| 日時： '07.06.17 |
| 場所： 東浦海岸 |
| 本日は全サ・メインイベントの一つである「全日本キス」（通称：全キ ス）。昨年は結石で欠席というオヤジギャグにもならないツマラナイ展開 だったので、今年は参加出来ることにウレシサも人一倍。ましてや今回 はここ数年の若狭上中会場から地元敦賀会場へのエントリー。いつも の全キスとはちょっとばかり雰囲気が違う。 以前は敦賀会場専門だったが、今回は５年ぶりって事でちょっとばかり 勝手が判らない部分もあるので、少し早いか？と思いながらも２３時過 ぎに自宅を出発。受付・審査会場である「こどもの国」には２３：３０に到 着した。道中、ちょっぽさんから出口はトイレ前１本に規制されるとの情 報を確認したので、出口に近いところから順に整然と駐車されている先 着の皆さんの最後尾に車を着けた。 受付までは１時間以上あったが、同じく敦賀会場にエントリーされてい た鈴鹿サーフのＭさんやＨさん、中京サーフのゴンズイ親父さん・クラブ メイトのちょっぽさんらと楽しくお喋り♪。アッという間に時間は経過。受 付定刻の午前１時となった。 会場責任である中部協会・中京サーフの平野会長によって、競技説明・ 受付がスムーズに進められていく。おっ、神戸中央サーフの生タマゴさ んもお元気そう（受付後、わざわざ足を運んでいただき、挨拶いだたき ましてありがとさんでした！）。生タマゴさんに今日は○○？って探り （笑）を入れると、今日はちょっと”東浦へ”って予想外のお返事。ウム ム、チャレンジャーなっ！。 そういう私も”東浦”へ行き、本賞狙いの腹づもり。但し、殊勝なこと？ に事前にクラブメイトのシトッチさんと、大会なんで場所もあんまり占有 せんほうがいいよね！（あとから来られる方も居られるだろうし）というこ とで、通常なら一人のポイントを二人で分け合っての竿出しと計画。先 客さんが居られれば、その場で分かれて自由行動としようね！って話を つけておいた。 １：３０、安全に充分な配慮をいただいての手厚い中京サーフさんの交 通誘導の下、出発。皆が東浦・西浦、はたまた美浜・三方方面に向け 思い思いにスタートしていく。そんでもって私も出発。途中いくつかの”東 浦ポイント”を横目で見ていくが、どのポイントもまだ先客さんで一杯と いう感じではない。どこでも入れそうだ。そんならココで…、って浮気心 が湧いてくるが、そこは初志貫徹。第一候補ポイントへ。幸いポイントに も先客さんは居られない。車を停め、ポイントまで歩く。そして現地で予 定通りシトッチさんと合流した。 本来なら一人のポイントであるが、今日は２人でということなので、後腐 れ？ないように、お互いの攻めるテリトリー分けを決める。海に向かっ て右・左？さて、どっちにする？とシトッチさんに聞くと、「希望いってい い？。んなら右！」と言ってくれる。こう言う時は、お互い譲り合って、ど っちかが気を遣って…ていう場合が多いが、こうやってハッキリ意思表 示してくれるとありがたい。気持ちよく「ＯＫ！！」の２ツ返事。 それぞれが規定通りの３本を準備。順に投擲を進めて行く。第一投完 了は２：０７。いきなりシトッチさんのサオ先にアタリらしき変化がっ（”ア タリらしき変化”っていうのも、シトッチさんのケミホタル、暗くって（笑）。 聞くと先週使用のホタルとの事（爆））。思わず”どんだけ〜”って叫びた くなったが、ガマン・ガマンっと。 リーリングを興味津々で見ていると、２０ｃｍちょい越えくらいの本命キ ス。審査提出基準の２３ｃｍには届かないが、本日はクラブ月例（キス２ 匹長寸）も併催なので、早速のキープ。ええなぁ。 ここでクーラーに腰を落ち着けた時、一大事！？が発生。 沖目の障害物間際を狙っていたサオに明確なアタリ！！。よしっ、私に も来たかぁ〜！。腰を落ち着けたまま余裕持って見てると、２発目のア タリでサオ先が一気に持っていかれ、そのまま三脚ごと海中に転落っ！ （ドラグフリーにしてあったが、アタリの鋭さに重めのスプールレスポン スが間に合わなかった…）。とっさのことで、スッ飛びかけたサオ尻は何 とか手に掴めたが、哀れダイワの三脚は海中へ…。また最悪なことにミ チイトが三脚に引っかかっている。そんなことはお構いなしにギュンギュ ンと鋭い魚信がサオ先を更に引き込む！！。 三脚にミチイトが引っかかったままなので、ヘンにテンションが掛かり 切れてオサラバっていう最悪のシナリオは勘弁なので、やむを得ずベー ルを起こしてフリーにし、ヤツを少し走らせる。その時点でこの一瞬のド タバタ劇に気づいたシトッチさんが三脚を救出すべく、タモを差し出して くれる。 シトッチさんのお陰で無事に三脚を回収。三脚の手に引っかかっていた ミチイトを外して臨戦態勢！。おーっ、開始１０分で全キス終了かぁ〜。 家帰って寝れるぞ〜。 なーんてバカな思いは瞬時に吹っ飛んだ…。そう、障害物に巻かれて 万事休す…。 未練がましく、しばしタックルをそのままにしておくが、虚しい時間だけ が過ぎて。。。やむなく引っ張るが、高切れ…。全キスでの貴重な一匹 だけに大きく落胆。あの前アタリの後の一気の突っ込み・その後の手元 に伝わった、鯛系や鱸系のトルクフルな引きとは一線を画す断続的で 鋭角的なスピード感ある魚信は、まさしく大ギスのソレそのもの。オー、 マイガッ！！。ある意味、オイラの全キスは開始１０分で終わってしも た？？？。 しかしながら、持つべきものはサオと釣友！？。シトッチさんが優しく「お 互い１投目で平等にアタリがあったことやし活性高そうやから、まだまだ これからやって！！」と励ましてくれる。さすがは蕎麦の達人、言うこと が違う。。。含蓄ある”お言葉”に気を取り直してチカライトから結び直し て出直しじゃ。 しかーし、それからというものの活性高かったのはキスではなく、エサト リ（泣）。さすがは”蕎麦の達人”のお言葉。氏お得意のおろしソバの如 く、”甘い”話はナ〜シ。ピリリと辛みが効いている（こんなとこに効かさ んでも…）。うっすらと空が白みかけた４時前までの２時間弱、達人＆ヘ タッピな釣り師はエサトリとの戦い…。 そんな中、ちょうど岡山のキーヤンさんからメール入る直前、一投目 以来の小マシなアタリで２４．５ｃｍをＧＥＴ。何とか審査カードは提出出 来そうでホッと一安心。ヘタッピ釣り師が達人を一歩リード！！。 そして夜が完全に明け切った４：４０、めいっぱいフケさせておいたミチ イトが一気に張り詰め、サオ先に鋭い魚信！！（盛期のカレイ並みの豪 快さ）。こちらは障害物もないため、瞬時にイトを３ｍ・４ｍと送り込む。 がっ、それに間髪入れず反応するように、すぐさまピンとミチイトが張り 詰めサオ先が大きく舞い込む！！。 ヨッシャー！。これはモロたで〜。モロた…。ん、乗ってないやん…。 この時点で今年のワテの全キスは完璧に終了…。このあとはボート軍 団の襲来で満足に投げるコトすら出来ない状況にっ。テンション急降 下。。。適当にエサだけ使い切って、まだ頑張ってる”達人”より一足先 の午前７時過ぎ、軟弱なヘタッピ釣り師は諦めて納竿とした。 えっ、シトッチさん？。あの人はエライ！！。もう私の頭ん中では既に納 竿状態だった６時過ぎ、キッチリ２６ｃｍＧＥＴ。あのお方は蕎麦だけでな く、釣りも達人じゃった。最後まで諦めないアノ姿勢は見習わんとっ（ガ ○ドショートカット釣法だけはビミョーやったケド（爆））。また来年、リベ ンジさせてもらいまっさ！！。楽しい時間をありがとね〜。久々にゆっく りと仕事を忘れて楽しく釣り出来ただけでもホンマ、嬉しかったっす！。 ってコトで、全キス（＆月例）無事に終了しましたっ。まずは本日、敦賀 会場の責任クラブとして深夜〜炎天下の昼前まで長時間に渡りお世話 いただきました平野会長を始めとする中京サーフの皆さん、本当にお 疲れ様でした＆ありがとうございました。そして敦賀会場にエントリーさ れた皆様、お疲れ様でした！。 本日の敦賀会場エントリー数は６１名。釣況的にはサイズこそ出なかっ たものの、審査カード提出（２３．０ｃｍ以上）はソコソコありましたね〜。 ところによっては２４ｃｍ前後の良型を２０匹以上釣られてたって方も居 られましたっ。我が敦賀サーフも敦賀会場９名エントリー（他には能登 会場１名・若狭会場１名）のうち、７名が審査カード提出と、サイズはお いといて？カードの提出率（実に７割７分７厘！！）で捉えてみると、近 年にない好成績だったような気がします。それも私とシトッチさんが、同 一ポイントを分け合って竿出ししていた以外、他のメンバーは敦賀近辺 にそれぞれバラバラに散っていたので、平均的に至るところで良型が出 てたってコトが伺えます。 また本日は鈴鹿サーフのＭさんが２８ｃｍオーバーで本賞会場１位、神 戸中央サーフの生タマゴさんが５５オーバーのスズキで他魚会場１位 と、日頃から懇意にしていただいているお二方がご活躍されました。自 分のコトはさておいて？、それも凄く嬉しかったですね〜。Ｍさん・生タ マゴさん、会場でもお話させていただきましたが、改めておめでとうござ いましたっ！！。 |
 当日の私の全釣果でっ。何とか審査カードは提出（正式検寸でも ２４．５ｃｍでした）。全国順位が着くかどうかのギリギリサイズかな？。 但し、問題は月例会。キスの２匹長寸で２４．５＋２２ｃｍで下位に 沈みましたっ（笑）。もしかしたら例会検寸時、一番下の小さい方を ２匹目のキスとして間違えて検寸してしもたかも〜（爆）。 |
| ［釣りデータ］ 日時：'07.06.17 2:00〜7:15 場所：東浦海岸 釣果：キス３匹（２４．５ｃｍ、２１〜２２ｃｍ） ホウボウ１匹（リリース） エサ：チロリ・イシゴカイ |
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