2003年 データ詳細 No.10

日時: '03.06.04 
場所: 浦底
先週末、季節外れの台風上陸に釣行を阻まれたせいで禁断症状が。
ということで、月曜日、荒れ後の回遊を期待してスズキ・セイゴ狙いで久々子湖へ会社帰りに直行するも完全KO負け…。久々子湖はここ最近、3度釣行してリリースサイズ(25〜37cm)ながら安定してセイゴが釣れていたので、サイズアップを狙ったのだが、見事に返り討ちにあってしまった。

 こんなことじゃ、収まらないってことで会社帰りに手の浦でキスでも拾ってこようと考え、三水釣具店でイシゴを¥500のみ購入。それに加えて、章ちゃんが使えるところだけ使って、と、分けてくれた傷みかけのマムシをもって西浦海岸を走る。

 手の浦に到着したのがもう19:00前、もうキスをサビいて狙うには時間がなさそうだ、ということで一路浦底へ。

 浦底へ到着するが、あちゃ!!南風。波気があり海面がバチャバチャしているのはいいが、遠投はムリそう。まあ、少しでも風に乗るようにかなり左方向を狙い2本サオをキャスト。狙いはキスのランクということで、ハリこそ流線9号だが、根ガカリの多い浦底。ハリスは5号という太仕掛けをセレクトした。

 かなり水温が上がって来ているようでエサトリが多い。風の影響と排水口からの流れで、アタリも殆ど判らないままにフグがドンドン釣れて
来る。天秤・フグともに暖かいことからも水温の上昇を実感する。アタリもないままフグばかり10匹程釣るが、他のターゲットが全く掛かってこない…。キスぐらい釣れてきてもいいのに…。

 21:00、2時間弱、キャストを繰り返すが無反応でフグ…。今日もダメかと諦めの心境。踏ん切りをつけるため、残りのエサを海に向かって撒く。サオを1本仕舞い、残り1本のサオも巻き取りにかかる。手ごたえもなく巻き取ると、章ちゃんからいただいたマムシがそのままついている。もう一回キャストだっ!と投入。その再投入した竿を1本だけ残して、ボチボチ帰り支度を、と、車より竿ケースを持ってくる。
 
 その時、いきなりサオ全体を横スベりさせる大きなアタリ!!それまでフグがダブルで釣れようが、全くアタリらしいものを見ることがなかっただけに、あまりにも大きなアタリで俄かに信じがたい。暫く見ていると、再び竿先が小さく引き込まれる。これは乗った!?と思い竿を手にして軽く聞いてみると、コツンという感じ。さらに少し巻いて聞いてみるが
あまりに手ごたえを感じないのでバラシ!?と不安になったが、確かめに引きずり過ぎて根ガカリするのもイヤなので半信半疑で強引に巻き取り始める。と、乗ってました乗ってました!!竿をガンガンと絞り込んでくる。

かなりの重量感でBX−Tがぶん曲がっている。でも、こうなったら強引に巻くしかない。手前まで浮いてこないのでタイ系のランク物であることは間違いない!。もう店じまい寸前だったのでヘッドランプをしまっていたこともあり魚影が確認出来ないまま、足元まで夢中で寄せた。寄せたはいいが本日は風の影響か潮位が高く、いつもなら引きずり上げることの出来る浜がない!!ヤツは体を横にしながら水深のない護岸際をジャボジャボとゴッツイ音を立てて暴れまわっている。その姿を遠くからの水銀灯の明かりで確認するとマダイだっ!!。目測でも40cm近くは楽にありそうな感じ。キロオーバーのサイズであることは間違いない。抜き上げるか!?いや、抜き上げるにもハリスの強度に全く不安はないが、何せ流線9号。抜き上げのテンションを掛けただけでクチから外れ、スッポ抜けそう(クチの皮がちぎれそう)である。
 ふと見ると竿ケースがすぐそばに…。そうだっ、タモだ。ということで、魚にテンションをかけたままタモを組む、がっ、焦っているのかなかな上手く組むことが出来ない。そうこうしているうちに痛恨のハリ外れ…。少しでも弱らせようと空気を吸わせるため半身を浮かせたのが失敗であった。激しく顔を振られ、あえなくハリ外れ…。

 そのまま、しばらくその場から動けなかったことは言うまでもない…。
今現在でも、なんであんなヘボな対応をとってしまったのか、悔いが残る。
 そういえば、5月の月例会の時、シカ太郎さんから、最近私のバラシ話聞いてなかったなー、と言われたばかりである。バラシ癖、復活なのか???(不安…)

 んー、くやしいっつ!!折角、喰ってきてくれたのにー。

 私バカよねー(って、ちょっと古いですね)。

 また、通わんならんなー。でも全キスの対策優先しないと…。

 皆さん、浦底にマダイいますよっ!!

画像データなしっ。ホントなら赤いのんが…。
[釣りデータ]
日時:'03.06.04 19:15〜21:15
場所:浦底
釣果:なし 
サ:マムシ・イシゴカイ


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