2008年 データ詳細 No.2

日時: '08.2.8
場所: 久々子湖
1月中旬よりタイトだった予算関係の仕事も今週で一通りのカタがつ
き、ホッと一安心。となるとちゃっかりしたもので、息抜き=「釣り」に気
持ちが傾くのは当然のコト(笑)。早速、金曜晩の仕事上がりのその足
で、この時期ならではのハゼくん狙い。それにしても、金曜晩の釣りって
久々〜。考えてみれば仕事始め&初釣りの1/4以来かぁ。明日のこと
を考える必要もなくどっぷりと開放感に浸れそう。

会社を出て車のガソリン&青ムシ実弾を補給。その足で一路田んぼポ
イントへ。今年のハゼくんはご機嫌ナナメのようで、型&数共にサッパ
リ。ここのところ竿出ししていたメンバーからの情報では、1時間に一匹
ペース。それも型が小さい…と聞いていたので、ハナからキビしい釣り
となるのは覚悟の上。とにかく仕事を忘れて金曜晩に釣りに行けてるこ
とが嬉しい!。

なーんてお気軽な気持ちで車を走らせていたが、敦賀から美浜方面に
抜けたところより景色が一変…。敦賀じゃ積雪なんてなかったのに、白
一色。これは予想してなかった〜。オマケに空からは星が見え隠れして
きており、放射冷却の影響で路面はバリバリと音を立て…。

慎重な運転を強いられ、釣り座に到着。車から降りてみると、そこは雪
と氷の世界。積雪量こそ10cm未満で少ないものの、冷え冷えとした空
気と、シーンと静まり返った無機質な雰囲気がお出迎え(汗)。なんだか
これから「釣り」っていうイメージと違うなぁ。

とりあえず青ムシ2匹掛けで第一投。竿を4本並べ終えた時刻は20:3
0。そう簡単にアタリは出ないだろうと一旦車の中へ。ところが10分ほ
ど経って、2本の竿にこの時期の風物詩?となりつつある、ハゼくん独
特のアタリ。このキビしい生活環境にも関わらずおるやん!。調子こい
て全ての竿にアタリが出ないかと欲張って30分待ったあと1回目の回
収に入る(ま〜、この釣りはこんな感じで、投げたら30分程待っては回
収の繰り返しでっ)。まずは一番最初にアタった竿。重量感はないが、
ちゃんと付いてる模様。19cmクラスが1匹付いて来た。この寒さに負
けずに喰ってきてくれたんやね〜。過去にも幾度か書いているが、この
久々子湖は最深部でも僅か2.5mの水深しかない。マジで、オモリ着
水→即着底なのである(我々がここを”田んぼポイント”と呼んでる理由
でっ)。こんな超浅場で雪と氷に閉ざされているにも関わらず、ハゼくん
はアタってくれる。その生命力の強さには感動すら覚える。これぞまさし
く自然の神秘。そんなハゼくんに敬意を表して記念撮影。

バリバリに凍りついた超浅場でも、元気に姿を現してくれました!!。

口元へのナイスなハリ掛かり。ハリを外してリリース。思わず「ごくろーさ
ん」と声を掛ける(笑)。次いで2本目のアタリ竿を回収。こちらはダブ
ル。うーん、事前の覚悟(情報)とは裏腹に結構活発なっ!。結局、1投
目の回収では3匹。思った以上にフツーの釣りで楽しくなる。

竿出し早々にダブル。まずまずのペースで釣れて来てくれます♪。

その後は同じように、投入→30分待っての回収を繰り返す。ポツポツと
退屈しない程度にアタリが出てハゼくんがお出まし。しっかり遊んでくれ
るやん(喜)。しかし、やはり本命の「デカあたま君」(25cmオーバー)
は姿を見せてくれない。アベレージは18〜19cmといったところ。この
サイズだけは年明けの調査時から一貫している。特に1ヶ月経過したか
らといって、サイズアップしてる(型の大きな群れが入っている)って感じ
はなさそう。また、全般的に型が小さいのと水温の影響か、ハリごと飲
み込んでくるヤツも居ないので、順調に?リリースを繰り返す。

2時間半ばかり経過した頃、少し異質なアタリが出る。巻き上げると22
cm程のチビセイゴ。ハゼくんに負けず劣らず、セイゴも低水温には強
いな〜。ハリガカリも良かったので、画像に納めてコイツもリリースす
る。この子が80クラスになるにはどれだけの年数を要するんだろう…。

ハゼ君は泥底の穴に潜んで(地熱)で一定の低水温まで過ごすことも出来るでしょう
が、コイツは間違いなく回遊ですわね〜。もしかして水温の高いピンポイントがぁ?。

楽しい時っていうのは時間が経つのは早いモノ。気付けばもう日付が変
わろうとしている。最後の1ローテーションを回収開始…。シッカリとハ
ゼくんがダブルで釣れている(笑)。おっ、下バリに喰ってるヤツはちょ
っとデカイんと違う!?。がっ、検寸するも23.5cm(本日最長寸)。上
バリに喰ってたヤツが小さすぎたので、一瞬「デカあたま君」かと錯覚し
てしまった。

上の一匹が17cmの小型だったので、思わず「オッ!」と思ってしまいましたが23.5
cmでした。まだ1.5cm足りない…。

そして最後の一本を巻き上げる。なんとチビセイゴのダブル。こんなヤ
ツらがまだ群れてる?。このピンポイントには低温の温泉でも沸いてる
のか?(爆)。それぞれをハリから外し、リリースして気持ちよく納竿とし
た。


結局、3時間半の釣りでハゼくん15匹、チビセイゴ3匹の釣果でした。
残念ながら今回も「デカあたま君」には出会えませんでしたが、キビしい
釣りを覚悟していただけに、ハゼくん達が賑やかに遊んでくれて、楽し
かったです!!。やっぱり釣りはオモロイですね〜。



(ここへの画像データはナシでっ)
[釣りデータ]
日時:'08.2.8 20:30〜0:15
場所:久々子湖
釣果:ハゼ15匹(17〜23.5cm)
    セイゴ1匹(15〜22cm)
エサ:アオムシ


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