その他
おっぱいの湿布
舌小帯 たばことお酒 仕事と母乳育児 生理とおっぱい
同時授乳 授乳中の薬について おっぱいぎらい 赤ちゃんの便 アトピーについて
おっぱいの湿布 |
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ここで紹介するおっぱいの湿布はじゃがいも・里芋・豆腐・酢の4種類です。 1部ですがご紹介します。 いずれの湿布も、痛みのあるところ、しこりのあるところ、 赤くなっているところに当ててください。 湿布そのものの冷たさで解熱や炎症を抑えるのではなく、 素材の成分で熱とりをしてくれるので、ぬるくなっても交換しなくていいのです。 1.里芋・じゃがいもの湿布 @里芋(じゃがいも)の皮を厚くはぎ(うすいとかゆくなる) A すりおろして芋と同量の小麦粉、芋の一割のおろし生姜を混ぜ練り合わせます。 Bこれを布又は和紙に厚さ1センチぐらいに伸ばして包み貼ります。 C4、5時間して乾ききらないうちに取り、また新しい湿布を貼ります 2.豆腐の湿布 @ 豆腐を水切りして、よくつぶします。 Aこれに1割位のおろし生姜を混ぜ、つなぎに小麦粉を混ぜます。 これは豆腐の水分によって適当に、水がたれてこないくらいにつなぎにします。 Bこれを2センチ位の厚さに木綿の布か、ガーゼか、和紙に伸ばし、飛び出さないように包みます。芋湿布と同じ(解熱剤)のやり方です。 3.希釈酢の湿布 酢は無添加のものを使用します (大麦・玄米・を材料にした黒酢などがあります) 10倍ぐらいに希釈した酢をガーゼやハンカチ、脱脂綿に湿らせて絞り湿布します。 |
舌小帯 |
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舌小帯短縮症に関して少し書いておきます。参考にしてみて下さい。 たとえ舌小帯が影響して哺乳行為が一時的に下手であっても、 すぐその状態に順応して十分乳首を捕獲し哺乳できるものと考えられます。 日本語をしゃべっている限りは舌小帯があってもそれほど障害がないこと、 即ち日本語はあまり舌の動きがなくても十分しゃべれます。 以上の事よりあまり手術はすすめていません。 ただし子供さんを将来外国を飛び回る国際人に育てようとするなら、 英語が必要になります。 英語を話すときは、舌の動きが大切であること、 舌が十分に延びないと発音が難しい事などがあり、 このような時には手術はしておいたほうがいいでしょう。 また非常に少ないですが、舌小帯短縮症の中に舌小帯が歯根部に付着し、 舌が口腔外に出ないものがあります。 この場合は手術をすすめます。 手術時期はおしゃべりを始める頃がいいと思います。 舌小帯は、遺伝のよるものが多く ご両親どちらかが舌小帯であったり、以前あった可能性があります。 手術自体難しいものではないといわれていますので 専門家の先生によっては、手術をすすめる先生もいっらっしゃいます。 よく、先生と話し合った上で手術することをおすすめします。 (小児科の先生より) |
たばことお酒 |
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たばこは、母乳の分泌、赤ちゃんに影響があると思います。 しかし、1日1箱も吸うのであればニコチンが母乳に出ると いったこともあるでしょう。 ですから、飲まないで下さいといいたいのですが どうしても、飲みたいのであれば、ニコチンの量が少ないものを選んだり 子供のいないところで吸うようにしてはいかがでしょうか。 お酒の関しては、ビール1〜2杯程度なら 問題はないでしょう。 しかし、アルコールを飲んで30〜60分後に母乳中のアルコール度が 最高に達します。 ほどほどに、楽しむ程度にしてくださいね。 どちらにしても 我慢することで、ストレスがたまるようでは かえってよくありませんね。 |
仕事と母乳育児 |
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昼間、赤ちゃんにおっぱいを上げないと 乳首を吸う回数も減り、母乳の分泌も低下します。 朝、夜は好きなだけおっぱいを飲ませ、 職場ではおっぱいを絞り冷凍する方法があります。 母乳を冷凍する袋が販売されています 袋には、月日、時間を記入しましょう 解凍方法は給湯器や湯沸し器を利用するといいとおもいます。 解凍した封を開けなければ冷蔵庫で24時間は保存できますが 再冷凍はやめてください。 預かってくれる人には 母乳で赤ちゃんを育てたい おっぱいをも飲ますときは、抱っこして語りかけをして欲しい。 など、しっかりと説明し理解してもらうといいでしょう。 |
生理とおっぱい |
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生理が始まったから母乳が出なくなるというはなしを聞きますが そんなことはありません。 母乳を飲ませていると、プロラクチンという母乳分泌ホルモンがたくさん出て 排卵が抑えられる為生理が始まりにくいです。 |
同時授乳 |
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妊娠したからといってすぐにおっぱいをやめることはないと思います。 妊娠中期に母乳の出が悪くなることもあるようなので 妊娠中におっぱいをやめる赤ちゃんが多いようです。 おっぱいから離れるのは、子どもによってちがいます。 妊娠中に授乳していると流産になるという方もいらっしゃいますが そうでもなさそうです。しかし、流産した方もいらっしゃいます。 おなかが張ったり、出血があったり、・・と なったときは、すぐに止めたり、あまりひどいようであれば 病院にいってください |
授乳中の薬について |
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市販の薬、病院のお薬をもらう場合は、 必ず授乳中であることを伝えましょう。 又、おっぱいをあげてから、お薬を飲んだほうがいいでしょう。 お薬を飲んだからといって、おっぱいをやめる必要もありません。 しかし、精神的な病気の場合は気をつけないといけません。 どんなお薬をもらったか、自分自身でも知ってください |
おっぱいぎらい |
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3・4ヶ月でおっぱい嫌いになる赤ちゃんがいるようです。 おっぱいをあげようとしても受け付けなかったり 朝から、夕方まで飲まないということです。 これは、赤ちゃんのコミニュケーションの手段の1つです。 何が原因なのか見つけてあげてください。 解決方法として、おっぱい以外のものをやめる。 気持ちを落ち着けて授乳する語りかけやスキンシップをする と治ると思いますが お母さんの食事や刺激物などとりすぎていないか もう1度見直してみてください |
赤ちゃんの便 |
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母乳だけの赤ちゃんの便はとてもやわらかく下痢便状に見えますが、 病気による下痢便とはまったく違います。 また回数も多くなります。 灰白色便、すっぱい臭い(母乳の便は甘いにおい)、 血液が混じる、不機嫌、母乳を飲まない、吐く、 発熱、体重増加不良などの症状を伴う場合は 異常と考えればいいと思います。 母乳を良く飲むのであればほとんど問題ありません。 あと便をきばった状態で顔を真っ赤にして泣く事があるようですが、 便が硬くてなかなか出ない場合と、 腸内にガスがたまることによって、 同じように腹痛が起こる事が赤ちゃんでは3〜4ヶ月頃まであります。 便の回数だけでなく、便の色、赤ちゃんの全身状態を見て 判断する事が大切だと思います。 また、便秘についてですが まず、 1,何日も便が出ないと、だんだんおっぱいの飲みが悪くなる。 2,何日もためて出ると硬くて泣いたり、血が出る。 3,2を繰り返すため、おしりにイボができる。 以上のような事が1つでもあれば、治療の対象としています。 どれにもあてはまらなければ、 何もせず経過を見るようにしましょう。 極端な話ですが、1週間出なくったって、 ちゃんとおっぱい飲んで、機嫌もよく元気ならいいのです。 治療の対象になれば、 便が硬ければやわらかくする薬を飲んでもらいます。 便が硬くなければ、 定期的に浣腸や座薬を使用するようにしています。 浣腸や座薬を使用することに関して 「癖になるのでは・・」心配する方が多いですが 「癖をつけるために、薬や浣腸の力を借りる」と いうように考えたもらったらいいと思います。 (小児科の先生からのお話です) |
アトピーについて |
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アトピーだからといって母乳は特にやめる必要はありません。 もしお母さんや最初のお子さんに、 またおとうさんに三大アレルゲンといわれている、 卵、牛乳、大豆すべてにアレルギー反応が実際に出るのであれば (自分が食べると皮膚症状が悪化する、蕁麻疹、喘息の発作が出る等 また食べて母乳をあげると赤ちゃんの皮膚の症状が悪化する) 、赤ちゃんのことを考え、母児ともに避ける必要がありますが、 そうでなければ極端な食事制限は必要ないと思います。。 次に乳児のアトピー性皮膚炎の予防対策について参考にして下さい。 1.離乳食は5ヶ月からゆっくり与える。 2.離乳食は和食から始める(重湯→お粥→野菜→豆腐→魚)。 カタカナの食事は減らし、自然食品を選ぶ。 3.卵は8ヶ月まで避ける事(母親も避ける) 卵はあとで他のアレルギー疾患を誘発する因子になる。 4.お風呂は2番目に入れる。 水道水中の塩素は皮膚に良くないので、1番風呂は 大人が入り、塩素を中和する。 5.衣服の選択に柔軟剤、合成洗剤は使わない。 無リンも同じ。天然油脂の石鹸が良い。 6.石鹸できれいにあらい、 入浴後はクリーム、ローションで皮膚を保湿する。 (ベビー石鹸は乾燥するので避けた方が良いと思います。) 7.爪は短くすること。掻いても傷つかないように三重 (外側と内側が綿、中の布はさらっとした布)の手袋をする。 8.衣服の素材は綿、だっこする人も綿を着る。 9.部屋の湿度は50〜60%(夏は除湿、冬は加湿) 10.布団は日に干して掃除機をかける (羽毛布団はダニが増えるため使用しない) 参考にしてみて下さい。 また、子供が好むおっぱいの味は あっさりとした味の母乳だそうで、油気の多い物や、 甘すぎる物などは毎日食べないようにしたり、 離乳食はあせって早く与えない方がいいです。 特にタンパクや果汁。お粥が一番です。 食事日記を付けて(これはママが食べたもの) その母乳を飲んだときの赤ちゃんのの反応を観察するのもよい方法だと思います いざという時に大変役に立ちます。 (小児科の先生、助産婦さんのお話と私の経験より。 ただ、アトピーについては医療者の先生も一人一人考えが違います 小児科・産婦人科・皮膚科・助産婦でも全然違います |