2006年 データ詳細 No.7

日時: '06.08.27 
場所: 石川・塩屋海岸
8/22午後、半日年休を取得し福井の病院へ向う。DIP検査の結果、
石の存在は認められずってコトで約3ヶ月に渡る”尿路結石”との闘
い?にもようやく幕!。但し、尿検査でまだ潜血が認められるようで「く
れぐれも痛み等が再発したら直ちに病院まで来て下さい」とのご注意を
いただいてしまった。がっ、何はともあれ”石”がないということで気分爽
快。7月末に排出したカケラの成分分析結果も出ており、シュウ酸カル
シウムが98%以上との事。典型的な「日本人の結石」の主成分らし
い。ホウレン草やキャベツ、紅茶・緑茶、チョコレート、アルコール類の
摂取は控えるようにし、水や麦茶・ほうじ茶等で水分を頻繁に取るよう
に、そして不規則な生活&ストレスは溜めないコトなど、アタマの痛い?
生活指導を受ける…。
 おっと、ここはヘルス関連のHPじゃない。釣りだもんね。釣り!!。っ
てことで、ようやくいつ起こるかわからない激痛の不安から完全に開放
っ。そんでもってタイミング良く?週末には我が敦賀サーフの担当で、2
006年中部協会のクラブ対抗キス釣り大会(年に一度のキスの数釣り
大会)。さーっ、当日に向けて段取りしないと!!。

と前フリはこのくらいにして、ここからは当日のレポでっ。

8/26 22時50分、クラブ集合場所である市内某所へ。定刻の23時
には、今回敦賀サーフからエントリーの9名全員が集合。大会会場であ
る石川・塩屋海岸を目指し、3台の車に分乗して北陸道に。
 途中、女形谷のPAで軽食&休憩タイム。そこで今大会にエントリーい
ただいている岐阜サンヨーサーフさん・東海サーフさんと順次顔を合わ
せる。簡単に挨拶をさせていただき、暫しの休憩の後再出発。加賀IC
を降り、続いてはコンビ二で人間のエサ(朝飯)を買い求める。結局、な
んやかんやで塩屋海水浴場駐車場へ到着したのは午前1時。駐車され
てる車の数からすると、すでにかなりのメンバーが到着されているよう
だ。聞くところによると、昨年同様、他の団体の方が20〜30名ほどマ
イクロバスで来られ、一足先に例会を開催されているとのこと。相変わ
らず塩屋は根強い人気である。見上げると今夜も満天の星空。雨の心
配がないっていうのが運営側にとっても嬉しい。

受付までの1時間もアッという間に過ぎ、定刻の2時、集合をかける。協
会長の挨拶を受けたあとルールの再確認・注意事項と進めていく。本
日は冒頭にも記したように、年に一度の数釣り大会。竿1本のみでキス
を釣りまくるっていうことで、もちろん、私の得意な分野ではない。個人
的にも年に1〜2回しかやらない数釣り。とはいえ事前の情報では、現
在の塩屋はかなり好調とのコト。大会を開催する以上、たくさん釣れる
ほうが盛り上がるに決まっている。期待したいところ!。

エントリーいただいた各クラブのメンバーさんの協力もあって、受付(と
いうより注意事項)はスムーズに進捗。2時10分過ぎには、各自釣り場
への移動をスタートさせることが出来た。

競技は第一投午前3時厳守。午前9時には審査会場である駐車場に帰
着していただくルール。我々敦賀サーフは、早々に帰着して審査の準備
に取り掛かる必要があるので、クラブメイトには遅くとも午前8時20分
には駐車場に戻ってくるようにお願いする。

さて、無事に皆を送り出したところで次は競技だ。昨年は約小一時間掛
けて塩屋海岸のお隣の片野海岸近くまで歩いて”ど”ハマりした。今回
は歩くのはホドホドにし、塩屋の有名ポイントである”ポール前”付近で
竿を出すつもりである。
 しかしながら、先客(団体さん)あり&会場責任者で最終出発というこ
とで、あまりいいポイントには入れないだろう、と半分諦めの気楽な気持
ちで、inkyoさん、おしげさん、マス吉さん、とっぽさん、シトッチさんの6
名一緒に、遊歩道を最後尾で出発。

事前に私と同じく”ポール前”を目指す!と言っていたちょっぽさんは、
一足先に浜の方から出発した模様。がらっぱさん、シカ太郎さんも浜側
からスタートしたようだ。

20分ばかり遊歩道を歩いただろうか。inkyoさんとおしげさんと私は浜
に出るべく小道に。マス吉さんととっぽさんとシトッチさんは思案の挙
句、もう少し進んでから浜に出るとのことで2手に分かれる(これが運命
の分かれ道!?)。

inkyoさんを先頭に、浜を見下ろす丘に出て仰天(というか、予想は出
来てたけど…)。見渡す限りビッシリとケミホタル。3本竿が多いので、
先客さんがかなり入られているようだ。少し浜を北上しながら様子を見
ていく。しばらくすると少しスペースの空いている場所がっ。inkyoさんと
おしげさんはここでヤルとのコト。私はひたすらポール前目指して、浜を
さらに暗夜行軍。持久走なみの胸の苦しさを憶えながら、ポール前へ。
案の定、先客さんが入られている。ポールを少し超えたところで、竿1本
なら両隣の先客さんに迷惑がかからないだろうというスペースを発見。
間に入れてもらうことにする(病み上がりの体にこの浜行軍はキツイ
っ)。荷物を下ろし、携帯を手にすると時刻は午前2時45分。競技開始
まではちょうど良い時間かもっ。

日頃、殆ど数釣りは嗜まない私であるが、今回だけはNewウエポンの
お陰で少しばかり楽しみがある。といっても、暗いうちは昨年も一匹も釣
れなかったので、どうせなら、ランクものでも拾えないかと、明るくなるま
ではのんびり置き竿で狙うつもり。ってことで、まずはカレイ14号の2本
針仕掛け&マムシをチョイス。準備万端で定刻の午前3時を確認し第
一投。

簡単にはこないだろうと思っていたが、本当に来ない(笑)。海況的には
ベタ凪の部類。にも関わらずサオ先まで伝わってくるようなアタリは皆無
…。シビレを切らし仕掛けを上げると、エサはスッカラカン。この繰り返
しで2時間あまり…。アッという間に周囲が明るくなってくる。とりあえず
1K¥用意したマムシを無理やり使い切って(結局、暗いうちはフグ1匹
だけだった)、区切りをつける。周囲が完全に明るくなり切った5時半、
遊動天秤→デルナー27号、カレイ14号の2本針仕掛け→市販のキス
8号・5本針仕掛け、エサもマムシ→イシゴカイに…。手持ち竿での”キ
ス数釣りスタイル”に変更して改めての第一投。さー、いよいよNewウエ
ポンの威力・性能を試す時が来た!!。

両サイドの先客さんに迷惑がかからないようにコントロールを重視して5
色地点へ投入。糸フケを取って、4色目をゆっくりサビき始め…。「ブル
ルッ!!」。おーっ、イキナリ”波口”でキスが喰ったような明確なアタリ
が手元に伝わる。さすがじゃ!、この”感度”は私が期待していた以上
のもの!!。続いてまたブルルッ。そして少しサビくと三度目のブルル
ッ。本日は穏やかな海況であることも要因のひとつであると思うが、4色
先でのアタリがこれだけ明確とはっ♪。
 三度のブルルッを体感し、その後3色まで引いてくるが、新たな鼓動
は聞こえず。残り2色でリーリングし回収。おーっ、アタリ通り3匹付いて
るジャン。しかも15cm前後のピンギス。4色先のこのピンギスのアタリ
がこんなにハッキリと伝わるとは…。そして3匹っていうのもバッチリ判
ったし。5本針で3匹とは悪くないスタート!。釣果とNewウエポンの期
待通りの性能とが相まって、数釣りスタイルに切り替えた第一投目で顔
が自然にほころぶ♪。

数釣りに切り替えた第一投で3連。まずまずのスタートです!。

その後はご機嫌な釣り。4連、4連と続く。そのうち5連パーフェクトも。
型が小さいのが物足りないが、フグに邪魔されることもなく快適な釣り
が続く。途中、犬を連れて散歩にやってきた地元・塩屋のおじさんとしば
し談笑。「今日は何?大会でもやってるの?、いつもに比べて凄い人
…」、数釣りの大会を開催してることを告げると、「昨年は全国大会があ
ってな〜」と、多分、昨年の”東西100人会”のことだろう。ご自身は釣
りはされないが、見るのは好きと言われる。「今日は全般的にまずます
釣れてるようやわ」「でもアカンとこもあったな〜」、などと、大会運営側
からすると気になる他所の釣れ具合を伝えてくれる。話によると相対的
に釣れてるようなのでホッとする。そんなこんなと話しながら、釣りを再
開。おじさんの見てる前でも4連。するとおじさんから「アンタ、サイコー
やわ!」と拍手をいただき、単純な私は気分良く…。

そのうち、パーフェクトもっ!!。やっぱ嬉しいっ。

今回のステージ、往年の名ポイント”通称ポール前”。

気づけばすでに7時、数釣りスタートしてから1時間半が経過。ここで納
竿時間を7時半と設定。移動時間も考え、他の人より1時間は早く納竿
しないとっ。まあ、もう30は楽に釣れてるだろうから、とりあえず格好は
ついてるハズ。7時20分、ラスト1投でも4連。相も変わらず良く釣れ
る。2時間弱で40は超えたようなので、7時半には迷わず納竿とする。
 途中で隣に来られた中京サーフのSさんにも「せっかく良く釣れてるの
に早く仕舞わなアカンのって大変やね〜」と、声を掛けていただくが、大
会運営者でありながらこんだけ釣らせてもらえれば満足!。「良かった
ら私の後に入られませんか?」とお返事して、気持ちよく納竿とした。

その後、まだ皆が釣られている様子を見ながら浜を審査会場方向へ南
下。途中、ちょっぽさんの釣り座と、ディフェンディングチャンピオンであ
るO島さんのところで寄り道し、8時7分には審査場所へ帰場。間もなく
シカ太郎さん、ちょっぽさん、シトッチさん、マス吉さん、とっぽさんと帰っ
て来られ、約束の8時20分には敦賀サーフ全員が帰着。審査の準備
を進め、定刻の9時前には審査を開始。エントリーいただいた皆さんの
ご協力も充分にいただいて、円滑に大会を終了させることが出来た。

穏やかな海況の下、いい釣りが出来ました。塩屋の海に感謝です。

結局、実質2時間の間素針を引くことなし。常に3〜5匹のハリ掛かり。
フグにハリスを切られることも一度もナシ。こんなことは今までありませ
んでしたなっ。検量の結果、46匹(時速23匹)。滅多にやらない数釣
り、当然手返しも良くなく、ましてや、途中おじさんと話しながらの時間も
ありながらのこの釣果。これで手返し良く、8〜10本針の多点仕掛けを
使いこなせていたら、2時間で”束釣り”(時速50匹)も可能だったか
も!?。おかげさまで、結果的には個人戦の入賞もさせていただきまし
たっ!!。

と、釣果には恵まれてなかなか面白い釣りが出来ました。がっ、ズボラ
な私にはやっぱり置き竿スタイルでの型狙いの方が性に合ってます。数
釣りは年に1〜2回しかやらないからまたいいのかも知れません。いつ
もならリリースするサイズ(ハリ掛かりすらしないサイズ)のピンギスくん
をお持ち帰りするのはどうも…。ピンギスくん達、ごめんなさいねっ。で
もこれからも年に1〜2回は遊ばせてくださいなっ!!。


さてさて、大会の結果のほうですが、釣れ始めの時間はどのポイントで
も5時半頃からだったようで、参加者全員が帰りの審査場所への移動
時間も考えられて、8時半頃には納竿されたようです。ということで私の
ように早仕舞いした人は2時間、他の人も実質3時間という短時間の競
技時間だったこともあって、期待された”束釣り”までには至らなかった
ものの、個人戦は中京サーフの山本氏が72匹で優勝!!。また我ら
が敦賀サーフからも、ちょっぽさんと私が上位入賞することが出来まし
た。全般的にも昨年に比べ良く釣れており、参加いただいた方には”競
技そのもの”を楽しんでいただけたのではないかと思っております。

以下、個人戦の結果は次の通り。

<個人戦>入賞分(参加者の上位20%:11位まで)を掲載
第1位 72匹 中京サーフ 山本氏 
第2位 52匹 三河サーフ 阿部氏
第3位 52匹 中京サーフ 平野氏
第4位 49匹 敦賀サーフ 向氏
第5位 48匹 中京サーフ 伊藤氏
第6位 46匹 敦賀サーフ 小倉
第7位 44匹 一宮サーフ 奥島氏
第8位 43匹 中京サーフ 富安氏
第9位 42匹 中京サーフ 高野氏
第10位 39匹 中京サーフ 鈴木氏
第11位 37匹 三河サーフ 鎌田氏


個人戦・優勝された中京サーフ山本さん、数的にもアタマ一つ抜けてましたっ。おめで
とうございます!!。

第2位の三河サーフ阿部さん。いい顔してますっ。この青空と合ってますよっ!!。

第3位の中京サーフ平野さん、お疲れ様でしたっ!。今回の中京さんは凄かった!。

第4位の敦賀サーフちょっぽさん。上位おめでと!!。ちょいワル小爺気味!?。

第5位、中京サーフ伊藤さん。顔がよく写ってないですね。ゴメンなさいです。

続いて団体戦の結果ですが、個人戦でも活躍の目立った中京サーフさ
んがブッチギリの優勝でした!!。おめでとうございます。

団体戦優勝の中京サーフ平野会長。自らも個人戦3位と大活躍でしたしね〜。おめで
とうございます!!。

<団体戦>
第1位 中京サーフ 31.92匹/人
第2位 東海サーフ 27.33匹/人
第3位 敦賀サーフ 26.67匹/人
第4位 三河サーフ 25.71匹/人
第5位 一宮サーフ 25.00匹/人
第6位 岐阜サンヨーサーフ 6.00匹/人

我々、敦賀サーフは競技時間こそ短かったものの、全員の頑張りで昨
年の無残な最下位から挽回。2年ぶりのAクラス復帰を果すことが出来
ました!!。お疲れさま〜。



ってことで、’06年度の協会・クラブ対抗キスも、参加いただいだ皆さん
のご理解とご協力のお陰を以って、スムーズに運営・無事安全のうちに
に終了することが出来ました。本当にありがとうございました。この場を
お借りして、改めて御礼申し上げます。

残暑厳しい中、多数ご参加いただきまして本当にありがとうございました!!

また敦賀サーフのメンバーには当日の運営に尽力いただきました。感
謝したいと思います。敦賀のみんな、ありがとね!!。また、来年もヨロ
シク!!。

ココの画像はなしでっ。
[釣りデータ]
日時:'06.08.27 3:00〜7:30
場所:石川・塩屋海岸
釣果:キス46匹(ピンギスばっかでっ…)
エサ:マムシ・イシゴカイ


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