「のはらむらは てんきのよいひもあれば、あめふりのときもあります。・・・・・」

という書き出しで始まる この『のはらうたU』 
[ のはらみんなのだいりにん] と称する くどうなおこさんの
自然をうたったほんわりとした感じの詩です。
登場する仲間達もホントたのしいですよ!!

少しづつ紹介してゆきたいと思います。見てくださいネ。

だいめい さくしゃ
「あさのひととき」 つゆくさ さやか
「ともだち」 だいち さくのすけ
「ほしのこもりうた」 ほし ますみ
「きぼう」 みみず みつお
「おとな」 おか さちこ
6 「おつかい」 こだぬき しんご
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「 あさのひととき 」

       つゆくささやか

めがさめて  せのびしたとたん
あ、あおぞら!って  いわれたの
てんとうむしの  ぼうやが
めをまるくして  みあげてるのね
だから  あたしも
おいで おひさま!って  いったわ

それから  いっしょに
「あおぞらとおひさまごっこ」を しました
---もしもし おひさま  おちゃどうぞ
   はいはい あおぞら  いただきます
あたしたち  そのとき きっと
ほんものみたいに  まぶしかったはずよ

あのこ  いまでもどこかで
「ちいさなおひさま」に  なってるかな


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「 ともだち 」

      だいちさくのすけ


わしの  うえを
みんながあるく
あり  ちょこちょこ
うさぎ と・と・と・と
くま  のっしのっし
てんきのよいひは  にぎやかで
てんきのよいひは  くすぐったい

わしの  なかで 
みんながねむる
みみず  くるくるん 
もぐら   ころころん
あなぐま もくもくり
ふところは いつも  あたたかで
みんなをだいて  わしもうとうと

ぽつんと  つきあたる  あめつぶ
ふわりと  すわりこむ  おちば
ゆらゆら   たちのぼる  かげろう
ゆるゆる   さんぽする  lおがわ

わしの  そばで  みんな
いつも  なにか  している
 

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「 ほしのこもりうた 」

      ほしますみ


くもに  だかれて

やま   ねむる

くもに  だかれて

うみ   ねむる


くもに  だかれて  ねむる

まるい  みずの ほし

 

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「 きぼう 」

      みみずみつお


ぼくは  いつか

いだいな  たんけんかになろう

ちきゅうを  ぐんぐんほりすすみ

ちゅうしんてんに

「 われ、 ここを  たんけんせり 」

と  かいてこよう

 

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おとな 」

        おかさちこ


わたぐもが

むこうのうやまの てっぺんで

あそんでいます

いいな


わたしも いつか

せが のびて

あのやまみたいに なれるかな

そうしたら わたぐもが

あそびにきて くれるかな


 

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  おつかい」

        こだぬき しんご


いつも とおるみち

あっちから あのこ

こっちから ぼくが

ぱったりこ にこり

それだけで どきり

やっほっほ やっほ

まんげつが ぴかり


 

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