2006年 データ詳細 No.12

日時: '06.12.2 
場所: 久々子湖
本日は今年最後となる12月のクラブ月例。12/1 17:00〜12/3
 11:00までという長丁場。審査基準は全サ指定魚一匹のAランク比
によるポイント制であるが、時節柄、カレイが順位優先となるルール。波
松や今期好調の”シマ”でカレイ狙いといきたいトコロであるが、私自
身、今回も諸事情により竿出しは無理と半分諦めかけていた。

そんな12/1、金曜晩の23:00。シトッチさんより携帯に「湖、誰もい
まへん」とのメールをいただく。えっ、先週、かなりの重傷!?を負った
ハズのシトッチさんがサオを出してるのに、ワテは竿出しもせーへんの
か…。仕事&諸事情とはいえ、2ヶ月半も竿出しせずにこのまま今年を
終るのか?。

そんな葛藤(って言うほど、大そうな話じゃないけど(笑))の中、夜中の
数時間・近場なら!ってことで、急遽例会に参戦出来る?ことに。早速
シトッチさんに連絡を入れ、今からそちら(久々子湖)に向かうと伝え
る。

今の時期の久々子湖、例年ならスズキゲームが楽しめる時期ではある
が、今年はサッパリの模様。私自体竿出ししていないが、先週末に様子
を伺っていたちょっぽさんからは、夜半前から明け方まででチビセイゴ4
匹しか釣れなかったと聞いていた。しかーし、たとえ月例順位が掛かっ
ているカレイ狙いでなくとも、また、スズキサイズの回遊が期待出来なく
とも、2ヶ月半振りに竿が振れるということで、それだけで心がウキウ
キ!。アオムシ1K¥だけ持って現地にと急ぐ。

現地に到着すると、シトッチさんの話通り誰も居ない。ちょっぽさんが釣
行した先週金曜の晩も殆んど人が居なかったとのコト。やっぱり今年は
釣れてないんだな。年々、ウワサがウワサを呼んで、釣り人が増え続け
る久々子湖ではあるが、やっぱ釣れない時は人が居ない。ホント、ゲン
キンな釣り場である。

シトッチさんに様子を聞いてみるも、まだ釣果ナシとの事。私も釣り座を
構えて早速の第一投、と行きたいところだが、全く準備が出来てないの
で、まずは仕掛け造りから(笑)。シンプルな丸セイゴ17号の1本針仕
掛けをとりあえず4セット作成。アオムシ5匹掛けとし、久々の「投げ釣
り」スタートっ。第一投は日付が12/2に変わった0時過ぎ。2本目の
サオを準備していると、投げたばかりのサオに小さいながらもアタリが
出ている。フリーにしているドラグからチリ、…、チリ、…、と僅かづつな
がら糸も出ているようだ。2本目の竿を投入した後に巻き上げに掛かる
と、辛うじて何かついてる?といった感触。回収すると、ウグイと見紛う
ようなチビセイゴが釣れあがった。サイズは28cm(トホホ)。勿論リリー
スサイズであるが、例会なので不本意ながらとりあえずキープ。そいつ
をクーラーに放り込んだあと、再投入&隣の竿を回収すると21cmクラ
スのハゼ。コイツもリリースクラスだが、例会はランク比ということで、大
物基準が25cmとなっているハゼは貴重なポイントゲッター(爆)。ここ
で28cmのチビセイゴとはサヨナラだっ。ここまで2本投入して、それぞ
れに小さいながらも魚がついて来た。こりゃどんだけ釣れるんやっ。こ
の後、起こるかもしれないドラマを楽しみに、3本目・4本目の投入を済
ます。

一息ついたところで、痛々しい足を引きずりながら私の釣り座まで遊び
に来てくれてたシトッチさんが、一番左の竿にアタリっ!と教えてくれる。
どうせコマいセイゴかハゼでしょ、とは思ってみるものの、ここんとこ”シ
マ”で大判釣ってるシトッチさんの「カレイみたいなアタリやったでェ〜」
っていう表現が妙に説得力?があり、巻き上げてみる。がっ、スカを喰
らった(笑)。でも、何でもイイっ。こうやって久々に竿を出せていること
がとても心地良い。

その後はアタリが遠のくも、シトッチさんとアレやコレやと世間話&シトッ
チさんの釣り座に伺って、痛めてる足をいたわった微妙なキャスティン
グに爆笑させてもらったり(シトッチさん、ワラってゴメン!(笑))と、楽し
い時間を過ごさせていただいた。

肝心の釣りの方は、第一投目以外、アタリがサッパリ…。エサがそのま
ま戻ってくる状況が続く。時折、セイゴ・ハゼが釣れてくるものの僅かに
サイズUPする程度。時折の稲光とゴロゴロという音、そして寒さが徐々
に外に居ることを億劫にしていく。そして2:00過ぎ、寒さしのぎで入っ
た車の中でふと記憶を失ってしまった…。

気がついたら3:30、1時間余り寝てしまったようだ。そそくさと外に出
てみるが、サオ先は平静をとどめたまま…。今日は大物の回遊の雰囲
気ナシやな〜。シトッチさんの方を見ると、マメに撃ち返ししている。負
けずに巻き上げてエサ替えじゃ!。回収した4本の竿のうち、2本に33
cmのセイゴと22cmのハゼが付いていた。

こんな30cm前後の赤ちゃんサイズばかり…。お話になりませんっ(笑)。

エサも僅かとなり諦め半分で最後の一投とした4:00過ぎ、一番手前の
竿に本日一番の明確なアタリ。”竿尻が浮く”までとは行かないが、サオ
先を押さえ込んで、ドラグが重々しく一鳴き、二鳴き!。おーっ、来たか
〜。

ところが竿を手にすると、ソコソコの重量感こそあるものの、スズキ独特
の荒々しさが伝わってこない。もしかしてコ、コイツは…。

そーです、過去の私の久々子湖の釣行模様をお読みになっておられる
方はもうお判りでっ。70オーバーの天然青ウナギくんでした。私は食さ
ないので、勿論速攻でリリース(んでも、この青ウナギ、好きな人にはタ
マらない様でっ。実際、三方五湖湖畔にはこの青ウナギ専門料理店も
かなりあります。かなりの高級魚っ)。

てなことで、納竿とした4:30までの実釣3時間。セイゴ27〜33cm×
5匹、ハゼ19〜22cm×5匹、ウナギ70オーバー×1匹の釣果であっ
た。



ということで4:30には、車で気持ち良さそうにオヤスミになっていたシト
ッチさんに、気持ちの中で”お先”とご挨拶して釣り場を後にしました。釣
果はパッとしませんでしたが、久しぶりに釣りを楽しむことが出来て嬉し
かったです!!。

んでもって、12/3の11:00〜 例会審査が行われました。例会の方
は、本命カレイ狙いで土曜の午前中半日だけ、という僅かな予定でシマ
に渡られたちょっぽさん・がらっぱさんが、しっかりと本命を仕留められ
優勝・準優勝されました。しっかしこの2人、土曜の早朝からお昼のテー
マソングまでというホンマの半日だけの釣りに往復5時間の行程(当人
達に言わせると、「釣り」は”ついで”の話で、土曜の昼飯として「能登の
カキ」を食べにいったのが主目的!とのコトですがっ(笑))。それでもっ
て、狙いのサイズを持ち帰ってくるのですから、ご立派でっ!!。

当初から、土曜午前中だけの半日という予定で、わざわざ能登島まで足を延ばして竿
を出されたちょっぽさんとがらっぱさん、それでシッカリ大物GETなんだからサスガで
す!!。特に優勝のちょっぽさんは迫力の大判(余裕のCランク大物)でしたっ。うー
ん、ホンマ、今年のシマは凄いでんな!!。
ここへの画像ハリコはなしです。
[釣りデータ]
日時:'06.12.2 
場所:久々子湖
釣果:セイゴ5匹(26〜32cm)、ハゼ5匹(19〜22cm)
    ウナギ1匹(70cm)
エサ:アオムシ


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