【10/13 18:00〜20:00】
本日はt君を連れて、次週の大会の下見。とは言っても秘策ポイント
云々などの前向きな下見でなく、大会でも入れそうな(先客さんが居な
いか、先客さんが多少居られても入れそうな、いわばB級ポイント)場所
の様子見といった、言わばチト後ろ向きな下見!?。
次週の大会の審査基準もキス+他魚(キス+キス)の2匹長寸。という
ことでキスが釣れなきゃ…、ってことで狙いはキス。マムシ1.5K¥だ
けのいつも通りのライトなフッシング。時期的に東浦のキスが終了した
現在、半島一つ隔てたところの様子はどうだろうか。
釣行時間は土曜夕方。この時間に空いてるポイント=大会当日もそん
なに注目されないポイントだろうってことで、今回はその辺を充分に意
識して釣り場を絞る。行った先は竹波〜丹生の海岸線。ここは結構エリ
ア的に広く、この時期、そんなに人出もないのでマイナーと言えば、マイ
ナーなところ。
とりあえず3本の竿出し。これといったアタリもないまま10分経過、様子
見で回収に入る。おーっ、やっぱりここもエサなし&トコロにより針もな
し…。ヤツが湧いているのかっ。2投目、タバコサイズのチャリコとヨコ
スジフエダイの幼魚が釣れて来る。エサトリの正体はコイツらか…。そし
て続いての3投目、来ましたヤツがっ。18cm程のシロサバフグ。こうな
りゃ竿3本でマムシ1.5K¥はアッという間。竿出しより1時間経過した
時点で残りエサは僅か…。本命のキスに関してはピンギス一匹も見な
いうちに終わりかぁ〜。
そんな19時過ぎ、投入したばかりの竿に本日初の明確なアタリ!。ドラ
グが鳴るまでは行かないが、サオ先を20cm程絞り込む。アタリとして
はキスっぽいが、手応えは微妙。とりあえずキスであってくれと祈りなが
らのリーリング♪。
波打ち際に姿をみせたのはタバコクラスのチャリコとやはり微妙な型の
キス。早速クーラー上で検寸すると、意外にもサイズがある。1ヶ月余
り、ランクキスを釣っていないとこんなもの。見た目でランクがどうかの
見極めも鈍ってしまったようだ。
サイズは27.5cm(拓寸27.7cm)、余裕のAランク。結局、タマギレ
で納竿とした20時までの2時間でお持ち帰り&キスはこの一匹だけ。
隣でヤッてたt君は丸ボ…。エサトリ多く、キスの数も少ないが、短時間
の調査で良型が出たことで、ここは大会時のポイントとして、とりあえず
使えそうかな…。
唯一のアタリ&キスがランクとは、運がイイってことですわなっ(笑)。ラッキーでっ。
【10/21 0:00〜5:30】
本日は秋季大会、だが寒気の影響で西風が強く、海況は最悪の波高3
m…。加えて私自身、金曜晩の退社後から調子が悪く、土曜の午前中
は意識的に床に臥せっていたが回復せずで、午後に体温を測ると3
7℃5分の熱…。大会に対してのテンションが大幅↓↓。大会直前ま
で、釣りをしないで翌日の審査と審査後に予定している海浜清掃だけの
顔出しにしておこうかと悩んだくらい…。
とりあえず、三水さんが閉まる前に一応エサだけ確保。結局、大会開始
後数時間だけ竿出しして、あとは審査までずっと休んでおこうってコトで
マムシ1.5K¥とアオムシ0.5K¥という2〜3時間の釣りの分だけタ
マを調達。
23時、重い体にムチ打って自宅を出発。これだけ海も荒れてりゃ、場
所はどこでも竿さえ出せりゃいいわ…。先ずは風裏となる西浦を流すも
かなりの荒れ様。また開始1時間を切ってるこの時間帯では、竿出し可
能な場所にはすでに先客さんがスタンばって居られる。
そんな時、ちょっぽさんから携帯が鳴るが、お互いに場所ないね〜、
ってサエない話。さてどうするか…。この波だと浜からの釣りは不可能
だし、かといって体調の関係であまり遠くまで運転したくないし。そうだ、
t君はどうしてるのか?と、TELしてみる。
彼はちょうどそのころ、審査場所である水晶・ダイヤ浜の駐車場に車を
乗り入れたところのよう。当然、浜がないとの状況報告であったが、そ
こに居るんだったら、一緒に先週の下見場所の様子を見てみる?と話
し、現地でおちあうことにする。
23時35分、現地到着。浜の様子を伺うと、大波が来る時は足場がなく
なるが、何とか竿出しは出来そう…。開始まで時間もないので、ここで
やる事に。急いで荷物を持ち込み竿3本を準備出来たのが、競技開始
5分前。何とか間に合った。。。
午前0時、第一投。エサの量的に2〜3時頃までが限界。始めの数投に
来てくれないと…。との願いも虚しく、第一投目でアタリもなく(というよ
り、波気でアタリがキチンと取れない(泣))ゴンズイの20cmオーバー
…。まあ、こんだけ潮が濁ってりゃ、この手が徘徊しててもしゃーないか
っ。そんでもって想定の範囲内のチャリコ。苦労しそうな予感。
二投目で18cmちょっとのピンギス。一応、このあとスズキ・クロダイ系
が一発出ると上位に行けるかもしれないので、小さいながらもキープ&
となりのt君にも報告。ここいらで場所探しに悩んでたちょっぽさんにTE
L、このポイントで竿出し可能な事と、小さいながらもキスが出たことを
伝える。ちょっぽさんは某場所で20cmクラスのセイゴと遊んでるらしく
キスの可能性がないとのことなので、こちらに来ることを勧める。暫くし
たらこっちに来るとの返事。
ちょっぽさんが来る前に、何とかランクを一つと気合を入れるが、その
内に潮の流れが変わったのか、流れ藻と一緒に仕掛けやミチイトが複
雑に絡んでくるようになり手返しの効率が急激に↓↓。ちょっぽさんが
来るまでの1時間余りの間に、僅か2投しか出来ない有り様。t君も同様
にミチイトと流れ藻の絡みでモガいているようだ。そんな苦戦中のt君も
そのうち20cm前後のキスを1匹釣り上げる。
2時半過ぎだったか?、ちょっぽさん到着。こっちは相変わらずキスは
釣れず、チャリコやセイゴなどのリリースサイズばかりでウンザリしてた
トコなので、3時前、ちょっぽさんの釣り座までちょいと遊びに…。
ちょっぽさんと”どう?”、”移動後はフグだけ…”といった会話を交わし
ていたその時、ちょっぽさんのサオ先がクイッといい感じでオジギする。
「フグじゃね?」というちょっぽさん、冷やかし気味に「キスじゃね?」と
私。二人してアタリの出た竿に向かい、ちょっぽさんのリーリングを見守
る。いい感じで竿が曲がっているが、波打ち際まで寄せた時にちょっぽ
さんが”フグ〜”、…、”いや、ええキスやわっ!!”。
抜き上げた魚はまぎれもない大ギス!!。全体に丸々としたグッドコン
ディションの一匹でサイズもかなりのものだが、とても若々しく美しい魚
体。早速、一枚画像に収めさせていただく。
丸々とした大ギスにちょっぽさんも満足げ。やりましたなっ!!。
検寸の結果、実寸で29cmの文句なしのBランク。審査までに縮んだと
しても、28cmを下回ることはないだろう。これでちょっぽさんは入賞へ
の片道切符をGETすることに成功したってところだ。おめでとーさん。
実寸で29cmの良型でした。大会でこのサイズ、羨ましいぞっ。
ってことで、今回の釣りの様子はここまで(笑)。ちょっぽさんに余りエサ
をいただいて夜明けまで頑張りましたが、キスのサイズUPはなし。結
局、夜間はt君、ちょっぽさん、私とキスの大きさこそ違うが各人一匹ず
つのみという結果でした。まさしく一発場でっ(先週の下見の結果から、
数的にはこんな感じでは?という予感はありましたので納得かな。3人
で3匹、でも一本ランクが出たので、こんなもんかと)。
とはいっても、この場所は日中の引き釣りだと今の時期でも23〜24c
mクラスまでは充分狙える場所です。今回は体調不良&昼間に23cm
クラスを揃えたところで勝負にはならないだろうってことで、夜釣りだけ
で納竿しましたっ。
さてさて大会の結果ですが、波高3mという大荒れのコンディションに反
して、審査には大物キスが次々とっ!!。最長寸の29.7cm(だった
と)を始めとしてBランク(28cm以上)が7匹、Aランク(26cm以上)4
匹と合計11匹の大物キスが提出されてました。とはいえ、その殆んど
は小浜以西での釣果。敦賀近辺ではちょっぽさんの釣られたキスが唯
一のBランクキスだったので、まあ狙ったポイントは悪くなかったってこと
で、OKってことにしておきましょう(笑)。
こんな感じ大ギスが次々と…。海況が悪くても居るところには居るもんですね〜。
そんでもって今回の大会の成績ですが、優勝されたのは本BBSでも御
馴染みの一宮サーフ・ラガーさん!!。29cm台・28cm台の文句のつ
けようがない大ギスを見事2匹揃えられました。ラガーさん、おめでと
〜。BBSにもカキコしましたが、一宮サーフさんに入会される前からの
ラガーさんを知る一人として、身内(馴れ馴れしくてゴメン!)が優勝し
たみたいな感じで、ホント嬉しかったです!!。
優勝されたラガーさんとその釣果。拓Cランクと余裕のBランク。素晴らしい〜!!。
また我々敦賀サーフの関係では、何と言ってもおしげJrの大活躍!。A
&Bランクの大物キスを揃え、並み居る猛者を抑えての第3位は立派過
ぎます。おめでとう。キミがいる限り、敦賀サーフの将来は明るい!!。
また釣行レポの通り、BランクキスをGETされたちょっぽさんが第11
位、BBSで御馴染みのけんちんさん(一般参加)が大会3回目のチャレ
ンジで、あと1cmで大物基準(30cm以上)となる良型のキジハタを釣
られて12位、おしげさんがJrに負けじとBランクキスGETで第15位と、
上位16賞までに4名入賞しました。入賞の皆さん、おめでとうございま
した。
第3位のJrと15位入賞のおしげさん。いいキス持ってます。いやスゴっ!!。
ちょっぽさんもあのキスで11位の入賞、おめでとうさん!!。
けんちんさんも29cmキジハタが効いて、12位の入賞。3度目の正直、おめでと〜。
今回の秋季大会に参加された皆さん、お疲れ様でした。また楽しいお時
間を企画・運営いただきました、田中会長を始めとする一宮サーフの皆
さん、お疲れ様でした&ありがとうございました。
ってことで、今回のレポ終わり…、じゃないんですよね〜。今回は大会
終了後、三水の章ちゃんとIさん、敦賀サーフの有志とけんちんさん&t
君で海浜清掃を実施しました。
毎年の取り組みですが、相変わらず釣り人が残したと思われるゴミが
圧倒的でした(仕掛けの袋・アミエビの袋、コンビニ弁当・空き缶等の放
置)。悲しいけれどコレが現実です。1時間余りで軽トラ1杯分のゴミが
集まりました。自分達だけが楽しめればイイ、あとの事はどうでも良いっ
て考えの人は釣りをする資格はありません。楽しみを提供してくれる自
然に対して、感謝の気持ちを持てない人は釣りをしないで下さい。今の
子供達(次の世代)に、我々が親しんでいる”釣り”を楽しんでもらうため
にも、一人一人が気をつけなければならないことです。
海浜清掃に参加された皆さんと、その釣果!?。お疲れ様でした。
綺麗事をクチで言うのは簡単ですが、言うだけでなく、微力ながら行動
として継続して行くことで、将来に繋げていくことが出来ればと思ってい
ます。
今回の清掃中、日曜の日中ですから釣りをされている方もたくさん居
られました。そんな中で、幾人からも「ご苦労様です」という声を掛けて
いただきました。「ゴミ入れさせていただいていいですか?」って方も。
そうやって釣り師の皆さんが気にして声を掛けて下さるっていうのはとて
も心強かったです。そういった方ばかりなら、釣り界の将来も明るいの
だろうけど…。
なーんて、またまた説教臭くなってしまいました。ごめんなさい。本HPを
ご覧になっていただいてる皆さんは十分に理解いただいたることだと判
ってるんですが(一部の身勝手な常識ないヒトの仕業っていうのは承知
の上)、つい調子に乗って書いちゃいました。少しでも釣り場のゴミ放置
が少なくなることを祈ってます。
さて、気分を元に戻して(!?)。この海浜清掃の後、ちょっぽさんによ
るプチキャスティング教室が行われました。大会参加・海浜清掃の疲れ
にも関わらず参加された、t君、けんちんさん、まことさん、お疲れ様でし
た!!。私は出来もしないのに好き勝手言うだけでしたが、ちょっぽさ
んのアドバイスや自分のフォームの動画を見て、今以上にSCに興味を
持って・好きになってくれたら嬉しいです。
ちょっぽさんの指導にも熱が入ります。生徒さん?も熱心に聴講していただきました。
ということで、10/13の釣行模様・10/21の大会模様・清掃の様
子、プチSC教室と盛りだくさんの内容!?でしたが、こうやって最後ま
でご覧になっていただいた皆さん、お疲れ様でした(笑)&ありがとうご
ざいました。
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