コミックらいぶらりい新刊紹介2008

2009/1/3更新

あくまでこのライブラリーにおいての新刊ということで発行が古いモノも多少あります。

コミックらいぶらりい〈2008年1月の新刊〉

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3日 「新ブラックジャックによろしく」3巻 赤城への腎臓移植をあきらめられない斉藤は赤城が移植をかたくなに拒絶する理由を知るため彼女の実家に向かう。また自分のことより赤城を助けることを選んだ斉藤と別れることにした皆川は…。斉藤は赤城を説得できるのか?
3日 「ああっ女神さまっ」36巻 ウルド・スクルドのいつものあやしい発明で登場人物全員が記憶喪失に。個人的にマニアックな話が好みなのですが、今回はこの作品の原点に返ったほのぼの感を楽しみたい人向けですね。
12日 「賭博堕天録カイジ」12巻 また前巻の買いそびれに気が付くことに。11巻購入後さっそく読みましたが、なんと「変則麻雀17歩」編はまだ続きます。これまでのシリーズも全て13巻が最終巻でしたね。さて、自分の手牌を全て相手に見せたカイジの意図は…。
12日 「釣りキチ三平平成版」9巻 今回は釣りマンガではありません。カムチャッカの地で江戸時代後期の偉人・高田屋嘉兵衛の足跡に想いを馳せるという歴史マンガとなっています。著者の情熱は分かるのですが、ちょっと釣りを離れて突っ走りすぎという感じですね。
13日 「賭博堕天録カイジ」11巻 11回戦に続き12回戦も流局。13回戦の掛け金はついに1億6000万円に!単なる麻雀漫画になっているようにも思いましたが、12巻まで読んでいくと「変則 二人麻雀17歩」独特の「待ち」があることが分かります。いよいよ13巻で完結か。
13日 「交響詩編エウレカセブン」6巻 最終巻なのですが、発売後1年以上たっていることに全く気づいていませんでした…。多くの犠牲を払ってついにレントン達は平和な世界を取り戻すが…。これってハッピーエンドなんでしょうか。ラストの象徴的カットが微妙…。
13日 「ガンダムシ-ドディスティニーアストレイ」6巻 こちらはエウレカ以上に間があいていました。なんと1年半以上前の発売。なぜか初版が買えましたが…。ガンダムと名のつくものは、内容はともかくとりあえず資料として購入し続けていますが、これはがもう全く話についていけません。
13日 「ジパング」33巻 地対空誘導弾を、次々と原爆を搭載した大和の煙突開口部に命中させていく尾栗達だが、大和は停まらない。ドロップタンク投下という最後の手段を選ぶも零観の攻撃で投下装置が故障。さらに米軍機が接近…。見所満載です。
13日 「C.D.A.」9・10巻 アクシズからジオン共和国視察に向かったシャア一行は連邦の締め付けを受ける現状に胸を痛める。アクシズでは強硬派により穏健派のハインツ少佐が亡き者にされ…。06R1A/3SにG-3ガンダム、そしてガトー少佐登場が見所。

コミックらいぶらりい〈2008年2月の新刊〉

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10日 「クロスボーンガンダム鋼鉄の7人」2巻 木星からのコロニーレーザーによる攻撃を阻止するため、木星へ短期間に移動できる「イカロス」を探すトビアたち。木星の総統・光のカリストの半身である影のカリストの妨害に立ち向かい、ついに木星への切符を手に入れるところまでを描いています。
10日 「MSV戦記ジョニー・ライデン」1巻 クロスボーンの作者・長谷川氏の作品。 たまたま書店で見つけて購入。MSVパイロットとして有名な真紅の稲妻の設定をもとにしたオリジナルストリー。あまり期待していませんでしたが意外にまとも。パーフェクトザクのデザインはいただけませんが…。
10日 「機動戦士ガンダムさん」3巻 ガンダムネタの4コマギャグ漫画で話題になったこの作品もついに3作目。4コマのみならずMSを擬人化した「隊長のザクさん」と1年戦争前のザビ家をパロった「宇宙島のガルマくん」を収録。前者はどうかと思いますが後者はパロディとしてはなかなか…。
10日 「オレら連邦愚連隊」1巻 ガンダム漫画もいろいろ増えましたが、ヤンキー風(?)の作風はなかなか斬新。 主役MSとなるジムストライカーをはじめメカの描写には気合いが入っています。今のところシリアスとギャグのバランスがとれていますが、そこが崩れないか少々心配。
12日 「ジパング」34巻 機関が停止した大和に乗り込んだ草加はいかにして今回の作戦を遂行しようというのか?作戦遂行が困難になった大和に対し原爆解体にこだわる角松の手とは?草加の作戦に気づいた米軍の出方は?ますます目が離せませんね。
12日 「専務島耕作」4巻 解禁された三角合併を利用して五洋電機の乗っ取りを狙う韓国のソムサン。島は国益のため初芝がホワイトナイトとして名乗りを上げるべきと考えるが…。ソムサンに狙われる五洋の大株主・大町愛子の動向もからんで…。生々しいビジネスドラマが展開。

コミックらいぶらりい〈2008年3月の新刊〉

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26日 「コードギアス 反逆のルルーシュ」1〜4巻 1年も前に放映が終了していたアニメ作品なのですが何気なく再放送を見ていたらハマってしまい(いくら続編が用意されているからといってあの最終回はちょっと許し難いですが)コミック版も購入してみました。コミック版は若干設定に変更が加えられているのですが、それはともかくアニメと比較すると若干消化不足気味。アニメに忠実なエヴァ、アニメを超えたガンダムオリジンなどと比較すると厳しい部分も。 今後アニメに負けない見せ場を見せてくれることに期待。
26日 「コードギアス ナイトメア・オフ・ナナリー」1〜2巻 ルルーシュの妹・ナナリーを主役に据えたパラレルワールド的作品。通常のコミック版以上に、大胆な設定変更が見られます。通常のコミック版ではカットされていたナイトメアフレームや一部の登場人物が出ている点ではアニメ版に近いですが、アニメのエピソードをいかしつつ、ギアスユーザーが数多く登場するなど、ストーリーが大きく変わっています。これはこれで謎の多いコードギアスの世界観を知る上で今後が楽しみかも。3巻の発売が4月に予定されているようです。
26日 「コードギアス反攻のスザク」1巻 こちらもコードギアスのアナザーストリー。やはり独自の設定変更が行われており、立て続けに読むとかなり混乱します。タイトルからわかるようにスザクを主役に据えてあるのはもちろんですが、通常のコミック版同様ナイトメアフレームが登場しない点が大きな変更点(メカを描くのはやはり大変なようで)。ただし「ナイトメアシステム」というものが存在し、ランスロットが強化服として登場。セシルの代わりにマリエルという新女性キャラが登場している点も印象的ですが、この作品ならではの「売り」がほしいところ。
26日 「ワンピース」49巻 ルフィの影が入った魔人オーズとの戦いがルフィ抜きで続きます。そしてラストでいよいよルフィが登場しオーズを倒すことに成功するのですが、オーズを操っていたモリアが恐ろしい能力を発揮して…というところで「つづく」。典型的なジャンプ的展開。
26日 「あひるの空」18・19巻 九頭高バスケ同好会設立を賭けた横浜大栄との練習試合についに決着が。奇跡は起こらなかったが同好会設立は無事認められ、仲間とバスケを続けれれることを喜ぶ空たち。最後は海水浴のエピソードで息抜き。
26日 「ぼのぼの」30巻 1年半ぶりくらいに久々の新刊を発見。案の定29巻を買いそびれていました…。これから読みます。

コミックらいぶらりい〈2008年4月の新刊〉

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11日 「バスタード」25巻 連載開始から20年だそうです。いつまで続くのやら…。もうストーリーはあってないようなもので、画集に近い作品になっています。
11日 「賭博堕天録カイジ」13巻 「変則二人麻雀17歩」編ついに完結。微妙なトリックでの落ちではありますが当然カイジの勝利で幕がおります。さて次回作は?
11日 「湾岸ミッドナイト」40巻 NA・FR最強の車がM3CSLとは知りませんでした。で、その車を参考に打倒Zを目指すFD作りが始まるのですが、FDをここまでけなしている本を初めて読みました。FD乗りはおだやかではいられないのでは?さて、GT−R化されるFDはZを倒せるのか!?
26日 「機動戦士ガンダムOOF」1巻 アニメ・ガンダムOO(ダブルオー)の裏の世界を描いた作品。具体的にはソレスタルビーングを陰から支えるフェレシュテの活躍が描かれているのですが、アニメの世界ときちんとリンクしていてアニメでは見えなかった部分が見えるところは面白いですね。
26日 「クロスボーンガンダム鋼鉄の7人」3巻 時代を感じさせるタッチ、ガンダム以外のメカデザイン、そしてベタな展開には相変わらず微妙なものを感じますが、登場キャラクターはなかなか魅力的にできていると思います。今回で完結。
26日 「ジパング」35巻 ついにアメリカ大統領に原爆の存在を知られてしまう大和。合衆国の威厳を賭けて全力で世界初の原爆を搭載した大和を葬ろうとする米軍。そのさなか、原爆を破壊するため総員退艦が完了した大和へ突入を挑む「みらい」乗員。次回も目が離せません。

コミックらいぶらりい〈2008年5月の新刊〉

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10日 「頭文字D」37巻 神奈川エリア第2ラウンド、MR-Sを駆るプロドライバー小柏カイと藤原との限界ギリギリのダウンヒル対決についに決着。そして次は皆川のスープラと啓介の7とのヒルクライムバトル。事故率が高いのか随分長いことスープラを見かけてないような…。
10日 「アドバンス・オフ・゙ゼータ」4巻 最終巻はちょっとした厚みがありますが内容はそれ以上のボリューム。ガンダム関連の外伝ものは多数ありますが、この作品ほどリアリティにあふれたものはないです。全6巻(購入済)のムック本とあわせて読むのがベスト。その後を描いた小説版もあり。
10日 「機動戦士ガンダムアライブ」4巻 3巻をみかけないうちに4巻が出ていました。というわけで読んでいないのですが、やはり完全なお子様向け作品のようで…。
25日 「バガボンド」28巻 70人斬りの代償が武蔵を絶望に突き落とす−役人に召し捕られた武蔵野運命やいかに。
25日 「ヤング島耕作主任編」2巻 あの島耕作も若かりし頃、車にあこがれたことを知ってちょっと親近感を感じました。
26日 「オレら連邦愚連隊」2巻 絵に反して意外にまともな物語なのに、時々入るイタいギャグが残念。コーブ・I・コブというキャラは特にイタい。

コミックらいぶらりい〈2008年6月の新刊〉

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11日 「ワンピース」50巻 スリラーパーク編完結。早いものでもう50巻目です。
11日 「新ブラックジャックによろしく」4巻 赤城カオリへの生体腎移植が近藤の協力で着々と進んでいく一方、今度は脳死というまた重いテーマが加わって…。
26日 「ガンダム・ジ・オリジン」17巻 サイド6でのアムロ、シャア、ララァの出会いを描く。ほかにもカムラン、テム・レイ、スレッガー、コンスコンなどが登場。
26日 「専務島耕作」5巻 韓国企業ソムサンと初芝電算との五洋電機をめぐるTOB合戦についに決着。そして島耕作は60歳にしてとうとう社長の座に。
26日 「あひるの空」20巻 社会人も参加する地区大会2回戦でゴリラズに勝利したクズ高は準々決勝で菊川高と対戦。膝を痛めたトビの運命は…。

コミックらいぶらりい〈2008年7月の新刊〉

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3日 「第08MS小隊」2巻 MSは、ある程度はプログラムされた通り自動で動く、という設定がリアルに描かれています。
3日 「ぼのぼの」29巻 今回のテーマは「料理」「耳かき」「旅」「家族の失踪」。30巻のテーマは「死」「幽霊」「旅からの帰還」そして「旅先での恋」。
3日 「エコール・デュ・シエル」11巻 エリシア・ノクトンがオーガスタ研究所にて強化人間とされていく過程が描かれています。
11日 「太陽の黙示録」17巻 柳舷一郎が南日本に上陸。南日本の実権を握った宗方との交渉は決裂。舷一郎は韓国に次の希望を求めるが…。
11日 「太陽の黙示録建国編」1巻 リニューアルして1巻から再スタートしましたが、その必要があったのかどうか…。「試し読み大歓迎!書店の皆様はビニールパックをかけないでください」という帯がついていましたが、書店ではしっかりビニールパックされていました…。
11日 「美味しんぼ」102巻 ヤフーニュースにまで掲載された士郎とと雄山の和解ですが、ラストシーンを見る限り完全に和解したようには見えないのですが…。8県が終了した「日本全県味巡り」はまだまだ続くそうなので自分の県が紹介されるのを楽しみに待ちましょう。
26日 「機動戦士ガンダムOO」1巻(角川書店) アニメ版をほぼ忠実にコミカライズ。前作「リーンの翼」では、かなりくどめだったタッチは落ち着く一方で、緻密なメカ描写は健在、キャラもアニメ版のイメージそのままに描かれていて好感が持てます。刹那とサーシェスの再会までが描かれます。
26日 「機動戦士ガンダムOO」2巻(角川書店) 刹那がマリナやグラハムと出会うシーンなど一部アニメ版との設定が変わっている部分があるものの、基本的にアニメ版にならった展開となっています。トリニティ3兄弟の登場までが描かれています。
26日 「ジパング」36巻 米軍の激しい攻撃にさらされる大和。その間を縫って角松率いる強襲部隊が草加の計画を阻止するため大和に強襲着艦。角松と草加が対峙したとき果たして何が起こるのか?日本の原爆の存在に気付いたホワイトハウスの下した決断とは!?
26日 「ああっ女神さまっ」37巻 新しい女神クロノ降臨。音の調律更新プログラムを下界のベルダンディに届ける予定が方向音痴でドジっ娘属性のクロノは運搬途中でそれをばらまいてしまう。世界から音楽をなくさないために協力してそれを探すおなじみのキャラ達の運命やいかに。
26日 「第08MS小隊」3巻 想いを寄せるアイナが載っているアプサラスを撃てないシロー。だからといって部下に遠隔操作で自分の合図で撃ってくれと普通頼むか?その一方で部下に向かって「ピクニック気分はやめてくれ」と言う。この「ぬるさ」がこの作品を好きになれない理由。
26日 「C.D.A.若き彗星の肖像」11巻 アクシズの歴史が分かる冒頭部分のマハラジャ提督の回想シーンは読者には親切。ついにエンツォの企みがナタリーとファビアンの口から明らかになるがNT能力でシャアの過去の記憶を覗いてしまったハマーンとシャアの心の溝はいつ埋まるのか。

コミックらいぶらりい〈2008年8月の新刊〉

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10日 「プルートウ」6巻 「プルートウ…サハド…ゴジ…アブラー…次々に登場する謎の人物たちの正体を追うゲジヒトは、遂に連続ロボット破壊事件の背後に潜む恐るべき動機にたどり着く−!!」(帯より)。 プルートウの謎の一部が明らかになると同時に主人公ゲジヒトが死亡!?
25日 「機動戦士ガンダムOO」3巻(講談社) 角川版を2巻まで買っていたので続きと勘違いして購入してしまいました。返品も面倒なので(すでに購入済みのコミックを間違えて購入することはよくありますが返品したことは一度もありません…)、角川版との比較のために他の巻も購入することに。

コミックらいぶらりい〈2008年9月の新刊〉

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14日 「ワンピース」51巻 新キャラのデュバルもなかなかいい味出していますが、なんと言ってもインパクト大なのは800年前に世界政府を作り上げた王の末裔「天竜人」。読者をムカつかせるポイントを押さえたキャラ。彼らをルフィ達がどう料理するかが今後の見所か。
14日 「湾岸ミッドナイト」41巻 とことんRX-7づくしの展開にセブン乗りはたまらないでしょう。7を仕上げていく男達の熱いこと…。そして主要キャラの一人、レイナがアメリカへ旅立つことになって、ますますこの話は男臭くなっていくわけで。ヒロインはリカコにチェンジということか。
14日 「ナイトメアオブナナリー」3巻 ナナリーを主役にした本作を、スザクを主役とした同じアナザーストーリーの「反攻のスザク」と比較すると、「反攻のスザク」では改変されていた、ナイトメアフレームが登場する点やスザクがユーフェミアの騎士である点などは原作に忠実ですが、世界観には相当独自の解釈が入っていて、かなり興味深い作品に仕上がっています。「反攻のスザク」よりはこちらがオススメかと…。

コミックらいぶらりい〈2008年10月の新刊〉

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12日 「機動戦士ガンダムOO」1・2巻(講談社) キャラデザインが多少崩れていてもアニメのストーリーに比較的忠実なのは講談社版。角川版は相当はしょっています。ただマスードを刹那が保護するエピソードは講談社版の方がカットしています。絵は個人的に角川版が好みですが賛否あるでしょう。
12日 「鉄のラインバレル」1〜10巻 08年10月からのアニメ化 にあたり書店に平積みしてあったのを見かけてストーリーも知らないのに衝動買い。永野護ばりのメカデザインとエヴァチックでミステリアスな展開が魅力 。ちょっと古風なマンガの王道を感じさせるところもポイントです。
12日 「コードギアス反逆のルルーシュ」5巻 他にコミック化されている「ナイトメアオブナナリー」「反攻のスザク」の2作と比較すると限りなく原作に忠実な作品と言えますが、多少の設定変更はあり。それでもアニメを全部見る時間はないけど物語の内容を知りたいという人には最適なアイテムではないでしょうか。この5巻でちょうどアニメの1期目分が終了。2期目の「R2」もコミック化されるのでしょうね。
24日 「遊戯王(文庫)」1〜22巻 保育園児の次男がアニマックスを見ていて、今更ながらすっかりデュエルモンスターカードゲームにハマり、ヤフオクを利用して買い与えた中古カードで遊び始めたのですが、自分 もルールと世界観を知るために文庫版を全巻購入。 終盤の第6章「王の記憶編」が、せっかくの古代エジプトを舞台にした壮大な物語だったのに夢オチならぬゲームオチで早めに打ち切られたのが少々残念だったものの(結末が早まったのは作者の体調不良のせいで、ゲームオチになったのは前半カードバトルが全く登場しなかったことで読者人気が下降したせい)、トータルではなかなかよくできた作品だと思います。カード人気にも納得。
26日 「社長島耕作」1巻 11月2日、パナソニックが三洋電機を子会社化することがニュースとなり、初芝と五洋との経営統合を描いた本作品は、それを予言したと話題に。さて、いよいよ島は社長に。統合後のHGホールディングスは新社名を一般公募するとか。
26日 「コードギアス反攻のスザク」2巻 ナイトメアフレームが登場しない点、マリエルという新キャラが登場している点以外に、ルルーシュとスザクが早い段階で共闘している点、スザクがシュナイゼルの騎士になる点、ロイドがシュナイゼルと組む悪役として描かれている点、シャルルがあっけなく死ぬ点などオリジナルな設定が次々と明らかになるのですが、結末も含め原作と比べるとかなり乱暴な展開に見えます…。
26日 「機動戦士ガンダムOO」4巻(講談社) ファーストシーズン完結。一応アニメに沿ったエンディングになってはいますが、ただアニメの展開をコミカライズしたというだけで読者を感動させる見せ方が不足。戦争の悲惨さを伝えるとか、読者を泣かせるとか、もう少し演出があってよさそうなもの。

コミックらいぶらりい〈2008年11月の新刊〉

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11日 「太陽の黙示録建国編」2巻 廃材・レアメタル回収という仕事を建前に海外の日本人難民を日本のグレイゾーンに帰還させようとする舷一郎。真の目的はそこに自給自足の新しい日本を建国すること。難民は理解を示すのか?北日本、米国の対応は?まだまだ目が離せません。
11日 「新ブラックジャックによろしく」5巻 永大初の脳死ドナーが現れ多くの患者への臓器移植が実現することに。移植手術に立ち会う斉藤、移植に納得できずドナーの親に本当に移植を行っていいのか質問を続ける皆川。斉藤からの臓器移植を待つ赤城 の気持ちは…。相変わらず重い…。
11日 「リアル」8巻 すっかりタイガースに打ち解けた亮。リハビリに必死に取り組み始めた久信。彼の前に現れた同じ障害を持つ謎のプロレスラー。そしてやはり主役は野宮。ついに自分のやるべきことを見つけ今までしたことのない努力を始めるが果たして結果は…。

コミックらいぶらりい〈2008年12月の新刊〉

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12日 「鉄のラインバレル」11巻 遂に加藤機関の目的と加藤の正体が明らかに。ジュダ社長の石神がマキナのファクターであることも明らかになり、あとは加藤機関に対抗する石神の真の目的に注目が集まります。そしてそれを知ったジュダのメンバー達がどのような反応を示すのかにも。石神のマキナに続き、謎のマキナが登場したところで終わる憎い展開に、次の12巻に否が応でも期待が高まります。
12日 「オレら連邦愚連隊」3巻 故宜保愛子をパロったコーブ・I・コブのキャラには相変わらず不快感を感じますが、硬派なストーリーとMSVの絶妙なキャスティングとその描き込みはなかなかのもの。ネメシススパイ容疑事件にどうオチをつけるのか、最終的な評価はそこで決まりそう。
12日 「バガボンド」29巻 吉岡一門七十人斬りの咎で囚われの身となるも、相手に非があるということで重い刑は逃れられそうな武蔵であったが、沢庵和尚に別の生き方を諭され悩み始める。一方小次郎は小倉細川家家老岩間が家臣・小川家直に手合わせを迫られ…。
12日 「機動戦士ガンダムOO」3巻
(角川書店)
講談社版より原作に忠実に思えた角川版ですが、ファーストシーズンを前者が4巻にまとめたのに対し、後者は3巻に詰め込んだため3巻では展開にかなり変更が見られます。しかし詰め込んだ分、内容は濃密でスピード感があり印象は悪くないです。
26日 「ガンダム・ジ・オリジン」18巻 あの「テキサスの攻防」編がオリジン独自のストーリーで展開します。オリジンではマクベがすでに地上で戦死しているためギャンは登場せず、その代わりにシャリアブルのブラウブロが登場。劇場版でカットされていることもありどちらもあまり印象に残っていないのですが、シャリアブルはマクベ以上に記憶にありません…。シャアとセイラとの再会も、より詳細に描かれています。
26日 「ああっ女神さまっ」38巻 たぶん初めて読む人はまったく理解できない世界観だと思うのですが、分かる人だけその雰囲気を楽しめれば良いという感じですね。今回の38巻は特にそういう傾向の内容です。
26日 「あひるの空」21・22巻 主役の空が最近すっかりと鳴りをひそめていますが、ついに21巻の表紙を飾った脇役3人組が輝きを増してきています。特殊な能力を持ったスーパーヒーローもいいですが、こういうどこにでもいるごく普通の高校生が頑張って苦労して成長していく姿が描かれているのがいいですよね。
26日 「ジパング」37・38巻 多くの犠牲を払って、ついに原爆が設置されている大和艦内の1室にたどり着いた「みらい」のクルー達。そこに待ち受けていたのは想像を絶するトラップだった…。原爆を搭載したまま米艦隊に向けて再始動した大和を「みらい」のクルー達は止めることができるのか?そして傷ついた「みらい」は米艦隊の拿捕作戦から逃れることができるのか?いつもいいところで終わります。
30日 「機動戦士ガンダムOOF」2巻 前巻で首に装着されていた爆発物の爆発で重傷を負ったフォンが復活したダブルオー本編のファーストシーズンの終盤からセカンドシーズンに入るまでの4年間を明らかにした外伝。興味深い本編の裏設定が多数登場。何を考えているか全く読めない主役のフォンには、なじめない読者も多そうですが…。
30日 「ギレン暗殺計画」1巻 ファーストガンダム世界を舞台にしたサイドストーリーコミックとしては個人的に最高傑作と言える作品。この作品がどういう結末を迎えるのか分かるまでは断言はできませんが、シリアスなハードボイルドミステリーといった趣。1年戦争末期のジオン公国で連続爆破テロ事件を追う公安捜査官のレオが、ある組織が企てるギレン暗殺計画を知り、翻弄されていくという内容。
30日 「ガンダムレガシー」1巻 宇宙世紀77年から93年までを舞台にした短編集で1巻は6話を収録。第1話ではルウム戦役について描かれていますが「オリジン」の方が詳しい。 2話の第2次ネオジオン紛争でのユウ・カジマの活躍、第3〜5話ではフェンリル隊の1年戦争末期の様子を描いていますが中途半端な終わり方。第6話では戦前のガデムを描いていますが冒頭の年代表記の誤記が痛い。
30日 「コードギアスナイトメアオブナナリー」4巻 コードギアスのアナザーストリーの中ではダントツのインパクトを持つ本作ですが(最近発表された全くの異世界を描いた「幕末異聞録」は除く)、この4巻ではこれまで以上のサプライズが。まずはアニメ本編で記憶を改ざんされたルルーシュの偽の弟として登場したロロが、ルルーシュの双子の弟として登場すること。顔も声もうり二つでルルーシュと対立するのみならず、なんと各エリアの総督をも更迭する権限を持つという設定。そして、なんと言ってもクライマックスは、魔導器ネモと取引し強大な力を持った新生アリスが「私が新たなナイトメア・オブ・ナナリー(ナナリー姫の騎士)!アリス・ザ・コードギアスだ!」と叫んで登場するシーン。作品のタイトルの全てがここに入っているという…。「コードギアス」という作品名を個人名として使ってしまう大胆さにも驚かされましたが、問題はセリフの前半部分。タイトルの「ナイトメアオブナナリー」の「ナイトメア」のスペルは「騎士の馬」を表す「Knightmare」ではなく「悪夢」を表す「Nightmare」になっており、作品の内容からしてこれはこれでなるほどと思っていたのですが、こういう展開になるのならタイトルも「Knightmare」で良かったのでは。まさか誤植ではないと思いますが…。
30日 「湾岸ミッドナイト」42巻 「FDマスター荻島編完結!!」という帯のコピー通り確かに完結しているのですが、「頭文字D」とは対照的に、もう完全に「バトルに勝った・負けた」の話ではなくなっているのですね。これはもう「哲学」の世界です。愛読者には今頃気付いたの?と指摘されそうですが…。
30日 「頭文字D」38巻 プロジェクトDの高橋啓介の駆るFDとプロドライバー皆川の80スープラとの神奈川エリア第2ラウンド・ヒルクライム戦がついに決着。抜きつ抜かれつという展開でもないのに、観戦者とドライバーの台詞のみで、最初から最後まで緊張感のあるバトルを臨場感たっぷりに読者に伝えてくれます。
30日 「ガンダムアライブ」3・5巻 惰性で購入していますが買いそびれていた3巻 もやっと見つけ、もうストーリーも忘れていたので1巻から最終巻の5巻まで一気読み。ただモビルスーツが出てくるというだけでガンダム世界を一切無視した物語なのですが、通して読んでみると子供向けマンガという点では頑張っている方かなという気はします。でもどうせタイムスリップものをやるなら、やはりガンダム正史を利用したものを見たかったというのが正直なところ。生々しい戦争物になって子供向けにするのが難しそうですが。

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