日時: '04.02.21 |
場所: 敦賀港 |
今週の日曜は中部協会の初釣り大会が三重県一帯で行われる。私は
本大会にエントリーしていないこともあって、今週末は釣り自体を自粛モ
ードと考えていた。しかし、あまりに天気の良い土曜の午後、夕方まで
の僅かな間ながら何とか都合をつけて、近所の様子を見に行ってしまっ
た。場所・時間的に竿を出すことに特に問題はないとは思うが、明日の
協会の大会にエントリーしてない分際で、と考えるとちょっと申し訳ない
気も…。
場所は先週、24cmながら一投だけでアイナメの型をみることが出来
た敦賀港。それが偶然か必然かを確認しにいくことに。
現地到着は15:20、基本的にこのポイントは足元狙い。釣り時間を1
7:00過ぎまでと考えているため、先客も居ないマイナーポイント。物量
作戦とばかりにサオを4本並べる。
仕掛けを投入して待つことしばし、アタリがないまま10分程経過。やっ
ぱり先週は偶然イキナリ釣れただけか〜、なーんて思っていたその時、
1本のサオ全体を揺らすような大きめのアタリ。
えっ!って感じで、にわかには信じられない。3度ほどアタリが続いたの
を確認してゆっくりと巻き上げにかかる。アイナメ独特のゴンゴンとした
首振りの引き!。水面近くに浮き上がってきたのはランクには足りない
ようだが、目測で27〜28cm程度はありそうな久々のマシなアイナメ。
だが何としたことか、抜き上げの際にバレてしまった…。
これはマズイ、ファーストタッチからバラシとは…。すぐさまそのポイント
に仕掛けを投入。10分ほどたって、またアタリ!。先程のアタリよりは
ちょっと小さい感じ。先の反省から、今度はしつこいくらいアタリを見送
って充分に喰わせる。頃合を見計らって巻き上げると今度はバレもせ
ず21cmの小振りなアイナメが釣れて来た。
但し、じっくりと待ちすぎたためハリをシッカリと飲み込んでしまってお
り、大量出血でリリースは不可能…。やむなくお持ち帰りとする。
その後も退屈しない程度にポツポツとアタリが出て、17〜21cm程度
のチビばかりながら3匹追加。いずれもアタリが小さかったのでバレて
もいいやとの判断で早めの巻き上げ。そのお陰で全てリリース可能。海
にお帰り願う。小さいながら久々にアイナメがまずまずのペースで釣れ
て来ることに満足、満足。
しかしながら、やっぱり初っ端にマシな型をバラしたことが響いているよ
うで、型が細かいものしか掛かってこない。一定の縄張りの中で、一番
大きなヤツが最初にアタックしてくるという典型的な根魚の習性を垣間
見た感じ…。そいつをバラすことによって警戒させてしまった以上、細か
いヤツしかこないのは止むを得ないところと自分自身に言い聞かす。と
なれば、夕マズメの活性化に期待。
その後、30分程度アタリがない状態が続く。時間を見ると17:00前、
ボチボチ納竿予定の時間。これがラスト、と夕マズメ時の活性化に期待
する。と、間もなく、わりかしマシなアタリ。これが最後ということもあって
飲み込まれても仕方なし(アタリも大きめだし、おチビちゃんではないだ
ろう)、しっかりお持ち帰りさせてもらおうとじっくりと喰わすことにする。
その内に小さめのアタリも出たりして一体これは?。
巻き上げてみると何のことはない、上バリに19cm、下バリに27cm
というダブルであった。ラッキーにも小さい方はクチ横のハリ掛かりでリ
リース可能。マシな方はじっくり待っただけあって、予想通りハリを飲み
込まれていたのでお持ち帰りとした。
結局、型不足ながら、2時間でアイナメ6匹(+バラシ1匹)。ここ数日
の好天のお陰もあってか、思ったよりアイナメの活性が高く、魚影も濃
いとの感触。これからの釣行に期待の持てる結果であった。
ということで、小振りながらも敦賀港に久々にアイナメが戻りつつあるっ
て感じです!!。ちょっと嬉しいですねー。
但し、アイナメは釣り荒れに弱い根魚の一種。せっかく戻って来てくれ
つつある状態なんで、皆さんも必要(食べる分)以外の魚や、型の小さ
いおチビさんでハリ掛かりの良いものはなるべくリリースしてあげてくだ
さいねっ。って、いつもながらの私の自分勝手なお願いでした…。
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ランク(30cmオーバー)には全然不足ですが、身近
なところにアイナメが帰って来てくれているようで嬉し
い気持ちになります。確実に戻りつつあるようです。
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[釣りデータ]
日時:'04.02.21 15:20〜17:10
場所:敦賀港
釣果:アイナメ6匹(17〜27cm)
エサ:アオムシ
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