2004年 データ詳細(お仲間編) 番外編

日時: '04.05.21〜22 
場所: 沖縄・久米島
釣行者: inkyoさん
<メール原文をコピー貼り付け>
4回目の計画でようやく具現化した久米島遠征。今回も半年以上前から仕事の段取り、根回しをして5/20〜5/24の期間は不在をアピールし年休申請を提出。

っとここまでは順調だったけど直前になり天気図には無情にも台風2号と3号が・・・そっそんなぁ〜。なーんて心配は無用でした。日頃の行いがよかったのか台風とすれ違いながら沖縄の久米島に到着。2日間ボートをチャーターしてのGTとマグロを狙いました。
 
釣行1日目(5/21)
今回は弟との釣行であったが奴はこれで6回目とのこと。前回と同じ兼城(かねぐすく)港からAM7:00出向。

船長とっておきのGTポイントがあるとのことで朝一はそこへ向かう。港の出口付近にあるリーフ周りで200mmのポッパーをキャストするも反応なし。

空港近くのポイントではナブラが立っていたもののヒットせず目測70〜80cmの魚は魚種不明。沖に浮かぶ島周りで弟に出たものの痛恨のバラシ。バーブレスフックなので暫くすると海面にポッパーが浮いてきて回収成功。その後反応無しの為1.5hr走り船長初というアメリカ軍の夜間演習場となる無人島へ。

もうすぐ干潮ということもあり真っ白な砂浜が広がっていて見とれていると船長よりOKの指示。すると弟の1投目から海面炸裂!ヒットしたのは70cm4kgほどのカスミアジ。船長はガーラと言っていたがロウニンアジ(GT)とカスミアアジを総してこう呼ぶらしい。ガッチリとフッキングしていて活性は高い様子。期待は高まるが後が続かず潮止まり。結局この日はこの1匹だけでわいはノーフィッシュ。イメージトレーニングはしてきたものの現実は厳しいなぁ・・・。

この日の夜は船長さんの妹がやってる居酒屋さんでご馳走になることに。「去年も来た人やねぇ」っと弟のことを覚えていたみたいで人懐っこい笑顔が印象的でした。

ステラ10000に6号のPEを300m+200lbのショックリーダー+250mm(150g)のポッパーを付け揺れる船の上から8ftのGTロッドを振り回していたせいか寝つきは最高!

 * * *

 
釣行2日目(5/22)
2日目はパヤオ(浮標)でのマグロ狙い。昨晩船長が2年前に釣った200kgオーバーのクロマグロの写真を見て鼻息を荒くしたけどこんなのが掛かったら・・・いらん心配でした。

久米島周りには20箇所程のパヤオがあり水深1000m以上の場所に2000m程のロープに重石を着けて沈めてあるとのこと。パヤオといってもドラム缶を浮かべたような大きさですが何の変化もない外海を回遊する魚にとってロープや浮遊物はちょっとしたドライブインみたいなところ。回遊魚の修正を利用した漁師さんの知恵ですな。

このパヤオのうち7箇所をAM8:00〜PM6:00まで釣船に開放してくれているのがありがたい。6〜8月は羽田から直行便が飛ぶとのことでマグロに魅せられたアングラーが大勢訪れることでしょう。

出港前に船長と作戦会議。#7パヤオは前日調子よく20Kgクラスが数本上がったとの情報があったけど片道2hrはちょっとリスクが大きいと判断。船長の漁友からの情報を元に#2→#3→#4パヤオを攻めることに決定。

AM7:00に出港し約30分、#2パヤオに到着。先行の漁師さんは20Kgのマグロを2本釣ったとのこと。魚探にも80m付近にいい反応がでていたけどとりあえずキャスティングで攻めることに。時折メータークラスのシイラがついてくるもののさすがに250mmのポッパーにはバイトせず。そのうち弟がイルカの群れを発見。船の近くまでよってきたり派手なジャンプしたり思わず拍手!。でも船長曰くイルカがいると2〜3日は釣りにならないとのこと。
 AM9:00を回っていたが船長からの提案で思い切って大移動。約2hr航行し#5パヤオへ。これが大正解!先行は1槽のみ。停滞前線の影響で4m近いうねりがあり確認しづらかったものの近ずくにつれ鳥山の下に波とは違った波飛沫を発見。

船長のOKの声とともにポッパーをキャスト。2,3回ポッピングした弟のポッパーが水しぶきとともに海中へ。ヒット!ヒット!竿がバットから曲がりドラグからジリジリと音を立てラインが出て行く。弟も負けじと両足を踏ん張り全身でポンピングしリフトする。ようやく浮いてきたのは10Kgオーバーのメバチマグロ。船長さんのギャフが一発で決まった。

足元に転がるまんまるとした魚体にがぜんヤル気が出てきた。

3〜4Kgのチビメバチマグロとチビキハダマグロを数匹釣った後に出たのは・・・今度も弟。パヤオ近くへキャストし船まで後20mくらいのところでガボッという音とともに一気に下へ突っ込む。弟はリーリングできず耐えるのみ。100m近く糸がでて少し速度が落ちたところでドラグを強めてポンピングする。少し巻き取るとそれ以上出されのやり取りが続く。10分程のファイトの末ようやく水面下に魚体を確認。船長が船のサイドボードを外し「ええ型やよ」のお言葉。ショックリーダーをつかみギャフを掛け船上に引きずり上げたのは20Kgはゆうに超える良型のメバチマグロ。う〜んデカイ!

この後わいのポッパーにもヒット!力任せにポンピングし10Kgクラスのメバチマグロをキャッチ。これ位ならラインをほとんど出さずにキャッチできるってゆーかドラグを締めたままで設定してなかったという話。

気が付くと6〜7槽の船が#5パヤオに集結してました。

この日は釣ったマグロを解体し宅急便で送るので15:00にはストップフィッシングとし帰港しました。陸に上がると船長の親戚の人が来てもらい手際よく且つ大胆に解体してから発送しおみやげとなりました。

二人で20Kgアップ×1、10Kgアップ×2、チビマグロ×6という釣果でした。ちなみに旅費は3泊4日往復航空チケット(大阪〜那覇〜久米島)、朝・夕食事、レンタカー(4日間)で約6万円、ボートチャーター料1日5万円/槽、パヤオ利用料5千円/日+おみやげで12万円程度ってとこです。

久米島初遠征でこの釣果はわいなりに満足しています。GTにはめぐり合えなかったもののまだまだでかいマグロが回遊していると思うとワクワクしてきます。このパワーゲーム、病み付きになりそうです。
 
教訓@ラインシステムは事前に組んで予備スプールを持参すべき。時間がもったいない。
   Aゴーヤチャンプルーは案外食べれた。
   B島民同士の会話は分らん。
   Cデジカメはバッテリーのチェックを忘れずに!


 



いやー、お疲れ様でした。TVなんかで見るパワー
GAMEそのまんまですねっ!!。レポートを拝見
させていただいて、私も同行させてもらったような
気分になりました。トップウォーターの豪快な様子
がヒシヒシと伝わって来ましたよっ。
 次回は是非、デジカメの画像をよろしく(笑)!!
(コメント−まさおぐ−)

[釣りデータ]
日時:'04.05.21〜22
場所:沖縄・久米島
釣果:メバチマグロ
エサ?:ルアー(ポッパー)


トップへ
トップへ
戻る
戻る