日時: '03.11.18 |
場所: 小浜 |
今年も無事に全カレが終了。前後の準備やまとめにプラスして、会社で
の仕事も絡んで、僅か2週間程度であったが、自らの意思で”行きたい
っ”と思う釣りが出来なかった。えらいご無沙汰って感じ。
やっぱり釣りは僅かな時間であっても、自分の思う時に行く釣りが一番
ですな。肩の荷が降りたところで、早速平日半夜というマイスタイルの釣
り復活!!。会社の通信システムがメンテで18:00以降使用出来なく
なるという追い風!?もあって19:00過ぎに会社を退社する。
行き先は6月の全キス以来の小浜(10月末の中部協会30周年大会で
も竿出しを敢行したが強風で断念)。予定では年内、小浜方面には釣
行するつもりはなかったのだが、りさるあさんが型物を連発されている
様なので、少しばかり色気が出てしまった。とはいえ、釣り場が姫様や
田烏ではあまりにもポピュラーなので(というよりも混雑するような釣り
場はあまり好きではないもので…)別の場所へ。
道中のエサ屋さんでマムシ1K¥だけを仕込む。多くを望むつもりはな
い。久々にキスと呼べるようなサイズに出会いたいだけ。マムシ1K¥を
消費する間に拝めなければ縁が無かったということ。本当に単純でシン
プルな釣りに挑む。純粋なキス狙いとしては10/17の東浦海岸(この
ときはボーズという憂き目)以来、ちょうど一ヶ月振り。
20:00過ぎに現地到着、竿を担ぎ浜にむかう。結構正面からの風が
強いのでちょっとやりずらいか?
20:15、まずはサオ2本をチャージ、一本目のサオにすかさず小刻
みなアタリ。これこれ”釣りって楽しいなーっ”。巻き上げると元気なチャ
リコ、即でリリース。よしよし、魚さんの活性は高そうだ!!
ところがその後はアタリなし、というありがちなパターン。このポイントは
遠めに実績があるのだが、ちょっとこの釣り座からではキビしい…。で
も現在はここからしかアプローチ出来ないのだ。
限られた釣り座からではあるが広く攻めるために3本目のサオを投入。
時折、アタリもなくハリガカリしてくるのはランクサイズのケムシ?とヒト
デであり、ケミホタルは風以外に揺れる素振りもない。
21:00になろうかという時、3本目として追加したサオのサオ尻がいき
なり浮く!!水深がなく、3色程度の近場からのアタリということもあっ
てドラグをフリー状態にしてはいたが、ドラグの重いパワーサーフQDか
らはイトが出ず…。サオがサオ立て上で水平になった時点でようやくジ
ーッと一鳴き。カレイバリ14号なのでスッポ抜けはないとサオを手に取
り巻き始める。重量感もさほどでなく、間違いなくキスと確信。アタリの
派手さからするとまずまずの型だろう。久々にキスらしい顔を拝めるか
と思うと嬉しくなってくる。
ほどなく釣れ上がったのは均整のとれた美しいキス。驚くほどの型では
なかったがクーラー上で検寸すると26.2cm、とりあえずランクと巡り
会うことが出来た。長さは無いが、結構丸々としていて見惚れる魚体。
やっぱりキスはいいですねっ。痩せたキスは見ていて可哀想になってく
るが、均整のとれた良型キスはホントずっと眺めていても飽きない。
その後はまたもとの静寂。アタリもないまま時間が経過、22:00前、最
後の一投としてマムシを使い切る。そしてサオから目を離して携帯でB
BSのチェック。どんごろすさんやり〜さんからカキコいただいている。
書き込みいただけるってことはホントに嬉しくありがたいこと。感謝しな
がら読ませていただき、ふとサオに目をやると左端のサオが、斜めを向
いて低い角度に位置を変えている。間違いなくサオ尻が浮いて走られ
た後だ。アセってサオのたもとまで行き、強引に巻き始める。CX−Tが
胴近くから曲がる。リールも三角巻きになってしまうほどの重量感!。
だが、このポイントは手前に大きなシモリの帯がある。このままでは
…。しかし浮かせることも出来ず、案の定、大きなシモリに捕まる。無策
…。
結局、シモリと綱引きしてるうちに痛恨のバラシ!!
いつもなら悔いが込み上げてくるところだろうが、この日は違った。僅か
1匹ではあるが、その1匹が狙いの良型キスであったこと。そして、久々
にドキドキさせてくれ、夜釣りの面白さを再認識させてくれた大型魚(ク
ロダイorスズキ?)!?。やっぱり釣りは面白いっ!!やめられません
なっ。
そして22:15、充分に遊んで満足の納竿。感謝の意を込め、久々に海
に一礼して帰路についた。
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魚体に汚れやキズの全くない、とても美しい魚体でした。
釣れてくれてありがとうっ!!いつまでもこんな魚と出会
うことが出来ますように。
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[釣りデータ]
日時:'03.11.18 20:15〜22:15
場所:小浜
釣果:キス1匹(26.5cm※拓寸)
チャリコ1匹(16cm)
エサ:マムシ |