2005年 データ詳細 No.5

日時: '05.02.20 
場所: 敦賀港
時折雪が舞う日曜の昼下がり(真冬に昼下がりって表現はイマイチ合
いまへんなぁ)、今週の釣行はもう諦めざるを得ないか!?って思いな
がらPCの電源を入れる。するとシトッチさんからのメールが入電っ。メ
インの用件はクラブ総会時に併催予定のミニ釣り会の要綱案(シトッチ
さん、幹事に名乗りを上げていただいて、ありがとうね!)だったのだ
が、文末に「本日午後からエサを使いに…」みたいなこと書いてあるじ
ゃなう。こりゃ、のほほんと自宅でグズグズしてる訳にはイカン!と負け
じ魂?がっ。

ってことで、シトッチさんのメールに触発されて敦賀港へ。三水さんでア
オムシ¥500だけ仕入れて、あちこちウロウロしてまわる。がっ、シトッ
チさんの姿は見えず…。まずは湾奥のポイントでサオを出してみようと
してみるが強烈な風!!。車が常に揺すられるような状態でオマケに潮
をカブる。落ち着いて釣りをする雰囲気にないためポイント移動。次なる
場所でサオを出す。

「第一投」とは言っても、爽快感や期待感とは縁遠いスタートフィッシン
グ。あまりの寒さと時折横殴りに降ってくる雪にサオを3本並べるのが
やっと。すぐさま車に逃げ込む。むちゃくちゃ寒い。気温は3℃ぐらいで
あるが、こんだけ風が強いと体感温度はものすごく低く感じる。こんな時
に釣りしてる自分って一体!?。
 冬だから気温が低いのは当たり前だが、さすがに輪を掛けてこんな強
烈な季節風の中でサオを出してるのは自分一人。なんだか笑えて来
る。わいは釣りに対する気持ちが人一倍強いんじゃ〜、筋金入りじゃ
〜、って自画自賛。と、暖かくなった車の中で、自身のテンションは上が
っていくが、サオ先は裏腹に風で揺れるのみ…。。

風の影響で三脚が使用不可のため、サオを直接地べたに寝かし、サオ
本体とリールのハンドル部分で接地させ、リールのベールやローラー
部・スプールエッジを上向きとし、大事な部分にキズが付かない形で安
定させるが、雪を伴った突風で、寝かせてあるタックルごと”ゴロン”と一
回転してしまう始末。だめだこりゃ…。

やっぱ、今日はここまで…、って観念しかけた時、風による揺れとは明
らかに異なる変化がサオ先にっ!!。ここまでアタリもエサトリも全くな
い状況。車から飛び出し、サオを手に取り慎重にきいてみる。するとク
クッと小気味いいツッコミ!!。ゆっくり巻き取りに掛かる。首を振ると
いう感じでなく、まさしく”突っ込み”だっ。アイナメじゃなさそう。
 さほどの重量感もないが、小物でもないって感触。この厳しい海況の
中で、アプローチしてきてくれたまだ見ぬ獲物に思いを馳せる。

本日、最初で最後かも知れないこの感触。もうすぐ見えてくるはずだ
が、少しでも時間を掛けて楽しもうと意識的にゆっくりとリーリング。天
秤が見えてきた時、そこから軽く横走りしようとする。いいねぇ〜。おっ、
マコガレイだっ。寒いのに元気なやっちゃなぁ。この1匹にこっちが元気
を貰う。
 抜き上げるとランクサイズには足らなかったが、敦賀港のマコガレイと
してはまずまず(というか、敦賀港内では20cm前後のリリースサイズ
が殆んどなんで、このサイズは貴重)の27.5cm。美味しそうなお土産
に思わずニンマリ。

結局、納竿の17:30まで、アタッたのも掛かってきたのもこの一匹だ
け。それでも、この天候と海況の中で型を見ることが出来、それもお持
ち帰り可能サイズだったって事で、気持ち的には癒される結果となっ
た。



ってことで、厳冬の海からの暖かい贈り物を一匹いただいて参りまし
た。真冬であってもこれくらいのカレイがソコソコ釣れる場所って、他の
地方には結構あったりすると思いますが、敦賀港では手の平クラスのリ
リースサイズならともかく、30cm前後のマコってなかなか釣れないんで
すよね〜。貴重な一匹に感謝してます。
 えっ、釣行のキッカケになったシトッチさん?。来られましたよ〜。15:
30頃からだったかな〜。横で仲良くサオ出してました(殆んど私の車ん
中で、二人でああだこうだと釣り談義だったか)。シトッチさんも、ちゃん
とアイナメをリリースされてましたがな(笑)。寒い中、お疲れさまでした
っ。またご一緒しましょ!!。




厳寒の海からの嬉しい贈り物でした。
確か、昨年のGW中にもこの場所でこれくらいの
サイズが釣れた憶えがっ。あと2〜3cmってとこ
が出ないんですよね〜。とは言え、敦賀港では上
出来のサイズという事で、おちょぼ口がカワユイ
マコちゃんに感謝です!!

[釣りデータ]
日時:'05.02.20 15:00〜17:30
場所:敦賀港
釣果:マコガレイ1匹(27.5cm)
エサ:アオムシ


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