2003年 データ詳細 No.39

日時: '03.12.10 
場所: 久々子湖 
先週金曜晩の釣行でハゼランク物(25cmオーバー)への可能性を膨
らませることが出来た。もともと久々子湖は全く水深のない(最深部で
2.5mしかない)汽水湖、冬場の水温低下は半端でなく雪が降ってしま
えば釣り場としてはオフシーズンとなってしまう釣り場である(現に今年
も2/15にこの場所へ調査釣行したが、積雪のないポカポカの昼間で
あったにも関わらず、丸ボーズで一口もエサをかじられることもなかっ
た)。従って、このポイントでの調査実釣が出来るのは、雪が降るまで
の僅かな期間。波松のカレイも気になるがそれは他の人に任せておい
て、年内は近場での今まで考えもしなかった貴重な大物への可能性を
追求したい。

ハゼの大物…。敦賀サーフを結成し、全日本サーフに所属した直後の’
91〜’94くらいにかけ、冬になるとはわざわざ石川県までランクを狙い
に釣行し、これまで17匹の申請があるが、その釣り場も沖に波止が出
来たことによる潮流の影響?で年々期待した釣果が望めなくなりここ8
〜9年間は忘れられた大物対象魚となっていた。

それがひょんなことから昨年末に地元の三方五湖一帯(といっても完全
海水の日向湖、汽水湖である久々子湖・水月湖)に大型ハゼが潜んで
いるといった情報を耳にしたので、今年の初冬には重点調査を、と考え
ていた。ある意味、この季節がくるのを心待ちにしていたのである。と言
うわけで、昨年まで殆ど見向きもしなかった久々子湖に今年はセイゴ狙
いを含めて今回で12回目の釣行。

 事前に収集した情報では上記3箇所の湖で25cmオーバーの実績が
あるようであるが、日向湖は以前から竿出ししていた感触からすると、
水深のある海水湖でもありハゼの魚影がさほど濃いというイメージはな
い。どちらかといえばチャリコが濃いか!?。水月湖は薄い塩水湖でセ
イゴやハゼも濃いところであるが日向湖と同様、水深がある(最深部は
日向湖と同様43m)ので気軽に狙うにはちと難しいところがある。また
竿出し出来るポイントも限られている。

 その点、久々子湖は秋に地元のイベントとして(青少年ホームの主催
だったかな?)親子ハゼ釣り大会も開催されるぐらいにハゼが濃く、ま
たかなりの塩濃度であることから小魚や栄養分も豊富でスズキ・セイゴ
などの期待も高い。また、前述のように泥底で水深のない汽水域が広
がっており、ハゼにとっても生息しやすい環境と思われる。またお隣の
水深ある水月湖とは浦見川で繋がっており、そこで越冬もすることが出
来るなど条件的には大型ハゼが居ても決しておかしくないロケーション
であると考えられた。

前置きが長くなったが、水曜晩の会社帰りに再び調査釣行を敢行。こ
れまではスズキ・セイゴにも期待していたが、5日前の釣行ではセイゴ0
匹、ハゼ23匹であったことを考え、今回はハゼ1本にターゲットを絞
る。

20時前に現地到着。穏やかな月夜、放射冷却による冷え込みが厳しく
寒さが堪える。釣り人は誰一人としていない。どこでも竿出しは可能だ。
寒いのでいつものポイントには入らず、車横付け可能な場所へ。

20時過ぎに第一投、頻繁に送られてくるであろうハゼのアタリに期待す
るも予想外に渋い。ここ5日間で冷え込んだせいか…。1時間弱で19・
20cmの2匹という結果。やはり場所が悪い?と思い、いつもの場所へ
移動。しかしながらここも同様でアタリもなく渋い。30分余りでノーフィッ
シュだったので再び場所移動。ここ久々子湖はその気になれば、どこか
らでもサオ出しが可能なのでこうなりゃ思いつき、本能で勝負だっ!!

 21:40、再び場所替えした釣り座で仕切りなおし。16cmとミニサイ
ズが釣れて来る。この釣り座はイマイチか?でも、釣れて来るだけマ
シ?平日半夜釣行であるを考えると、これ以上場所移動で時間を浪費
することはしたくない。今日はこの釣り座でヨシとする。

 22:00、アタリのないまま一番左側に投げ込んでいたサオを巻き上
げに掛かる。ちょっと重い!?。きっと久々子湖独特のノリの佃煮のよ
うな黒い泥藻?がベッタリと天秤や仕掛けに絡んでいるのだろう…。
 手前まで持ってくると生態反応?。ビクンと手元に伝わってくることか
ら、たぶん、泥藻にまみれてハゼが付いているのだろうと思い、ヘッドラ
イトで確認もせず、無造作に抜き上げにかかった。

ところが、月明かりでぼんやりと確認出来る天秤は意外にもキレイで泥
藻が付着していない。その下の仕掛けを見遣ろうと目線を下げていく
と、これまでとは一まわりも二まわりも違う「でっかいハゼ」がついてい
る!!おおっ、これはついにヤッたか!?

急いで針を外してクーラー上のスケールで検寸。針を外している時にも
この頭の大きさ!間違いなくランクはありそうだ。検寸サイズは実寸で2
6.2cm(拓寸26.6cm)。9年振り!?のハゼの大物。とても懐かし
い。とても嬉しい再会。それも県外の釣れるといわれる場所への遠征で
ではなく、地元でである。狙いが当たったことも含めて何とも言えない満
足感に浸る。
 ハタから見れば、かわいくもない、気色悪いぐらいのお化けハゼなの
だろうが、針ガカリしてくれたこのハゼが何ともいとおしく、可愛く感じら
れる。何とかハゼ君に落ち着いてもらって記念撮影!。

その後は22、20、16、18cmと4連発。しかし、型物は姿を見せず
…。ランク以外は全てリリースして22:30、納得の納竿とした。



ということで、ついに狙いの一匹が釣れてくれました!!。可能性が現
実のものとなったという嬉しさがあります。ただ、この一匹だけが図抜け
た大きさだった(23〜25cmという中間サイズは交じらず)ので、確実
性という部分での調査はまだまだ必要のようです。
 他にもポイントの絞込みという課題も残っています(もっとハゼが溜ま
っている場所はあるハズ、なんたって湖周全てから竿出し可能なんです
から!!))。ランクがいることは実証出来たので、これからは腰を落ち
着けてじっくり開拓していこうと思っています。

 もし、これを見て久々子湖のハゼを狙ってみようと思われる方がいら
っしゃいましたら、厚かましくも身勝手なお願いが一つ。
 食べる分以外にも沢山釣れたら、是非、リリースしてやってください
ね。大振りのハリを使用することで飲み込まれずにリリースが可能とな
ります。多くのハゼが大きく育つ環境を出来るだけ保っていきたいです
ものねっ。勝手な話で恐縮ですが…。


魚体が横なんでよくわからないかも知れませんが、
久々のでかアタマでした!!以前のここでのセイ
ゴとは違って、全体的に美しく、キレイなコンディシ
ョンの良い個体です。
 数は難しいかも知れませんが、Bランク(27オー
バー)への期待も高まりますねっ。

[釣りデータ]
日時:'03.12.10 20:00〜22:30
場所:久々子湖
釣果:ハゼ8匹(26.6cm拓寸,16〜22cm×7匹)
エサ:アオムシ   


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