出産後


赤ちゃんの抱き方・飲ませ方   授乳時間、授乳間隔について   乳首のトラブルと乳腺炎

     赤ちゃんの体重    母乳不足と母乳不足感    おっぱいの張り   おっぱいをかむ



赤ちゃんの抱き方・飲ませ方

最初から上手に抱っこもできないと思います。
しかし、飲ませているうちにお母さんのからだの中から
母性ホルモンが分泌されるので、だんだん抱っこも上手になりますよ。
のませるときに「おっぱいのみましょう。」などと
優しい声をかけてから飲ませるといいとおもいます


お母さんは、楽に飲ませられるように、背中にクッションをおき
肩がこらないように
自分の楽な姿勢を探し授乳しましょう。
添い寝は、夜中の授乳にも大変役に立ちます。
お母さんと赤ちゃんが向かい合って、横向きに寝て
赤ちゃんの背中に、タオルかクッションを当てます。
赤ちゃんの下半身をお母さんの方に引き寄せるのがコツです。
乳首で、鼻をふさがないように気をつけてください
赤ちゃんの口をしっかりと乳輪まで含んで飲ませてください。

飲ませ方として、座って飲ませる方法、寝たまま飲ませる添い乳、
フットボールを抱えるようなの飲み方フットボール抱き、があります。
特に赤ちゃんが小さい時は、顔だけおっぱいのほうに向けず体全体を
横抱きにしてしてください。
お母さんと赤ちゃんのおへそがくっつくように・・・

大きくなると、いろんな飲み方を子どもの方から
してきます。



授乳時間、授乳間隔について

赤ちゃんが生きていく為に必要なおっぱいです。
赤ちゃんは、
6ヶ月まではおかあさんのおっぱいだけで育てられます。
時間にこだわらず、
泣いたら飲ませることだと思います。
赤ちゃんが急に成長する時は、おっぱいもたくさん飲みます。
1時間おきに飲むこともあれば、3時間ぐっすり寝る時もあります。
時間にきにせず、赤ちゃんの欲求に合わせて授乳するのがいいでしょう。
授乳時間、間隔を決めずに夜も同じです)授乳すればいいと思います。


乳首のトラブルと乳腺炎

乳首のトラブルがあると辛いですが、おっぱいは続けましょう。

トラブルで多いのは
・乳首が切れていたい。
赤ちゃんの吸う力はとても強いです。
引っ張り飲みにならないように、気をつけましょう。
けして、おっぱいおっぱいを止めることなんてせずに、直しましょうね。
赤ちゃんが飲んで治る時もあります。
同じところが負担にならないように、
飲み方をい変えてみるのもいいでしょう。
きれて、血が出ることもありますが、赤ちゃんには害はありません。
ビックリしないようにネ
また、お風呂でゴシゴシ洗わず、シャワーでながす程度いいです。

・乳首が割れている。
 

・しこりができている。
おっぱいのしこりのほとんどは乳腺が詰まっているからです。
抱き方、飲ませ方をかえて、どんどんのませましょう。
しこりができて軽い痛みであれば、しこりの部分を押さえながら飲ませると
赤ちゃんがしこりを取ってくれるときがあります。

・乳腺炎      
乳腺炎の原因となるものは、1・かたく張ったおっぱいをそのまましておく
2・赤ちゃんの飲み方に問題がある。 
3・ブラジャーなどで胸を圧迫する。
4・断乳の後の処理がよくなかった。
5・お母さんの健康状態が悪い・・・・・などです。

乳腺炎になると、高熱が出て、絞ってもしこりが取れず
乳房が痛く、1部が腫れて熱くなったりします。
できれば、専門家の方にマッサージや指導をしてもらうことがいいと思います。
出産した施設にお世話になるか、
市や区の検診する施設に電話すると
マッサージしてくれる施設を紹介してくれます。
早めに気が付けば自分でも治せます。
・横になり、体を動かさないようにする。
・できるだけ、回数を増やしおっぱいを飲ます。
・授乳する時の姿勢を変えてみる
・高カロリー、高脂肪の食事はやめる



ひふの乾燥を防ぐ為、また、乳首がわれた時など
「ランシノー」というクリームがあります。
妊娠中にも使えるというので安心です。(私も使用しました)
助産院やラ・レーチエ・リーグで購入できます。



 赤ちゃんの体重

赤ちゃんの体重の増えは、一人一人個人差があります。
最初体重の増える赤ちゃん、後から増える赤ちゃん
色々です。個人差です。
1日何グラム増えないといけないということはけしてないと思います
赤ちゃん、お母さんの状態、環境、などによって違います。

体重の増えが悪かったりすると、母乳不足という人もいるでしょう。
本のように、うまくはいきません。
増え方も、一直線ではありません。
体重が少ない=発育が悪いと言うことでもありません。



母乳不足と母乳不足感


おっぱいを飲ませていると、赤ちゃんが泣いてばかりいる。とか
おっぱいが張らない・・・などという状態が続くと
おっぱいが足りないのではないかな?・・・と思うことがありますか?。
でも、大丈夫です。自信を持って母乳育児を続けてください。

母乳は目盛りがないので、何cc飲んだという確信が持てません
だから、不安になってしまうでしょう。
お母さんの気持ちとしては、いつも、”おっぱいが足りないのでは・・・”
という不安感があるようです。
これは、母乳不足ではなく、母乳不足感なのです。
母乳不足と母乳不足感とは違います

何度も、何度も吸わせる。すると、又おっぱいが出るようになる。
・・・・というわけです。

おっぱいが、出ていないと思われる時、乳首の点検もしてください。
乳首のつまりがないか調べましょう。
おっぱいが足りているかどうか」わかる方法はぬれたオムツの枚数です。
母乳の成分はほとんど赤ちゃんのからだの中に吸収されるので、
水分がおしっことして出てくるのです。
おむつが6〜7枚ぬれていれば大丈夫。

・おっぱいをよくほしがり、授乳回数が多くなった。 
 ・授乳時間が長くなった。              
・機嫌が悪い                   
  ・おっぱいが張らなくなった。             
などは母乳不足とは関係ありません。             
             

                          


おっぱいの張り 

おっぱいが張らなくなってきた。というのは、赤ちゃんが、吸えばおっぱいが
すぐ出てくるという、
良いリズムが出てきたことなのです。
また、はじめからあまり張らないお母さんのおっぱいもあります



おっぱいをかむ

はがかえてきたら、おっぱいをかむ赤ちゃんがいますが、
かまれたらすぐに
「いたい」といっておっぱいを離し、
しばらくそっとしておきます。
かむと、
おっぱいをもらえないという事を覚えさせます。
何もわからないと思うかもしれませんが、
結構わかってくれるようです。