2003年 データ詳細 No.2

日時: '03.02.09 
場所: 水晶浜
3週間ぶりの釣り、厳寒期ながら可能性を求め水晶浜に釣行。

17:15現地到着、今日は先客としてお仲間のinkyoさんが一緒。inkyoさんは予定していた用事がなくなったからと15:30頃から釣り始めたとのこと。早速、状況を聞くがエサ取りも全くいないと軽くジャブをかまされる。確かに海況を確認すると、波気も予報ほどで無くウネリもなさそう。あまり期待出来ない状態である。また、先週中ごろには昼間でも−4℃まで一時的に下がるほどの寒気が南下していたこともあって、水温もかなり低下していることが予測される。エサ取りがいないと聞かされた時点で厳しい釣りになる、と覚悟を固める。

 しばし様子を伺って、周囲が暗くなってきた17:50に第一投、立て続けに竿4本を投入。黙々と打ち返しするが、確かに3週間前と比べエサ取りが激減しており、inkyoさんの言うようにエサが付いたまま戻ってくる。生物反応が殆ど感じられない。また、仕掛けが絡んで上がって来るようなこともいっさい無く、波気もさらに無くなっていく。オマケに日が落ちてからは雲も切れて明るい月夜となり、冷え込みが増してきた。多分、今が水温も底を打っているのだろう。

 何のドラマもないまま、20:30 inkyoさんが人間のジアイだ、といって納竿、帰宅していった。私もさすがにボーズ覚悟で最後の一投とする。
 そんな中、生物反応のない穏やかに静まった水晶の海から、最後の最後、このままではあまりにもかわいそうと思ってくれたのか、41cmセイゴの贈り物があった。

 あの海況・雰囲気からすれば魚が釣れたこと自体が奇跡的。懐の深い水晶浜に感謝して帰路についた。次回こそ大物GETだ!
(でもあと1ヶ月ぐらいは望み薄?)。
 
痩せた魚体が、現在の海の状況の厳しさを物語る。
これほどの低水温・生物反応の感じられない雰囲気の中での
貴重なアプローチ、感謝しなければ…。
この撮影後、感謝の念と共にリリース!
[釣りデータ]
日時:'03.02.09 17:50〜21:00
場所:水晶浜
釣果:セイゴ41cm
エサ:マムシ


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