コミックらいぶらりい新刊紹介2000

あくまでこのライブラリーにおいての新刊ということで発行が古いモノも多少あります。

コミックらいぶらりい〈2000年１月の新刊〉

【人気コミックにちょっと一言】

　最近大人気らしい「ワンピース」をさっそく買ってはみたものの、ちょっと期待はずれ。今、借りて読んでいる「ハンター×ハンター」の方が余程面白いと思います。（主人公の設定が「ワンピース」的な以外は、前作の「幽遊白書」とノリがほとんど一緒なところが気になりますが、絵も話も笑いのセンスも明らかに「ワンピース」より上）。「ワンピース」の人気の秘密は、純粋な冒険物というマンガの王道をねらい、しかも対象年齢をかなり低めにした点にあると思います。マンガ（アニメもそうですが）も歴史が長くなってくるとネタが尽きてくるのか、常に目新しいもの、より複雑で難解なものになってきているような気がします。大人も楽しめる作品も増えた分、子供がついていけないモノも多いように思うのです。そこに「ワンピース」はド真ん中のストレートを投げてヒットしたわけですね。大人の作家達からすれば、やり尽くされたと思われている多くのパターンを子供達はほとんど知らないということを、みんな忘れているのではないでしょうか。新しい変化球を編み出すために日々悩んでいる作家の方々の中には「こんなんでいいのか（失礼）」と思っている人も多いと思いますが僕もそう思います（笑）。そして「ドラゴンボール」のような、子供のみならず大人も連載の展開を楽しみに待つようなマンガこそ、子供向けマンガの一つの理想像だと考えている自分にとっては、やはり認めたくない作品ですね。じゃあ買うなよと言われそうですが、作者の将来性は買っています。次作が楽しみ！（←気が早すぎ）

コミックらいぶらりい〈2000年２月の新刊〉

コミックらいぶらりい〈2000年３月の新刊〉

コミックらいぶらりい〈2000年４月の新刊〉

コミックらいぶらりい〈2000年５月の新刊〉

コミックらいぶらりい〈2000年６月の新刊〉

コミックらいぶらりい〈2000年７月の新刊〉

コミックらいぶらりい〈2000年８月の新刊〉

コミックらいぶらりい〈2000年９月の新刊〉

コミックらいぶらりい〈2000年10月の新刊〉

【奥さんのコミック�@「ファミリーコンポ」　2000/10/16】

　実はうちの奥さんも結構コミックを所有しています。新居にもたくさん持ってきてクローゼットルームに専用の本棚を作りつけにしたくらいですが、実家にはもっとあるとのこと…。で、たまに気が向くと借りて読んだりするのですが、今回借りたのは「ファミリーコンポ」（北条司・集英社）。作者は「キャッツアイ」「シティハンター」で一世を風靡した方なので、そういうイメージで読み始めるとコレが結構イメージが違う。作者も意識して作風を変えているらしい。主人公は、オカマとオナベの夫婦の家に居候し、その娘に惹かれているという設定で、話はひたすらホノボノ系。コミックになんらかの刺激を求める自分としては、最初かなり退屈で物足りない感じだったのですが、８巻あたりから良くなってきました。オカマやオナベをただ面白おかしく描くのではなく、性同一性障害に悩む人間として真面目に向き合っている点に好感が持てます。現在13巻まで発売中で、この１カ月に少しずつ10巻まで読みました。

コミックらいぶらりい〈2000年11月の新刊〉

コミックらいぶらりい〈2000年12月の新刊〉

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