2007年 データ詳細 No.17

日時: '07.09.09 
場所: 東浦海岸・久々子湖
本日は「協会夜釣り大会」。東海サーフさんのプロジェクトで行われ、競
技時間は午前0時〜、審査時間は午前10時30分〜。審査基準はキス
+他魚(全日本サーフ指定魚)の2匹長寸(キス+キスは可、スズキは
大物基準以上(50cm以上))で競われ、竿は3本までOKというルー
ル。

基本的な作戦としては、まずキスを2本揃えて審査提出を可能とし、あ
わよくば他魚をGETして上位入賞を狙うという魂胆(笑)。過去の協会
大会の実績からすると、キス+キスで50cmをクリア(25cmクラスの2
匹揃え)すれば、何とか入賞圏内に滑り込むことが予想されるので、ま
ずはここらへんを最低限の目標と定める。

当日は台風の名残&湿った南からの風が流れ込み、波は2→1.5cm
でウネリを伴う、といった予報。あまり釣況として好ましい状況ではな
い。加えて土曜午後8時頃から雷を伴う雨が降り始める…。なんとか雨
のほうは午後10時過ぎには止んだ模様。

基本的に受付のない大会は、地元の我々が場所取り的に先にポイント
を抑えてしまうっていう風にだけはしたくないため、ある程度遠方から来
られる協会員さんが、午前0時の開始時間をにらんでこちら方面に到着
されるだろうという時間帯を予測して、遅めに自宅を出発することにして
いる。ってことで、当日も23時頃に自宅を出発。

狙いはまずキス。それも23〜24cmクラス2本では、ちと入賞は厳しい
かも〜(これくらいなら皆持ってくる可能性大)、ということで25cmクラ
ス×2を基準に、ここんとこ低下気味ながらも実績ある東浦へと向か
う。がっ、ちょっと出発が遅かったのか?それとも一般愛好家の方が沢
山おられるのか、どこもかしこも満員札止め状態。とりあえず、竿出し
可能な場所を見つけて釣り座とする。

このポイント、ここんとこ竿出ししておらず今年は初めて竿出しする場
所。浜からの釣りとなるが、今日は波・うねりが強く、すごぶるやりにく
い。また沖の障害物の間を縫っての投擲となるため、かなりキツい釣り
となりそうだが、もうこのあたりしか竿出し出来そうな場所が空いてな
い。とりあえず竿を3本セットして開始時間を待つ。時折襲ってくるウネ
リが足元までやってくる。また波口も結構大きく、ミチイトが波打ち際に
巻き込まれそうだ。こりゃ通常の三脚は使えそうにない。仕方なく波松
用の一脚を3セット用意する。

0時が過ぎるのを待って、チロリをつけた仕掛けを投入。競技開始!。
障害物間に2本投入。障害物前の近投に1本投入。アタリはないがエ
サトリの状況を確認するため、5分後に1回目の回収。すると、障害物
間に投げた2本のうち左側の竿が根ガカリを起こしている。悲しいかな
高切れ…。チカライトを巻き直し、再度投入するもまたもや根ガカリ…。
前日までの台風の影響で何か沈んでいるのか。。。やむなく竿を2本と
し、障害物間に1本・障害物手前の近投1本の2本竿で攻めることにす
る。まあ、エサトリも多いことだし、竿数を減らしても手返しを多くすれば
同じ事。

ところが悪いときには悪いことが重なるもので、近投としていたタックル
の2投目、キャストと同時に”バキッ”っといや〜な音。あちゃ〜、竿折れ
たか…。確認すると長年の愛竿であったEX−Tの4番ガイドが無惨にも
2本の貧弱な針金だけとなっている。2番・3番ガイドもその形は健在だ
が、ひび割れ状態。幸い竿自体には損傷ナシだった。んー、今日は竿1
本で勝負しろってことか〜。

まあ、こんな天候でこのポイント。無理して3本出す必要もなかろう。こう
なったら1本で勝負じゃ〜。型狙いの大会に一脚で竿1本。開始30分
でまさかこんな展開になるとは考えてもなかったが、もともと複数の本数
は使い辛い釣り座。開き直って手返し勝負じゃ。

まさか敦賀の大会にて、このような一脚&一本スタイルで挑むことになろうとは…。

この状況に”釣りの神様”が哀れんでくれたのであろうか。1本竿となっ
てから、アタリが出る!!。巻き上げると25.4cmのキス。審査までに
は数ミリ縮むことを考えると微妙なサイズではあるが、目標である25c
mクラスを1匹GET。まだ開始1時間弱。もう一匹来いっ!!。

とりあえずの25.4cm。翌日の検寸でも25.1cmと25cm台を何とかキープ!!。

しかし、そんなに万事上手くいくハズもなく。ゴン・フグコンビのお出まし
〜。ただ、コイツらが徘徊してるときに3本竿で全部コレ、ってことになる
とかなりの戦意喪失に繋がるが、竿1本だけだとあまり苦にならない
(笑)。こりゃケガの功名かもっ。気力だけは維持出来そう!!。

その後1時間、ゴン・フグに負けまいと手返しを繰り返し、小アタリなが
らキス23cmのキス。とりあえず2匹揃ったので審査には提出出来る形
となった。しかし2匹で48cm、コレくらいだとまだ入賞は見えてこない。
とにかく一歩ずつは前に進んでいるので、次はサイズUPだ…。

時刻は2時半、21cmを一匹追加したところで、本日初めてドラグが一
鳴き!!。続けざまに少しだけスプールを逆回転させてくれる。アタリか
らするとそんなにBIGサイズでもなさそうだが、ソコソコの型はありそう。
砕ける波口にもまれながらも上がってきたのは、何とかランクを意識出
来そうな一匹。検寸すると26.8cm。流石にこれは縮んでもランク(26
cm)を切ることはないであろう。

26.8cm(翌日の検寸で26.5cm)。初めて大会での大物証明書をGET、拓要らず
で楽でした!!。

ということで、キス2匹で50cmという一次目標はクリア出来た。何とか
入賞圏内に首を突っ込めたようなので、午前3時、このポイントに見切
りをつけ、車に戻って大きく場所を移動することにする。

午前4時、今度は他魚でのサイズUPを目論み久々子湖へ到着。勿
論、狙いはスズキの50UP。コイツを一匹とれれば優勝も視野に含め
た上位進出が可能。だが、日曜の早朝にもかかわらず、釣り人はワテ
一人。確かに釣れてるというハナシはナシだが…。

とりあえず車に積んであった予備竿も使い、2回戦はエサもアオムシに
変更し竿3本をフルに投入。さー来い!!。とばかりに、かなり薄くなっ
たケミの灯りを凝視するが、暫くして”ビリビリ”、という何とも「小物臭
い」アタリ。ハゼくんかぁ?と思い巻き上げると、なんと18cmクラスのち
びセイゴ…。こりゃマズいなぁ、と思ったが時すでに遅し。巻き上げるた
びに次から次へと…。
 結局、6時までの2時間、15〜24cmまでのちびセイゴを16匹…(キ
スの数釣りちゃーうっちゅーねん!)。サイズUPすることなく、キャッチ
&リリースで夜釣り大会は幕を閉じた。




ということで大会の審査の模様ですが、63名のエントリー(入賞ライン
は13位まで)でキスのランク(26cm以上)は6匹。他魚のランクは2匹
とのことでした。ウネリと直前の雨で濁りが入り、良型キス狙いには少し
厳しいだろうな、とは思ってましたが、他魚も厳しかったのは意外でし
た。

今回のキスの最長寸、確か29.7cmだったかと。GOODサイズですね!!。

38cmのクロダイ。ひでボンさんが帰って来られるまでは有力でしたがっ。

そんな中でブッちぎりの優勝をされたのは、一般参加でエントリーいた
だいたBBSでもおなじみのひでボンさんでっ。大荒れの三里浜まで足
を延ばし、諦めずに竿を振って、72cmのスズキをGETされ(キスも24
cmクラスだったかと)、2匹長寸余裕の90cmオーバーでダントツの成
績でした!!。ひでボンさん、本当におめでとうございました!!。やり
ましたね〜。

ひでボンさんの72cmのスズキ、迫力ある魚体です。狙い通りですね〜。このサイズを
大会で釣って持って帰ってくるところが素晴らしい!!。

スズキだけでなく優勝賞品としての投げ専クーラーもGETされたひでボンさん。おめで
と〜。

また同じく一般参加いただいた、来年の敦賀サーフ入会に向け現在英
才教育中のT君も20センチ中盤サイズのキスを2匹揃えることに成
功、初参戦ながらも10位入賞でしたっ。よく頑張ったね〜!(これで、
よりいっそう投げ釣りにハマったことでしょう(笑))。そんでもって私の成
績はキス26.5+25.1cmということで、合計51.6cm。結果的に第
5位に入賞することが出来ました。

敦賀サーフ関係の入賞者(一般の方がお二人ですが(汗))。次回10/21の協会秋
季大会は敦賀サーフメンバーが活躍出来るよう頑張りましょうね!!。

最後に今回楽しい時間をお世話いただきました佐橋会長を始めとする
東海サーフの皆さん、本当にありがとうございました!!。また審査会
場にて楽しいお話でお相手いただきました中京サーフのどんごろすさん
(この冬には田んぼポイントでご一緒しましょうね〜)、HPをご覧になっ
ていただいて今回一般で初参戦いただいたけんちんさん、等、沢山の
皆さんとお喋りして、とてもいい時間を過ごすことが出来ました。皆さ
ん、どうもありがとうございました&お疲れ様でした。また大会でお会い
しましょう!!

今回はここにハリコする画像データはナシでっ。
[釣りデータ]
日時:'07.09.09 0:00〜3:00
場所:東浦海岸
釣果:キス4匹(26.5cm、21〜25cm×3)
    フグ・ゴンズイ多数
エサ:チロリ・マムシ

日時:'07.09.09 4:00〜6:00
場所:久々子湖
釣果:セイゴ16匹(15〜24cm 全てリリース)
エサ:アオムシ


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