2005年 データ詳細 No.30

日時: '05.11.13
場所 第83回 全日本カレイ 福井会場
本日は第83回の全日本カレイ。例年通り、我が敦賀サーフは福井会
場の責任担当。現地集合の5名(富山支部、福井支部、滋賀支部)を除
くクラブメンバーは、22:30敦賀某所に集まったのち一路北陸道へ。
途中でSA・コンビニと立ち寄り、受付・審査会場「道の駅 みくに」への
到着は予定通り日付の変わる0:00頃であった。

本日は全く雨の心配のない星空!。ここ一週間で(週明けの予報も含
めて)この日曜だけが奇跡的に晴れマーク!!。波も1.5m→1mって
ことで、全国でも屈指の大型釣り場”波松”を持ちながら、例年少なから
ずとも季節風に左右されることの多い福井会場、ここ数年記憶にないほ
どの好条件の下での大会となりそうだ。いやがうえにも期待は高まる。

そういった想いは本会場にエントリーされた方も同じようで、例年なら
我々敦賀サーフが到着する時間までに、5〜10台の車が会場入りされ
ているってところが相場?であるが、今回はすでに17台もの車が、事
前のお願い通り、きちんとルールを守っていただいて先着順に整列され
ていた。皆さんの本大会に賭ける気合が伝わってくる。嬉しさと同時に
身が引き締まる思い。

到着と同時に早速駐車誘導にかかる。正直、受付開始までの4時間は
長丁場であり寒さも身にコタエる。しかし毎回のコトながら、その間もエ
ントリーされた皆さんに挨拶いただいたり声を掛けていただいたりで、
暫しのお喋り。馴染みの人もいれば、初めてお話させていただく人も。
これもまた楽しいひとときである。
 そんなこんなで定刻4:00、受付開始。今年のエントリーは9協会・2
2クラブ・111名(毎回多数のエントリーをいただいてありがたい事と感
謝しております)。多数の人数ながら皆さん全員のご協力でズムーズに
注意事項連絡・受付と完了。4:30のスタートもマナー良く安全に出発
いただけた。

当然のことながら、敦賀サーフは全員の出発を見届けての最後尾スタ
ート。さて、どうするか?。今回も殆ど全員(約45台)が受付場所から右
折、イコール波松へ…。事前の話では他団体の方々がマイクロバスで
先に波松に入られているという情報も。
 会場責任なんで釣果は2の次で…、といいながらも、この好天。釣り
場は一杯で竿を出すスペースは無いかも知れないが、私も同乗のBBさ
んと共に波松へ向かうことにする。

海岸線に出ると、駐車&竿出し可能なスペースはほぼ満員(満車)、と
りあえず、車を停められる場所を探して人気の少ない北側へ…。車は
何とか納めることが出来たが、やはりこんな時間帯で空いてるスペース
だけのことはある。車の前方は”テトラ帯・降り場所ナシ”という素晴らし
い!?ロケーション。とはいえ、もう時間も無いし…。BBさんと相談の
上、少し歩いて浜に降り(といっても浜にはすでにケミホタルが林立)、
テトラ帯まで戻って、少々不自由ながらテトラ上から竿出しすることに決
定。
 車から荷物を降ろして歩き出そうとした時、BBさんが同じ駐車帯に駐
車されてた老夫婦のおばあさんから2〜3言、声を掛けられている。ど
ないしたん?と聞くと「先週、この前のテトラ帯でテトラに挟まれて一人
亡くなった(砂が陥没して埋まった!?)ばかり。絶対ここで釣りしたら
アカんで!」と言われたとのコト(もしかしてご遺族の方か?)。そういえ
ば、北詰まで行ったメンバーからは、浜に降りられる場所はあるもの
の、埋没してるテトラ上に砂が溜まっている状態で、下手に踏み込むと
陥没しそうな危険な状態とのことで諦めた、という話があったばかり。気
をつけねば…(これから波松に来られる皆さんも、大荒れ直後、いつも
の場所と違うポイントから浜に降りられる時は気をつけて下さい
ね!!)。

ということで、安全を考慮しテトラ上での釣りは明るくなってからというこ
とで、竿を出さずに暫しの待機。周囲が明るくなってきたとこで、初めて
竿を伸ばす。しかし、さすがテトラ帯。手前が堆積した砂で浅くなってい
るのと、前日からのウネリの残りで、結構な波気。やむを得ず先錘仕掛
けにチェンジ。そんな中、クラブメイトのちょっぽさんからTEL、「一投目
から33センチ釣れた〜」。えっ!?、こっちは一投目もまだなのに…。

当日の釣り座。こんなトコで竿出ししてたんで、翌日はヘンなトコが筋肉痛でした…。

遅れをとってはならぬ、とばかりに思い切って第一投!!と行きたいト
コであるが、いかんせん足場の悪いテトラ上からのキャスト(後ろは護
岸が迫っている)を強いられるため、へっぴり腰の手投げキャスティン
グ。3色がやっと…。かなりストレスを感じる。何とか竿3本を並べてアタ
リを待つが、竿先には何の変化もなく…。15分ほど経過した後、巻き上
げてみると全ての仕掛けにアオムシがたっぷりとそのまま…。



釣行の模様はここまででっ(爆)。いつもと一緒のパターンでしょ(笑)。
だって最後までこのままの調子だったんですもん。全カレ恒例の丸ボー
ズってヤツでした。

初っ端のちょっぽさんからのTEL、&その後の連絡によるちょっぽさん
の周囲の釣れ具合からすると、本日は全体的に好調で私たちの前だけ
×?、と思ってましたが、釣り中のりさるあさんとの情報交換・10時過
ぎからの徒歩による付近の様子伺い(中京サーフの皆さん、サーフ・ス
キッパーズのmotoさん・りきさん、神戸中央サーフのやまさん・hedai
隊長さん、釣りの最中にお邪魔致しました♪)した結果を踏まえると、例
年以上に釣れる場所と釣れない場所が極端だってコトが判りました。

やはり例年に比べて水温が高目であること(広島えのみやサーフ 大田
会長が計測した結果、18℃だったとのこと。あと1〜2℃下がるといい
のかも知れませんねっ)、加えて、当日は潮の流れが殆んどなかったこ
と(波松では珍しいくらい流れませんでした)などが、例年以上の場所ム
ラ&40UP出ずという、全般的にイマイチ感の残る結果に結びついたの
かも知れません。

但し、30オーバーのいわゆるAランク大物は33枚と、ここ数年では最
も多い数が出てましたので全くダメという感じでもなさそうです。しかしそ
の殆んどが30〜33cmというサイズ。昨シーズン多かった27〜29cm
クラスがそのまま居残って大きくなった!?という感もアリかな。まだ本
格的なシーズンインには少し早いのかも知れません。来週以降に期待
したいですね!!

<大会スナップ>

福井会場審査風景:今年は場所ムラのせいで?本賞の数が出た割に
は提出される方があまり集中せず、終始ノンビリムードでの審査でし
た。


・カレイの部 会場1位 39.4cm 佐藤氏(愛知黒潮サーフ)
※あと数ミリで40UPでした。惜しかった〜。とはいえ、全般的に型が小
さかった今大会、その中でこの1匹はず抜けてました。ご立派です!。


・カレイの部 会場2位 37.5cm 西岡氏(敦賀サーフ)
※今大会ではこのサイズも立派といっていいでしょうね。地元敦賀サー
フの面目を保っていただいたおとっつぁんさんに感謝です。おめでと!。


・カレイの部 会場6位 34.1cm 向氏(敦賀サーフ)
※御馴染みのちょっぽさん。型と順位は置いといて、一人でランク3枚
は今大会唯一だったかと。流石ですな!!。


・他魚の部 会場1位 スズキ72.9cm 植田氏(神戸中央サーフ)
※この魚をお昼11時に釣るかっ!?。数釣り名手のuenonekoさん、
大物師としても超一流でっ。全国上位入賞を期待しましょ!!。


・他魚の部 会場2位 スズキ64cm 駒村氏(高槻サーフ)
※受付前、初めてお話させていただきましたが、私の大先輩にあたると
お聞きしてビックリ!!。大会でもスズキの大物GET!。いや〜、先
輩、今後ともご指導、宜しくお願い致します(笑)。


・他魚の部 会場3位 ウシノシタ35.4cm 荻原氏(豊橋サーフ)
※今年は本賞は残念だったshiomanekiさん、でも他魚でしっかり提出。
確かしおさん、2年連続本賞40UPGETの前年もマゴチのランク出して
なかった?、そうだったら4年連続大物での福井会場審査カード提出で
すね。凄いっ!。

福井会場の結果詳細はコチラ →「’05 福井会場 結果一覧」

てな訳で、今年も参加いただいた皆さんのご理解とご協力で無事に大
会を終了させることが出来ました。会場責任者としてお礼申し上げま
す。本当にありがとうございました。
 また、多くの釣魚で会場を盛り上げていただきました。皆さんの釣られ
た魚が全国集計で少しでも良い順位に入られることをお祈りしておりま
す。皆さん、お疲れ様でした!!

[釣りデータ]
日時:'05.11.13 5:45〜11:45 
場所:波松
釣果:完全ボーズでっ…。
エサ:アオムシ、マムシ(マムシは使わず終い)


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