2003年 データ詳細 No.4

日時: '03.04.17 
場所: 浦底
今年初の月例会。
普通、全日本サーフに所属するクラブなら真冬でも例会を開催するものなのだが、敦賀サーフでは1〜3月にかけて例会ナシ。他のクラブからすると気合の入っていないクラブだなっ!なーんて言われてしまいそうだが。これがウチらのいいところ?

 とにもかくにも'03年のスタートということで自然と気合が入る。狙い物はクロダイ・マダイというところになるが…。審査基準がAランク比によるポイント制なので、本来ならば波松でイシガレイ狙いが一番堅いと思うのだが、審査時間が19日の午前11時の為、時間的に土曜の朝マズメしかやれない。やはり会社帰りの安・近・短で頑張る事に決定。

 月例スタートが17:00との事なのでもちろん仕事上がりに釣り場へ直行。水晶浜を見に行くがベタ凪状態。これでは期待薄ということで釣行先を浦底に変更、20:00過ぎに到着して第一投。サオを3本並べるがアタリなし。ウムケムシが心配であるが、根ガカリの頻発する場所なのでやむを得ず置きザオのままとする。何の反応もないまま1時間が経過し高切れしたサオのチカライトを結んでいたとき、不意に左方向に投げ込んでいたサオのサオ尻が浮きタックルごと海に持っていかれそうになる。
 サオを手にとりミチイトを送り込むと勢いよく出て行く。すかさず巻き取りに掛かると結構な重量感とゴクッゴクッといった感じの締め込み。典型的なタイ系のランク物と確信、慎重にやりとりしたいところであるがここはカケアガリがキツいため強引に巻くしかない。気合をいれて巻き取りに掛かって直ぐ、フッと軽くなった。痛恨のバラシである。
 個人的に大物をバラシたあとはサッパリということが多いため、諦めと悔いが込み上げてくる。折角マダイが自分の投入した餌に興味を示し、口を使ってくれたのに…。

 今の一発以外、アタリも殆どないが幸運なことにウミケムシも針ガカリしてくることがないため、もう少し粘ってみようと気持ちを切り替える。そして30分経過した21:30過ぎ、フグのような小刻みなアタリが出る。

 先ほどのこともあるのでじっくり食わせることに。もしフグだったらハリスごといかれてしまうだろうが、しつこくサオ先にアタリが続くのを確認して巻き取りにかかる。重量感はさほどでないがまずまずの獲物のようで元気な反応。すんなりと手前まで引寄せたところで少し横走りしたのでセイゴかと思ったが月夜で確認出来る姿は平べったい。抜き上げてみるとサイズに多少不満があるが狙いのクロダイであった。微妙なサイズなので早速検寸、30cmは超えているので一安心。これでポイント1.0は確保出来たので月例としてもまずまずのセンに行けそうだ。

 改めて魚体を見てみると、待望のお腹パンパン、ノッコミ印。これなら期待出来そう、と残り少ないエサでアタった方向に再投入。すかさず同じような小刻みなアタリで一回り小さいサイズがあがる。キングサーフ13号1本バリで狙っていたのだが、口の皮一枚での針ガカリであった。少し型が良ければバラしていたかも知れない。

 本来ならばここからじっくりと…、と行きたいところであるが、この辺が地元民の釣り。当初から2時間程度の釣行予定で、用意したエサもマムシ1500円分のみ。タマ切れで納竿の運びとなった。

 結局、月例はやはり波松で出たカレイ36.4cmに敗れたものの、警戒していたスズキの大物が出ず何とか2位に。大物ボーナス点も獲得したので結果的には順調な滑り出しとなった。


マダイ!?の大物はバラしたものの、小さいながら
何とか狙いのランクを一枚。
[釣りデータ]
日時:'03.04.17 20:00〜22:00
場所:浦底
釣果:クロダイ2匹(31.5cm※拓寸,28cm)
エサ:マムシ


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