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【名 称】 Optional Data Translator R.1.42
【登録名 】
ODT142.lzh
【制作者名】 山本 智己(SGB03302)
【動作環境】 JGAWKが動作する全ての環境
【掲載月日】 1995/1/12
【展開方法】 LHA E ODT142.lzh
【開発言語】 JGAWK
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【補足説明】
オプショナルデータトランスレーターは、JW_CADのオプショナルデータの
原図をJW_CADに図を書くだけで、それをオプショナルデータに変換する夢
のようなテキストフィルターです。(笑い)
オプショナルデータトランスレーターを使用するには、まず揃えなければならない
物がいくつかあります。
1.コンピューター(あったり前田のクラッカー)
2.jw_cad(知る人ぞ知る、著名なCADソフト)
3.jgawk (超有名なテキスト変換ソフト)
このトランスレーターは、JW_CADの外部変形により排出されたテキストデータ
を、jgawkのスクリプトを使用してオプショナルデータのフォーマットに変換する
ものなのです。
+-------------------------+
| JW_CAD原図の作成 |
+-------------------------+
↓
+------------------------------+
| 外部変形でテキストデータ変換 |
+------------------------------+
↓
+---------------------------------------------+
| OPTRAN.awkでオプショナルデータ作成 |
+---------------------------------------------+
↓
+---------------------------------------+
| JW_CADでオプショナルデータ利用 |
+---------------------------------------+
【使用方法】
1.JGAWKのセットアップ
このオプションデータ変換スクリプトを利用するには、まずJGAWKを利用できる
ようにしなければなりません。JGAWKとはBASICのようなもので、テキスト
で書かれたプログラムを実行するシステムのようなものです。CやBASICで書か
れたプログラムはプログラムと呼びますが、JGAWKで書かれたものは、スクリプ
トと呼びます。
JGAWKは非常に強力なテキスト処理言語で、テキスト処理に関しては、ほぼ万能
と言えるかもしれません。
このセットに同梱しておりませんので、以下の場所で手に入れて下さい。
+----------------------------------+------------+
| Japanized Gnu Awk (jgawk) 2.15.2 + 1.1(SJIS) |
| FGALTS LIB 1 #17 |
+-----------------------------------------------+
そして、パスの通った場所に JGAWK.EXE をコピーします。
パスの通った場所とは、AUTOEXEC.BAT の中で
set path = a:\;a:\filter
と記載されていれば、a:\ と a:\filter がパスの通った場所となります。
とりあえずこれで、JGAWKを利用できます。
ところで、JGAWKにはスクリプト専用のパスを設定できます。これを設定して
おけば、実行時スクリプトの指定をディレクトリー名無しで行うことができます。
前述の AUTOEXEC.BAT の中で
SET AWKPATH=.;A:\jw_cad\awk;
としておけば、スクリプトファイル( *.AWK)をすべて、A:\JW_CAD\AWK に集めて
おくことができます。
2.オプション3点セットのセットアップ
1)JW_CADの実行ディレクトリーに3点セットの全てのファイルをコピーします。
もし、スクリプト専用パスを設定されている場合、*.AWKファイルだけを、設定した
ディレクトリーに移動します。(他のファイル *.CFG *.BAT等のファイルはJW_CAD
と同じディレクトリーにおいて下さい。)
3.原図の描き方
jw_cadでオプショナルデータにしたい原図を作成してください。
原図の作成方法は、JW_CADデータ形式で
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・1) OPT1.JWC JW_OPT1用説明書 ・
・2) OPT1_2.JWC JW_OPT1平面詳細用説明書 ・
・3) OPT3.JWC JW_OPT3用説明書 ・
・4) OPT4.JWC JW_OPT4用説明書 ・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
に詳しく書いてありますので、絶対見てくださいね。
4.外部変形での変換
現状の設定では [+]でCTL+マウス : OPT1
[/]でCTL+マウス : OPT3
[□]でCTL+マウス : OPT4
で外部変形が立ち上がりますので、オプション建具としたい図形を指定して下さい。
そして、オプションを指定して[return]を押すと、一旦画面が消えて
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・ どのOPTファイルに追加しますか? アルファベットで選択(A-Z) ・
・ 中止の場合(999)(入力後リターン) -> ・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
とのメッセージが有りますので、ここでB〜Zを入力すれば、そのアルファベットに対応した、オプションファイルが作成されます。
※Aを入力した場合、[JW_OPT*.DAT] に追加されます。
※リターンのみでは、[JW_OPT*$.DAT] が作成されます。
【すぺしゃる さんくす】
jw_cadをフリーソフトウェアーとして公開してくれたjw_software club
(田中善文さん、清水治郎さん、岡野輔仁さん)ありがとうございます。
JWTranを公開してくれた Yoshiki SAKAIさんありがとうございます。
今回よりJWの外部変形に対応させましたが、JWTranが公開されなければ
決して、世にでることのないフィルターでした。
様々なアイディアを提供して下さった、フォーラムの皆さん。
皆さんのアイディア・フォローが無ければここまで、成長することは無かったで
しょう。
m(..)m m(..)m m(..)m m(..)m m(..)m m(..)m m(..)m m(..)m m(..)m m(..)m
m(..)m m(..)m
m(..)m ありがとう御座いました。 m(..)m
m(..)m m(..)m
m(..)m m(..)m m(..)m m(..)m m(..)m m(..)m m(..)m m(..)m m(..)m m(..)m
【その他】
著作権等は全くありません。使用者の都合に応じて変更してください。
質問等は 《FARCC MES7 or 19》 で受け付けます。
グループレイヤーの多用によって、様々な設定が可能になった半面、複雑になりバグ取り
が、十分にできていない可能性があります。もし、気になる点が有れば遠慮なく、
指摘して貰えると大変うれしいです。
【ひすとりー】
R.0.01 1.線種・線色・レイヤデータ出力を個別に指定できるようにした。
R.1.02 1.バッチファイルでのチェック項目を、スクリプト内部でできるようにした。
2.それに伴い、スクリプトを実行形式にした。(COM化プログラム「兎」使用)
3.Pre Processor Pre.awkを廃止した。
4.JWTranをJGAWKより内部起動させるようにした。
R.1.03 1.OPT3データで、円及び文字データがおかしくなるバグを修正
R.1.10 1.基点指定を全て仮実点で行えるようにした。
2.レイヤー表示がおかしくなるバグを修正した。
3.線種・線色・レイヤー指定を半角小文字でも行えるようにした。
4.部材出力数のメッセージを追加した。
5.JWT2OPT3で実点データを処理できるようにした。
6.JWT2OPT1で枠幅を必要としない場合、枠幅基点の仮点を打たなくても良い
ようにした。
R.1.20 1.データの出力先を引数で変更できるようにした。
2.JWT2OPT4で指示線の自動記載が出来るようにした。
3.半円の表示が角度によっておかしくなるバグを修正
4.JWTRANをバッチファイルから起動させるようにした。
R.1.30 1.出力先が引数で与えられていない場合、アルファベットで選択できるように
した
2.設定ファイルで、属性と建具性質を設定できるようにした。
3.JW_OPT1の平面詳細に対応させた。
4.JW_OPT3,4で文字の角度に対応。
R.1.31 1.OPT1で躯体他データの記載レイヤーを一つ増やし2レイヤーとした。
2.OPT1で属性・建具性質設定・解除をレイヤー別に行えるようにした。
3.OPT1でCFGファイルで、サッシサイズを作図寸法に固定できるようにした。
4.OPT1でサッシの作図時、枠幅を省略した場合、エラーとなるバグを修正した。
R.1.41 1.OPT1でレイヤー属性を指定し、全レイヤーを使用できるようにした。
2.OPT3でレイヤー属性を指定し、サイズ固定レイヤーとして利用できるようにした。
3.OPT4でレイヤー別・部材別に制御コードを設定できるようにした。
4.JW_CADの外部変形に対応させた。
R.1.42 1.OPT1で平面詳細のバグを修正した。
以 上