2005年 データ詳細 No.31

日時: '05.11.28
場所 久々子湖
そろそろ恒例の久々子湖における良型スズキゲームの時期到来。全カ
レ終了以来、気にはなっていたものの、全カレの翌週に親爺が倒れて
しまい…。それ以降、会社〜病院を往復する日々。正直、釣りどころで
なかった。
 しかしながら入院も2週間を経過。容態も落ち着いてきたことから、1
1月28日の月曜、病院帰りのその足で久々子湖に向うことにした。

21時前に病院を出て、釣り場までの道中にある開運堂さんでアオムシ
を1K¥購入。現地には21:20の到着。さすがシーズン真っ只中、平
日ながら先客さんが居られるので、少し離れて釣り座を構える。

南風が強い中、3本の竿出し。丸セイゴ16号の1本針仕掛けにアオム
シをたっぷりと付け第一投。一発のアタリを待つ。時刻は21時半を少し
まわったところ。

アタリのないまま、20分が経過。先客さんと暫しお喋り。先客さんは竿
を6本出されている。聞くと夕マズメに60クラスを筆頭にバタバタと釣れ
たが、南風が強くなってきた20時頃を境にさっぱりアタらなくなったとの
こと。22時には納竿するってことだったので、後に入らせて戴くことにす
る。

22時前に先客さんが仕舞い始めたので、私も投入しっぱなしの竿を回
収に入る。何事も無く最後の3本目を巻き上げに掛かると、何やら釣れ
ている模様?。
 余りにも風がキツいのでアタリが判らなかったようだ。軽い締め込み
を見せて上がって来たのは46cmのセイゴ。もっと大きくなってきてから
また会いましょう!ってことでリリース。そうしているうちに先客さんは帰
られていた。

早速、ポイントを移動し改めて3本の竿を投入。まあ、このポイントも20
時以降はアタリなし、ってことだったので、ボチボチと様子を伺うべく、ゆ
ったりと構える。

投入して15分ぐらい経っただろうか。不意に1本の竿尻が豪快に浮き
上がる!!。おっ、何や〜、レスポンス早いじゃん(笑)。
竿尻が着地すると同時にドラグが重々しく断続的に唸りをあげる。おー
っ、この感じ、まさしく遠征以来の大物からのラブコールじゃ♪。

一色近く糸を出したヤツのハリ掛かりを確信し、ドラグを締めて巻き上
げに入る。手元には”ズシン”としたかなりの手応え。うん、この重量感
とファイト!こいつは間違いなく余裕でランク以上の良型スズキだ。ハリ
ス5号ってコトで、テンションを保ってエラアライさえ押さえ込めば、強引
に巻いても心配ないが、重量感と引きを楽しむためドラグを使ってやり
とりを行う。

あと一色、ってとこで一気の横走り。こりゃ強引に取り込まざるを得ない
なぁ〜ってコトで、引きを楽しむことを諦めてドラグを締る。一気にキメ
に入って海面に姿を現したのは、モンスター級とまではいかないまでも
この時期レギュラーサイズのスズキ。
 取り込んで改めてその魚体を眺めると、サイズ(長さ)はないが、体高
のあるグッドコンディション。確かに重量感と引きは見るべきものがあっ
たもんね〜。

非常にバランスのいい魚体です。引きもなかなかの手応えでしたぞっ!!。

会社(病院)帰りだったこともあってスケールを持ち合わせてなかった
が、手尺でも楽に70は超えていそう。それよりもこの立派な魚体(ここ
のスズキは全般的にスリムなヤツが多いが、タマに丸々とした個体も交
じっており、同じ長寸でもこのように体格のいいヤツの引きは格別!)。
長細いスズキは若干、頼りない感じがしないでもないが、このひし形に
近い形、ホントにバランスが取れててカッコいい!!。帰宅後の検寸・
検量では74cm(拓で74.4cm、最近拓寸であんまり伸びないんです
わっ(苦笑))・3.9kgと、長さはともかく、体形としては理想的な迫力あ
るNiceOneであった。

もうこの1匹で満足。その後はエサを消費するために打ち返ししてたよ
うなもの。釣れて来た38cmと42cmをリリースし、エサを使い切った2
3:30に2時間の釣りを納竿とした。


ってことで、Dランク一本の型を見れたってことで満足の釣行でした。い
や〜、体高のあるスズキってホント、やりとりも面白いし、なんたって文
句なしにカッコいいですよね〜。



帰宅後の検寸・検量の結果、実寸74cm・3.9kgとサイズの割
りに重量のある納得の一匹でしたっ。遊んでくれてありがと!!。

[釣りデータ]
日時:'05.11.28 21:30〜23:30 
場所:久々子湖
釣果:スズキ1匹(74.4cm拓寸
    セイゴ3匹(46,42,38cm:リリース)
    ハゼ3匹(16〜19cm:リリース)
エサ:アオムシ


トップへ
トップへ
戻る
戻る