<メール原文をコピー貼り付け>
今春の波松ランクボーズと4月月例(04.09)のまさおぐ氏釣果を目の当
たりにして、今年の頭の中はまだまだカレイ、アイナメモードが続いてい
た。そのような状態で迎えたGW、前半戦のプチ遠征は、カレイ狙いとい
うことで富山、少々アイナメ狙いということで、能登島まで行った。この
遠征、いつものことながらボチボチ、特にカレイは「釣り足りんぞー」とい
う感じであった。
そこで、GW中盤戦(5/3)は4月まで釣果がポツポツでていた九頭竜川
河口に行くことにした。ただし、例年、GWの5/3〜5はほとんどマイナー
なところでしか釣りをしないか全くしない。この時期、メジャーな釣り場は
どんなんであろう?と怖いもの見たさの気もあった。
現地到着は、混雑の中、釣り座確保を考えて朝5時前。ただし持参した
エサはプチ遠征に行く前(4/28)に購入したアオムシ2K\分。冷蔵庫に
入れると怒られるので、冷媒を当て当てしていたがヘロヘロになってい
た。連休とあって続々人がやってくる。ただし、皆、アジやチヌ狙いで、
外向きに釣り座をとっており、朝の時点では、内向き川側で竿を出して
いたのが、私とチヌ狙いのもう一人だけであった。エサはほとんどとられ
ない。
ところが何時の時点か、川向きにアジが回りだしたから大変なことにな
った。始めは、常連連中が集まり、マキエ効果で揚げていたが、そこに
回りから次々とおっさん参入(自分もおっさんなんやけどねー)。それま
で、自分の右側5mに入ったおっさんの投げ(ぶっこみ)竿に少しイラつ
いていたが(ここは流れが比較的あるんやけどねー)、左側に投げサビ
キのおっさん参入、「そんなところで投げたらどうなるかわかっとんか
ー」と心の中で叫ぶ中、遠慮なく真っ直ぐ投げ、また自分の荷物を取り
に離れたところ行ってしまった。当然、自分の竿3本とオマツリ、「すみま
せん」と言ってもらったものの完全無視、道糸も外させた。ここでどうし
ようか迷ったが、このおっさんに「川の流れ」を講義する気もなく、竿1本
を近投へと切り換えた。ところが根ガカリ、ここで切れ、竿をがんがんあ
おって高切れしてしまった。他の竿も上げた状態で、力糸を結びなお
す。何故かうまくいかない。そのうち落ち着き、「これも一つの釣り、今
日はここで予定の15時までどうなるかやってみよう」と腹をくくった。
しかしながら、左側のおっさんの攻撃は続く。その間、他の人のキスや
カレイの釣果も目に入る。モヤモヤとした状態の続く中、1本の竿をあお
ったら、何か手ごたえ。珍しいオコゼが上がってきた。それもスレだっ
た。そこで決断。この腐りかけのアオムシがあかんのちゃうか?竿を近
くまでサビキ、ゆあポート前のエサ屋まで調達に行った。1K¥。
帰って1本の竿をあおると手ごたえ。何やら茶色い模様が見えたが、上
げてみると30cmを超えるアイナメであった。ラッキー!!!腐ったエサ
も食うやん。とはいえ、捨てましたけど。そうすると心に余裕が出てくる。
左側のおっさんの攻撃にも余裕を持って対処(7,8回はからんだぞ!)。
右側家族とは3,4回。更にその右のおっさんとは2回。相手の同じ仕掛け
とからむので、ぐちゃぐちゃになる前に調整する。
そのうち、こつこつと懐かしいアタリ。33cmのマコガレイが上がってき
た。よく肥えたいいカレイであった。30分後、同じくカレイの微妙なアタリ
で、26cmヌマガレイ。久しぶりヌマガレイみたが、これはリリース。さら
にキスも上がってきた。そして、もう終わったかと思う頃、よく引くヌマガ
レイ30cmがあがった。その後、流れが早くなり、投げるのが少し難しく
なった。
気がつけば、堤防の上は釣り公園並の大繁盛。結構、皆さんゴミ袋を
持参していたが、それでもお決まりのレジ袋は置き捨てられたものが幾
つかあった。帰る人があれば、それを埋めるかのように続々、人が入っ
てくる。GWを改めて感じ、家路に着いた。明日のエサを残して。
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