2005年 データ詳細 No.22

日時: '05.08.17
場所 浦底
今年のお盆休みは、折からの不安定な天候といつもながらの殺生自粛
期間が上手いコト噛みあわず…、ということで、珍しく釣行せず終い。当
然ながら高まる「釣りに行きたい病」の症状&盆休明け=あ〜っ、また
仕事だっ、ていう心のストレスを治めるべく、仕事始め初日から平日半
夜を敢行。自分のコトは自分でケアしないとねっ。

お盆が過ぎたってことで、心置きなく釣りが出来ることに感謝。釣り場は
盆休前にアタリが楽しめた浦底と決めていた。盆休明け初日ってことで
会社の方はまだ年休を取ってる人も多く、全体的に上がりが早い。私も
初日からムリはせず、ってことで、珍しく20時前に会社を出ることが出
来た。

本日はまだ早いので三水さんが開いてる。マムシを1.5K¥とお願い
すると、お店の章ちゃんは「ムシの状態が悪くてゴメン、1K¥でええで
っ」と、言ってくれる。その気持ちだけ頂戴してお礼を言い、いざ釣り場
へ。

ポイント到着は20:35頃。平日だから誰も居ないだろうとタカをくくって
いたが大間違い…。さすがに釣り人は居ないが、ポイントの手前で花火
をしてる家族連れがいる。まあ、ささやかな花火を楽しんでる程度なん
で直ぐに終るだろう、って事で、ポイントまで荷物を運び、竿を2本伸ば
してスタンバイ。ところが暫くするとこの家族連れ以外に、近くの民宿を
数件貸し切っているのか、次から次へと人が歩いて浜までやってくる
…。ざっと数えると30〜40人!!。

それから始まったのが大花火大会…。打ち上げ花火はポンポン、ロケ
ット花火はピューピュー…。こりゃ、暫く収まりそうになさそう。当然、浜
はみんなのもの。釣りを楽しむことが出来れば、花火を楽しむことも出
来るワケで、文句を言えた義理ではない。ここは仕方ないってことで、ガ
マンすることにせねばっ。
 但し、海には船が浮んでいるのに、ロケット花火はあんまりとちゃうか
っ?、もし、引火したらどないするつもりやろ?、って思ってる最中に、フ
ラフラとおかしな方向に発射された1本のロケットが、私の2m前に着
弾!。さすがにムッとする。人数が少なけりゃコイツは文句の一つも言
いたいところだが…。

ガマンにガマンを重ねて待つ。ようやく人がボチボチと宿の方に戻り始
めた。さて、ようやくと思い、時間を確認するともう22時前!!。1時間
余りのタイムラグ。こりゃ悲惨やったな〜。

ということで21:50、本日ようやくの第一投。しかし、予想通りというか
何というか、あんだけ賑やかだった浜。魚も警戒してか、アタリがない
…。まあ、今日は久々に竿を出し、こうやってケミホタルを眺めていれる
だけでもONの字か、と気持ちを切り替える。とはいえ、不意のアタリに
も対応すべく、ドラグフリーに加え、タックルを天秤状態にしてアタリを取
る。

打ち返しをくりかえすこと30分。時折引っ付いてくるケムケムと、超特
大のヒトデ(手の端から端まで45cmはあろうかというビビリもん)。
 今日は花火やったし、しゃーないよな〜。と諦めかけたそのとき、不意
に竿先が舞い込み、ミチイトとタックルが一直線にっ!!。その後も間
髪入れずにドラグが鳴き続けるという迫力ある引き!。おっしゃ〜、来
たで〜。

ハリ掛かりを確信し、巻き上げにかかる。この小気味いい手応えは狙
い通りの良型キスだろう!。重量感もキスにしてはまずます。あまり期
待してなかっただけに嬉しさが込み上げてくる。巻き上げの最中もつい
顔がニヤけて…。

良型キスならではの軽いキュッとした引きを楽しみ、巻き上げていくと見
た目にも、こいつはイイっ!と思えるサイズのキスが浮いてきた。
 抜き上げて早速検寸、実寸で29.2cm(拓寸29.6cm)。今シーズ
ン初めての29cm台だっ!!。ラッキー、もう今日はこの一匹で充分で
ある。早速撮影と行きたいとこであるが、浜にはまだ5〜6名の宿泊客
さん方がタムロされている。暗いところでフラッシュなんて焚いたら、わ
ざわざギャラリーを呼んでしまうようなもの…、セコイ考えながら撮影は
後回しとする。

気持ちに余裕が生まれ、リラックスムードでアタったポイントに再投入。
程良く三脚上で天秤状態のバランスを取り、タックルから手を離したそ
の瞬間、またもや一気に竿先を下げ込む強烈なアタリ。こいつも断続的
にドラグを鳴かしてくれる!!。巻き上げにかかると、先のヤツと遜色な
い手応え。こいつも良型だっ!!。
 心地よい感触に満面の笑みで応酬!?。上がってきたのはこれまた
良型!。検寸すると先のヤツよりは少し小さいが、実寸28.5cm(拓
寸28.8cm)。思いもしないBランク連発!!。

この後は約1時間15分あまり釣果なし。ケムケムのみ…。もしかして花
火が小〜中型のキスを警戒させ、暫くしてパトロールに来た親だけが運
悪く針ガカリしたって構図?。そう思うくらい今晩は2匹以外には魚っぽ
いアタリすらなかった。まあ、小さいサイズのキスが釣れても仕方ないと
ころもあるし。

そういった意味では結果オーライ、花火さまさま?ってコトにしておこう。
ということで餌を使い切った23:30、満足の納竿とし、こっそりと乾燥し
かけた?釣果を撮影して帰路についた。



ホンマに花火が中小型を散らしてくれたのかも知れませんね〜。2匹釣
って2匹ともランク。それも型揃い。効率のいい釣りでした。あの激しい
竿先の入りと、いい感じのイトの出方。何回釣っても良型キスのアタリ
はドキドキ・ワクワクもんですね〜。




久々に良型が2本揃いました。
やっぱり、大型キスのアタリはサイコー!!。
この激しさが”小さな大物”と呼ばれ、数多くのキャスターに
愛され、目標とされるる所以のひとつですなっ〜。
私もソコに魅了されて、中毒になってるオメデタイ一人です
けれどっ!!。
[釣りデータ]
日時:'05.08.17 21:50〜23:30
場所:浦底
釣果:キス2匹(29.6,28.8cm拓寸
エサ:マムシ


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