2004年 データ詳細 No.30

日時: '04.11.24
場所: 波松
11月14日の全カレ以降、好調というニュースしか聞こえてこない波
松。その一週間後の週末も、波松の主”り〜様”やBBSで御馴染みの”
やまたかさん”&敦賀サーフメンバー達からの「釣れたでぇ情報」で体が
ウズウズ…。しかしながら仕事の都合やHPへの全カレの模様UP等で
時間が取れず、皆さんの好釣果を指を咥えて聞くしかなかった。

これは近いうちに何とか参戦しなくては、と画策していたところ、今週水
曜だけがぽっかり会議予定がない。もうこの日しかない、と月曜に年休
届を提出、無事受理された。当日はたまたま?ちょっぽさんも年休(代
休だっけ?)とのことで久々にツルむことに…。

当日はいつもより早めの20時半に仕事を納め、準備に取り掛かる。予
報では晴れ、波の高さも0.5mとのことで、カレイ釣りとしては絶好の
条件。凪の波松で竿を出せるとは!!。いやがうえにも期待が高まる。

待ち合わせの午前0時過ぎ、ちょっぽさんを自宅まで迎えに行きいざ波
松へ。武生市内までは下道で、武生から丸岡までは例の割引実験の恩
恵にあずかるべく高速で。やっぱ¥500は安い!!。その後はコンビ
ニ等でウロウロしながらのんびりと北上。現地には2:30過ぎに到着。
流石に平日とあって周囲での先客は1台だけ。釣り座は選び放題、事
前情報が豊富だったんで正直迷う。車で行ったり来たりしながら、ちょっ
ぽさんと協議。結局一番初めに見たポイント付近で竿出しすることに。

浜の状況を見てみると。ん!、何が0.5mやっ。結構、波あるやん。こ
りゃ遊動天秤の使用はムリか?。まあ、せっかく来たんだし、取りあえ
ず釣り開始とばかりにちょっぽさんは右手に私は左手に分かれて歩く。

少しばかり歩いて適当に釣り座を構えて竿を並べていく。まずは遊動天
秤に丸セイゴorカレイバリ15号の1本針としユムシで攻め始める。第
一投完了は3:15頃。暫く様子を見るが、仕掛けは殆ど流されない。潮
が動かない時って釣果的にも結構微妙なのだがっ…。左右に潮が動か
ないものの、底ウネリはシッカリあるようで仕掛けのカラミが激しく、
中々思うような釣りが出来ない(ユムシエサであることも絡みを誘発)。
 夜明けまでに一発何らかの大物を!との期待も虚しく、アタリは皆無
で虚しい打ち返しの時間が経過する。その後、エサをマムシ・アオムシ
に替えてみるものの、結局、暗いうちは19cm程度のピンギス1匹だけ
…。7割程度の確率で絡んでくる仕掛けのメンテに追われただけであっ
た。ちょっぽさんはと言うと、何と一投目で28.4cmの丸々としたBラン
クキスとの携帯連絡あり。何てこったい。

寒くて虚しい夜の部が過ぎ、周囲が見渡せるようになったところで決
断。波気は相変わらずのため、全て先オモリのカレイバリ15号1本針
仕掛けに変更。結局いつもの波松バージョンでの釣りとなった。

 そして7:00、後方でドラグが一瞬「ジャーッ!」と一鳴き。あわてて竿
に駆け寄り、タックルを手に取るとミチイトが大きくフケている。おおっ、
いきなりの大判登場かっ!と色めき立つが、リールを巻けども巻けども
イトフケが収まらない。そう、切れちゃってました。ガクッ。

気を取り直して仕掛けをこしらえ直して再投入後、ちょっぽさんに連絡
すると、「多分、サゴシじゃない?」との事。沖合いを良く見ると居るわ居
るわ、波間にいくつかの銀白色の”へ”の字がっ。そしてちょっぽさんは
こう続ける。「マゴチのランク釣れたでぇ〜」、ええな〜っ。

こっちにもジアイが来ないかと携帯を切り、集中するもエサ取りも少な
い。黙々と巻き取りとキャストを繰り返すが魚ッ気がない。そして先ほど
のTELから30分するかしないかの内にちょっぽさんから携帯がっ。何
か釣れたん?と聞くと「とりあえず40オーバー、キープしましたっ!」
 えっ!!。マジかいなっ。携帯を切り、デジカメ片手にテクテクとちょっ
ぽさんの釣り座まで…。
 息を切らしてたどり着くとそこには満面の笑みのちょっぽさんがっ。

堂々の45.1cm、立派なCランク!!。こんだけのサイズだと羨ましい
というより、いいもの見させていただきましたって感じで素直に祝福!。
行きの車内でカレイ初Bを狙いたいって言ってたちょっぽさんだが、いき
なりのC、やったね、ちょっぽさん!!。
 ついでに先に釣れてたマゴチを見せてもらうと、これも45cmを僅か
に切るまずまずのサイズ。コイツもついでに記念撮影。

ちょっぽさんによると、このマゴチの前に、サビいていたら、いきなりガ
ツンと来て、セイゴの50cmも釣れたとの事。何と7:00〜8:00の間
に、スズキ・マゴチ・Cランクカレイと多彩な魚種で3本の大物!!本日
はまさに”ちょっぽデー”かっ。

かなりの元気とヤル気をもらって釣り座に戻る。しかし、相変わらずの
波気でかなり苦戦する。こりゃ1.5〜2mぐらいの波じゃないの!!

しかし、メゲずに打ち返ししていた9:00過ぎ、ついにカラ針とは異なる
底にへばり付くような独特の重量感。波松のイシガレイならではの手応
え。本命であることを確信。これが欲しいがためにここまで来ている。波
高の砕けに巻き込まれないように慎重にタイミングを見て巻き上げる。
引き波より姿を現したのは36cmのイシ、ちょっぽさんのような大判とま
ではいかないが、本日初の獲物がランクでホッとする。

釣り開始後、実に6時間目。ついに会いに来てくれたこの一匹がいとお
しくてたまらない。ここまで暗いうちのリリースサイズのキス1匹で、フグ
すら掛かって来なかった。事前の情報・釣況ではこんなに苦労するとは
思わなかった。もっと簡単にポツポツと顔を拝めると思っていただけに、
この一匹は嬉しかった。感謝、感謝である。
 針を外して、仕掛けを再投入。これからじゃ、とばかりに気合を入れ
る。するとまたもや手応えがっ、これも間違いなくカレイだろう。巻き上
げると1匹目より1cm程小さい。でも、余裕でランクあり!

この2匹めは実寸で35cmを僅かに切るサイズ。あんまりこのクラスは
拓寸が伸びないもので拓寸35.1cm(2〜3ミリ程度の伸び)であっ
た。このあと、暫くしてもう1匹30.3cmを追加、9:00〜10:00まで
の1時間に小さいながらもランク3枚、何とか格好はついた感じ…。

このあとは俄かに雲が厚くなり、雨まで降り出す始末。おいおい、波予
報だけでなく天気予報も外れるんかいっ。
 その後、納竿の14:30まで粘り強く釣り続けたが、後にも先にもこの
釣果だけ…。フグ1匹も釣れんかった。ちょっぽさんも納竿間際にカレイ
32.8cmを追加したのみ。
ということで波高・天候・釣れ具合?、納得行かない部分もあったもの
の、会社上がりから寝ずの12時間弱の平日の釣り!を、2人で心ゆく
まで楽しみました!?。
 と、いつもながらの頭でっかち尻すぼみの釣行レポートでした!!



結局、数も出ず予想以上に厳しい釣りでしたが、一瞬のジアイに何とか
対応出来たようで、型・数はともかく一応の結果が残せました。ジアイに
集中っていうのはカレイ釣りのセオリーですが、それを地でいくような釣
行でした。ちょっぽさんには釣果で大差つけられましたが、日々の仕事
を忘れて久々にリフレッシュ出来ましたよ〜っ。



写真右がちょっぽさんの釣果、左が私の釣果。ちょっぽさんの釣果がう
らやまし〜っ。ってことでちょっぽさんにちょっと意地悪?、この5匹のラ
ンクを一度に持って記念撮影を強制!?

でも、いい顔してますっ。ちょっぽさん、また行きましょうね!!



って、ことで私も撮ってもらいました。
何とか次こそは好条件のもと、大判が欲しいっ!!
[釣りデータ]
日時:'04.11.24 3:15〜14:30
場所:波松
釣果:イシガレイ3匹(36.0,35.1,30.3cm拓寸
    キス1匹(19cmリリース)
エサ:マムシ・ユムシ・アオムシ

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