2003年 データ詳細 No.8

日時: '03.05.16 
場所: 小浜港
5月度月例会。今回は指定魚1匹の長寸で競われる。
長寸ならば時期的にもスズキ・クロダイ狙いが賢明と思われる。とはいえ、2ヶ月連続で実績場である水晶や浦底ってえのは余りにも芸ナシ。そこで今回は狙いこそスズキ・クロダイと定めるものの、新規ポイント開拓のため、初めて竿出しするポイントへいってみることにする。

 釣行先を考えた末、絞り込んだ場所は小浜港(南川河口部)。GWの内外海巨チヌ狙いが不完全燃焼であったため、どうしてもこの時期のこの方面の「投げ」でのクロダイの実態を確認してみたい。そんな思いからの釣行であった。

 今回は珍しく同行者として投げ釣り初心者1名付き!?。結果的にこれが大きな意味を持つことに…。そう、今回、初めて竿を出すポイント。その見立ては間違っていなかったのだ!なんとその初心者に一投目でアタリが…。

 私自身、第一投を済ませてから同行者に方向(投点)をアドバイス。
お互いに一息ついたその時、同行者の「何かアタっている」との声に振り向くと確かにサオ先が絞り込まれている。但し、タックルが初心者用のかなり軟調なサオでもあることから、そう大した獲物でもないだろうと思い、適当に!?「巻いてみたら〜」と私。

 様子を見ていると結構巻き取りに手間取っている。河口部なのでウグイか?まあ、ウグイなら初心者にはいいトレーニングだ、とタカをくくって観ていると、しまいには「外れそうだ」(本人談:あまりにも暴れるため)「変わってくれ」との声。確かに手前にテトラもあるため、手間取っていては魚がバレるどころか高切れのもとになりそうだ。仕方ないなー、とサオを受け取り巻き取りにかかると、思ったよりシャープな引き。どうもウグイなどの鈍重な魚ではないようだ。目をむくほどの大物ではないが、確かに軟調のサオではサバきにくい。まさか!!本命!?。

 事前に渡した仕掛けがキス用の仕掛けだということも忘れ、手前のテトラにミチイトを掛けないように強引に巻く。砂浜に引きずりあげたのは本命の凛としたクロダイであった。サイズもまずまずである。早速検寸すると実寸で38cmはある。立派なクロダイだ。
 
 と、今回のレポートはこれでおしまい。

(実はその2時間後、私にも一度だけ竿尻が浮く大アタリあったが、しっかりハリガカリさせることは出来ず。結局、それっきりで見事完全ボーズ!!、月例会で提出魚ナシなんていつ以来か記憶にないくらいで恥ずかしい。でも、同行者のおかげでマイポイント1つ開拓の収穫あり(自分一人だったらクロダイの姿をみることはなかった=ダメポイントとの誤った判断となっていただろう)。感謝!。

 ただ、チヌよ、釣れて来る人が違うだろ!。オレに釣れて来いっ!!


取り込みは私がやりましたのでそのまま記念撮影として
ますが、決して私の獲物ではありません。あしからず…。
結果的にボーズだった。クヤシーッ!
[釣りデータ]
日時:'03.05.16 20:30〜0:15
場所:小浜港
釣果:クロダイ1匹(38cm実寸 
    ※同行者のサオに来たものです
エサ:イワムシ


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