夜の訪問者


  投げ釣りで大物狙いとなると、どうしても夜釣りが中心となります。

そんな深夜には思わぬ訪問者がやって来るものです。

ここでは私が出会った訪問者について少し触れてみたいと思います。


     まずはタヌキ
     三国・九頭竜河口の新保堤。カレイ・スズキ他、いろんな魚種が豊富で夜
     釣りの面白いところです。その中でも北電の取水口前は電灯で夜でもそこ
     そこ明るい、ガードレールがサオ立て代わりに使える、疲れたら背後の金
     網に体を預けて眠ることができる?といった楽チン釣り場です。そこに時
     々タヌキが出現します。ここのタヌキは結構人慣れしているので間近で観
     察することが出来ます。なかなか愛嬌があり可愛いですが、油断をすると
     人間のエサや魚のエサまでつっつきに来ますので注意してください。この
     他には高浜の日引でタヌキに遭遇したことがあります。タヌキは殆どが深
     夜に姿をみせることが多いようです。真冬を除いて比較的よく観察できま
     す。
     
     続いてシカ
     これは釣りの移動の際、若狭梅街道でよく見かけます。特に、鳥浜〜大
     鳥羽間によく出没します。シカの場合は道路上に無造作に立ち尽くしてい
     ることがままあり、車が近づいても反応がワンテンポ遅いという傾向にあ
     ります。私も何度となく行く手を阻まれ、シカが移動してくれるのを停車し
     て待ったことがあります。
      私の知人のなかにはシカに体当たりされ、車に穴があいて修理工場送
     りになったという人もいますので油断は大敵です。つい最近も深夜3時過
     ぎ、道路上にいっぱいのシカ(全部で八頭いました。一瞬の車からの確認
     でも数えられるところにシカ自体の反応の遅さが見て取れます)がいて、
     行く先を塞がれました。車で移動中に視野に入ってきたら、充分注意をし
     てください。
      釣り場としては田烏〜食見の海岸線によく出没して来ます。やはり深夜
     が多いようです。脅かすことがなければ危害を加えられることはまずあり
     ませんが、何せ図体が大きいので、近くでみると脅威さえ感じます。変に
     近づかないほうがよいでしょう。ビックリさせてパニックになると恐ろしい
     勢いで向かってくることもあります。晩秋から里に下りてくる傾向が強いよ
     うです。

     サル
     これも三方〜小浜にかけて多数生息しています。でも比較的昼間に行動
     するようで、夜間は一時的に騒いで活動することはあっても、一晩中騒が
     しいなんてことはサカリのシーズン以外ないようです。野生のサルは警戒
     心が強いので、どこかのサル山の様に人に近づいてくることや、悪さをす
     ることは少ないようであまり心配はありませんが、人間が食料品などを持
     参しているような場合は気をつけたほうが良さそうです。また、民家の近く
     に出没してくるサルは知恵もついていますので気をつけたほうが無難でし
     ょう。
     
     イノシシ
     さすがに釣り場で出会ったことはありませんが、釣り場への移動の際に
     結構見かけます。体高も重量もあるので迫力があり、間近でみると車の
     中からでも恐怖感を感じます。単独でいるときも要注意ですが、いわゆ
     るウリ坊、子イノシシを連れているときは特に注意をしてください。道路等
     で出くわしたらシカと同様、相手が移動するまで待ってあげたほうが無難
     と思われます。

     キツネ・イタチ
     これらも釣り場では殆ど見かけません(特にキツネはまず人には近づい
     て来ることはありません)。移動中に見かけることが殆どです。車で見か
     けるとしても、キツネの場合は警戒心が強く殆ど一瞬です。逆にイタチは
     時々、車が近づいている道路をムリに全速力で横断しようとするなど、ネ
     コの行動パターンに近いところがあるので、運転中に見かけたときは要
     注意です。

     以上、いずれにしても夜間釣りをしているとまだまだ野生動物が豊富なこ
     とを実感出来ます。決して刺激することなく、遠いところからそっと見守っ
     てあげてください。

 

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