2003年 データ詳細 No.16

日時: '03.07.15 
場所: 東浦海岸
先週は週末釣行しなかったこともあって、例の如く禁断症状が…。

予報では本日は降水確率が20%と低く、雨の心配はなさそう。そうと判
れば、にわかに釣りのムシが騒ぎ出す。しかし仕事はいつも通りで定時
には終わりそうもない。でも、仕事あっての遊びだから、やるべき事は
きちんとしないと…。

残務を片付けてふと時計を見ると19:10。このまま海へと直行とした
いところだが、行き付けの三水さんに立ち寄りエサを確認するとマムシ
が無いとの事。やむを得ず消耗品だけを購入し、もう一軒エサ屋さんを
ハシゴしてマムシを入手。狙いは大ギス。

ポイントへ到着したのは20:00前。車内から海況を確認すると、北風
が吹いており予想以上に波が高い。携帯で確認すると今夜の波高は
1.5mとの事。なんやっ、結構高いやん!。ポイントのテトラには激しく
波がぶつかって、足場はところどころ濡れた状態となっている。ちょっと
釣り座を考える必要がありそうだ。

車を降りてポイントに入る。足場が濡れていないところに釣り座を構え
るが、一本目のサオの準備にかかろうとしたその時、大きめの波がや
って来た。見事に!?外側のテトラからの波しぶきを受けてしまい半ヌ
レ状態となる。足元をさらわれるような危険な状況ではない(ちなみに私
はカナヅチなので、人一倍荒れた海には神経質である)ので、万が一と
いう心配はないが、角度と大きさによって波しぶきが掛かるようであれ
ば集中して釣りをすることは出来ない。
 濡れないようにカッパを着込み、様子を見る。どうやらそれ以降、波し
ぶきは襲ってこないようだ。多分、5〜10分ほど前に湾内に入ってきた
フェリーの余波の影響かも知れない(ご存知の方も多いが、このフェリ
ーの余波、こちら東浦ではそんなに影響ないが、手の浦では要注意)。

安全であることを確認してようやく第一投。波気が強いので、まず2本だ
け投入して様子をみる。腰を降ろす間もなく、ようやく軽くなって来た感
じのパワーサーフQDのドラグがジーッと鳴る!!またもやQDの奇跡
か?(お仲間釣行記録No.6、ちょっぽさんのレポート参照。偶然ながら
もこのリール、何故かランクがよく釣れるんですわっ。勿論、科学的な
根拠はある訳ありませんので…。悪しからず)

その後、続けてドラグが滑りはしなかったが魚はついている模様。QD
の奇跡を信じて巻き上げに掛かる。波の影響で引きを楽しむ余裕はな
いが、大ギス独特の「キュッ」って感じの軽く、かつ心地よい締め込み。
テトラにぶつけながらも抜き上げたのは僅かに28cmに届かないキス。
拓寸ではBランクとなりそうだ。一投目で型物が出たので一安心。まさ
にQDはアタリ竿ならずアタリReelである。

その後、もう一本にもアタリが出る。こちらはサオ先を持っていきそうな
アタリではあるものの、ドラグを滑らすまでには至らない。案の定24.5
cm。寸足らずのサイズではあるものの先のランク物といい、どちらも体
高のあるコンディションの良い魚体!。気を良くして3本目のサオを出
す。しかしここからはアタリが遠のいて納竿までの時間に24cmをもう
一匹追加しただけであった。

2時間に満たない釣行で、狙いのランクも取れた。今回も安・近・短の
実践が出来たということでヨシとしましょう!!ただ、梅雨寒というか何
と言うか、正直肌寒かったですね。7月中旬とは思えない…。

良型が沢山釣れるに越したことはないですが、自分的には平日夜釣り
の釣果はこれくらいが理想。大物交じりで数匹程度で切り上げる。これ
がイチバン!!
(大物が欲しいから型狙いで夜釣りをするのであって、大物に満たない
サイズ(26cm以下)をむやみに釣ることにあまり意味は感じません(落
ちギスのシーズンは次々と釣れてしまうので、別ですが)。キス狙いに関
しては、ヘタに一箇所で長時間粘ったりすると、その釣り場の寿命を縮
めてしまうような気がして…。地元民ならではの極めて主観的で了見の
狭いお馬鹿な考え方かもしれませんが…。
 でも、そういった考えが私の安・近・短という永遠の目標に反映されて
いる訳です。何回もそこに通って楽しもうと思うと、”ボチボチ”程度が良
いって思いません?まあ、簡単に通える地元民だから言えることなんで
しょうけど。ゼイタク言っちゃってますよね)



拓寸ながらBランク1匹。狙い通りでヨシとしましょう!
[釣りデータ]
日時:'03.07.15 20:20〜22:00
場所:東浦海岸
釣果:キス3匹(28.2cm※拓寸、24.5,24cm)
エサ:マムシ


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