2006年 データ詳細 No.4

日時: '06.05.21 
場所: 手の浦
GW以降、ようやく敦賀でも日中浜キスの便りが聞こえるようになった。
となるとそろそろ半夜で良型狙いでも!って気持ちになって来る。相変
わらず仕事は忙しい状況にあるが、これからまた一週間が始まるという
プレッシャー↑の日曜晩に釣行してみようという気になったってコトは、
体力だけでなく、気力もかなり回復して来たって証し。よっしゃ〜行くで
〜。場所はまずは手の浦でしょっ!。

と、5/14の晩に張り切って釣行するも、19:40〜23:00までの3時
間半弱、僅かにエサトリっぽいアタリを3回見ただけに終る…。まだまだ
回収した天秤・仕掛けは冷たく、水温が低いことを認識しただけに終っ
た(三水の章ちゃん曰く、磯は例年より3週間ほど遅れてるって話)。誰
一人として居ないベタ凪の浜を見た時はウキウキモードだったが、時間
が経つにつれて、その雰囲気のなさに、諦め&寂しいモードにシフト。エ
サも8割がたが齧られもせず…。やっぱまだ半夜は早い。

ってコトで、翌週は三重県で開催の協会大会ノーエントリーってコトもあ
って、連投するつもりはあまり無かったが、日曜の休日出勤を終え会社
を出たときの素晴らしい天気にいてもたってもおられず。この時間なら
協会大会も終了した後だし…。ってコトで2週連続の日曜晩釣行を敢
行。場所は勿論、手の浦でっ。

先週とほぼ同時刻の19時過ぎ、現地到着。今日もベタ凪&貸切状態
(この時点で、すでに先週の気配すらない雰囲気を思い出してしまう)。
しかし、南風こそやや強いものの、薄っすらと星も見え始めた快晴の空
に、気分は悪かろうはずがない。車から荷物を降ろし、ポイントまで歩
く。第一投は19:30、それからサオを計4本並べる。

さぁ、来い!!ってところだが、やはりアタリがない。一投目の回収分、
4本×2本針=マムシ8切れは全く齧られてもいない。まだ先週と同じ
パターンかっ?。そんな静かな海に向って、黙々と撃ち返し続ける…。

しかーし、1時間経っても2時間経っても、全くダメ。先週は3度ほど確
認出来たエサトリのアタリすらなし。当然だわな、マムシくんもそのまん
までご帰還だもの。エサトリも居ないとは…。先週よりもワケ悪いやん。
まだ先週はイイダコやヒトデ君も釣れたのに(フツーなら、鬱陶しいコイ
ツらも全く居ないとはどー言うコト!?)。先週より潮が動いていない事
だけは確かなようだ。完全ベタ凪・全くの沈黙を頑なに守り続ける”手の
浦”、そんな頑張らんでもええのに。

そろそろ使い残したマムシを海に撒いて…、と、諦めを入れた状態でぼ
んやりと4本のサオ先を見つめていた21時半過ぎ、ケミホタルが1つ、
まるでスローモーションを見ているように前のめりになっていく。予想も
しなかったその動きに暫しア然とするが、前のめりになったままで止ま
っているケミホタルを改めて確認し、魚がアタったんだ!と我に帰る。急
いでそのサオまでダ〜ッシュ!。

案の定、サオ尻が浮いた模様。ドラグフリー状態とは言え、すぐさまリー
ルのベールを起こしてイトをフリーにする。あんまり元気良くはないが、
ツルッ…、ツルッ…程度にイトが出て行く。波気は全くないので、何らか
の魚が掛かったことは確かなようだ。一発目が派手で、この弱めなイト
の出方だと待望のキスか?。いや、キスかも知れないがランクサイズな
らもうちょっと勢い良くイトが出ても…。寸足らずか…、それともシーズン
初めだからコレくらいでもランクあるか。なーんて、色々と考えながら
も、やっとシグナルを送ってくれた貴重な一匹を逃さないよう、慎重に対
応する。

さーて、今シーズン初の地元での良型キスちゃんよッ、カモ〜ン!とば
かりにベールを戻し、リーリングに入る。オヨヨッ、予想外の手応え!。
 こりゃキスじゃないな〜。クロダイ・セイゴが釣れるような波気ではない
し、と言うことはチャリコか!?。この手応えならAランクサイズはありそ
うな感じ。

キスじゃなくてもランクあれば何でもいいや!、とリーリング。ミチイトを
フリーにした時の弱々しいイトの出方でダマされたっ。本命とは異なる予
想外の手応えに顔はニンマリ♪。残り2色を切ったとこで手応えが軽く
なる。ありゃ?外れた?、いやいや横走りしてる、ってコトはセイ
ゴ!?。このベタ凪でセイゴとは思ってなかった為、てっきり赤いノンの
Aランクかと思ってたので、ちょっとガックリ。。。セイゴだとすると、この
手応えではランクあるか微妙なところだ。

”横走り”でセイゴだと判ってしまったので、強引に浜に引きずり上げ
る。予想通りサイズは微妙だが、体高もあり、まずまずのコンディション
の一匹にホッとすると共に、よくぞこの雰囲気で来てくれた!!と感謝
する。


検寸すると実寸で何とか51cm、ランクもんだった。ラッキー!!。ラン
クあると判ると全サ的にはセイゴと呼んでは失礼にあたる(笑)。一応ス
ズキくんです。49cmでセイゴ、50あるとスズキ、何だか魚さんには申
し訳ない気がするが(笑)。何はともあれキーパーサイズGETってことで
満足・満足。

当然、このあと必死こいて撃ち返すも、後にも先にもこの一発のみ…。
釣り場はシッカリと静けさを取り戻して。。。

23時、調達したマムシ2K¥を何とか使い切って納竿とした。



ということで、完全ボーズ2連発を覚悟した釣行でしたが、予想外の伏
兵に助けられた!?って感じの釣行でした。竿を出してれば何か起きる
かも、っていう投げ釣りならではの典型的な意外性の楽しみを再認識す
ることが出来ました。
 但し、本命のキスランクはまだ雰囲気なしでっ…。1週間後には、三水
の章ちゃんの言うところの3週遅れに相当するので、期待したいところ
ですがどうでしょうかね〜。釣れ出すと嬉しいんですがねっ。



[釣りデータ]
日時:'06.05.21 19:30〜23:00
場所:手の浦
釣果:スズキ1匹(51.7cm拓寸
エサ:マムシ


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