしたい、大事にしなければならない釣り場だと再認識し帰路に ついた。 |
 死後硬直した状態でもジャスト３０ｃｍ。 上の２４ｃｍも体高のある良型だが、この魚体の迫力の前には まるでピンギスでしかない。 |
| ［釣りデータ］ 日時：'02.06.28 2:00〜5:20 場所：小浜市 加尾 釣果：キス３匹（３１．０ｃｍ※拓寸，２４，２０ｃｍ） エサ：マムシ |
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