2003年 データ詳細 No.19

日時: '03.08.01 
場所: 東浦海岸
梅雨明けしたとはいえ、予想外に今週も天候がスッキリしなかった。
そこでまだ釣りが可能かといつもの東浦へ。

本日はハナから会社帰りに釣行するつもりだったので着替え・デジカメ
等は車の中に完全装備。満を持して19:00前に退社する。
 
マムシ2K¥を仕込み、いつものポイントへ。

20:00第一投完了、アタリを待つ。このポイントでは20:00〜21:00
頃にアタリがくる事が多い。しかしこの日はアタリがサッパリない。仕掛
けを上げてみると全てエサがスッキリとなくなっている。
 アタリもなくエサが舐め取られるのは真夏のパターンである。いつしか
海も梅雨明けし、夏のシーズンとなったのだろう。あれほど今年の北陸
は水温の上昇が遅いといっていたのに…。

といった感慨にふけるヒマもなく忙しい釣りが続く。投入後10分程アタリ
を待って、すっからかんとなった針にエサを付けて再投入、を繰り返す。
時々針ガカリしてくるのはフグ・フグ・フグ…。

エサと仕掛けの消費が激しいため、途中でサオ数を減らすも、いつもの
釣り時間である2時間余りの間に釣れたキスは3匹。数的にはこんなも
のと思うが如何せん14〜17cmと型が細かい。幸い、良型だけを狙っ
ている為、針をカレイバリ14号としているのでこれらのキスは針を飲み
込むまでには至らず、全て元気にリリース出来た。
 比較的良型がそろったこれまでとは、明らかに様子が異なる。夜間に
ミニギスが釣れるようではあまり魅力的な釣り場の状態にない証拠。少
しの間、この釣リ場を休ませる必要があるようだ。

最近には珍しく、タマ切れの23:00過ぎまで粘ったがアタリも無いため
竿を仕舞いにかかる。1本のサオの巻上げに掛かった時、バランスが
悪くなったのだろうか、残り1本を立てかけたまま三脚が倒れる。何とし
たことか、情けない…。倒れた拍子に三脚は海中へ(サオは何とか波
止上でセーフ!)。ただ、水没しているテトラの上に乗っているので回収
は出来そうだ。

テトラから水没した三脚を回収する際、波止上に転がったままのタック
ルからチリリ?とドラグ音が聞こえた気がしたが、テトラに降りた時にミ
チイトにでも触ったのだろうと気にも留めずに、とりあえず三脚を回収。

波止上のタックルを確認するとQDのスプールにキズが…。かなりショッ
クでヘコむ。潔く納竿、と巻き上げにかかると軽い締め込み!?、ん、
もしかして一方のサオを手にしてバランスが崩れた際に、偶然アタリが
あって三脚ごと倒れた? と、そのあとのドラグ音も? 現金なもので理
論的に全てのツジツマが合うので顔がニヤける。取り込んでみると実寸
28.6cm(拓寸29.0cm)の良型であった。

ホントに最後の1本でランクGET。これ以上望んだらバチがあたりそう
…。
でも、この釣り場は一時のピークを過ぎた感あり。半月ほどここへの釣
行は自粛することにしよう。


写真ではよくわかりませんが、頭のデカいキスでした。
頭とのバランスのせいか細く見えます。決して痩せてい
る魚体ではありませんでしたが。
頭のサイズからしたら一瞬30オーバーかと…。

[釣りデータ]
日時:'03.08.01 20:00〜23:20
場所:東浦海岸
釣果:キス4匹(29cm※拓寸,14〜17cm3匹(リリース))
エサ:マムシ


トップへ
戻る