コミックらいぶらりい新刊紹介2009

2009/12/27更新

あくまでこのライブラリーにおいての新刊ということで発行が古いモノも多少あります。

コミックらいぶらりい〈2009年2月の新刊〉

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28日 「ジパング」39巻 原爆が存在する大和の機関科主倉庫に侵入した角松達だが、草加の罠によって海水が注入され窮地に陥る。角松達はこの窮地から抜け出すことができるのか。そして再び米艦隊へ向けて動き出した大和に対し、「みらい」と米国の対応は!?

コミックらいぶらりい〈2009年3月の新刊〉

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10日 「ワンピース」52巻 世界の創造主の末裔「天下人」をルフィが殴り倒したことで、シャボンディ諸島は海軍と他の海賊達も交えただい大乱闘状態に。冥王レイリー、海賊トラファルガー・ローなど魅力的なキャラが続々登場するが田中邦衛モデルの海軍大将・黄猿はどうかと…。
10日 「ワンピース」53巻 王下七武海バーソロミューくまの能力によって、シャボンディ諸島から全員が消されてしまった麦わら一味。ルフィが飛ばされた先は女系戦闘民族が住む島・アマゾン・リリー。男を目の敵とするその島を束ねる蛇姫の正体とは…!?人気が出そうなキャラ。
10日 「社長島耕作」2巻 初芝のライバル会社、ソラーとソムサンが技術提携を発表。そんな情勢の中、子会社・初芝電子部品のMBOに合意した初芝は翌日に新社名・新ブランドの社内公募実施を発表。出遅れた世界市場に本格的に打って出ようとする初芝の次なる課題は…?
10日 「プルートゥ」7巻 地上最強のロボットのうちアトムも含めた6体がプルートゥによって破壊された。最後に生き残ったのは表紙にも描かれているエプシロン。戦災孤児を養育する彼は、孤児達を守るため一度は太陽エネルギーを操りプルートゥを見事撃退したが…。
28日 「鉄のラインバレル」12巻 浩一が助けたアイドル・九条美海は、新たに発見されたマキナを調査中の浩一を追っているうちに、そのマキナのファクターになてしまう。戸惑う一同の前に現れる加藤機関の刺客に対し美海はどのような行動をとるのか。そして思わせぶりなエンディング。

コミックらいぶらりい〈2009年4月の新刊〉

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26日 「コードギアス反逆のルルーシュ」 6巻 コミックもR2編に。確かTV版のルルーシュは完全に記憶を書き換えられている設定だったような記憶があったのだが、このコミック版ではC2とナナリーのことのみ記憶から消されていることになっている。他にも設定変更箇所は多いが上手くまとまっている。
26日 「C.D.A」12巻 ついにアクシズ内の強硬派が決起。 穏健派との戦闘が始まったそのさなかに、シャアがサイド3から帰還。この危機をシャアはどう乗り切るのか…。シリアスなストーリーは十分に魅力的なのだが、いかにも…な女性キャラ群はやはり受け付けがたいものが。

コミックらいぶらりい〈2009年5月の新刊〉

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11日 「ヤング島耕作主任編」3巻 サラリーマンの厳しさが伝わってくるものもあるが、そういうものばかりでなく、なんかほのぼのする良いエピソードがいろいろあって、読んでいてほっとさせてくれる1冊。

コミックらいぶらりい〈2009年6月の新刊〉

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27日 「ジパング」40巻 大和乗員に退艦命令が下り、大和艦内に原爆と共に二人きりになる角松と草加。米艦隊への進行を止めない大和艦内で、角松は原爆をアメリカへ引き渡すよう説得する。果たして草加は角松の要求を聞き入れるのか。今回もいいところで終わっている。
27日 「ブラックジャックによろしく」6巻 教授に自宅に誘われた斉藤は、永大の過去の出来事を色々と聞かされることに。なんと永大の脳死患者からの腎臓移植第1号は教授の娘であり、執刀医は近藤であった。相変わらずの重さだが、近藤夫婦のなれそめなど見所満載。
27日 「社長島耕作」3巻 八木取締役は女の関心を自分に向けるためTOBの情報を女に流しインサイダー取引を持ちかける。大きな利益を出し念願の店を持った女は、本命の男であるロシア大使館職員とともにロシアへ。ロシアを訪れていた島は、女を追う八木と出会うが…。
27日 「ビリーバット」1巻 浦沢直樹の久々の新作を書店で見つけて即購入。時は終戦直後の日本。米国で活躍中の日系二世の漫画家ケヴィンは、自分のマンガのオリジナルキャラと同じものを日本で見たという指摘を受けて日本に向かうが、そこで大きな事件に巻き込まれる。
27日 「ギレン暗殺計画」2巻 首都防衛大隊は武力蜂起の日までその能力を隠していたが、彼らを見下す親衛隊ランゲルス中尉を瞬殺したランス中佐には拍手喝采。それにしてもファーストガンダムの史実を巧みに取り入れたハードボイルドなストーリーは見事。
27日 「機動戦士ガンダム・ジ・オリジン」19巻 ガンダムのマグネットコーティングが完了し激戦地のソロモンで戦っていたホワイトベースに合流するアムロ。TV版とはデザインが変わったモスク・ハンに注目。連邦のソーラー・レイに焼かれるソロモンから、次回ついにドズル・ザビ、ビグ・ザムと共に出撃!

コミックらいぶらりい〈2009年7月の新刊〉

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20日 「プルートゥ」8巻 ついに最終巻。天馬博士に埋め込まれた謎のチップによって目覚めたアトムとプロートゥがついに対決。謎の天才博士ゴジ、そしてボラ-の正体も明らかに。地球滅亡の危機が迫る中、アトムのとった行動とは?多くの読者が原作を読んでみたくなるのでは。
20日 「バガボンド」30巻 囚われの身となった武蔵は牢獄の中で「天下無双」について改めて考える。そんな時小次郎は、小倉細川家の指南役となるべく九州へと向かっていた。重い物語の中、吉岡清十郎の幽霊に取り憑かれたおつうがコミカルに描かれ、読者を和ませてくれる。
20日 「ワンピース」54巻 最近行われた「後世に残したいコミックランキング」で「スラムダンク」に続いて2位に。ちなみに3位は「ドラゴンボール」。DBを超えたことに納得がいかないが今時の笑いのエッセンスと何より他にない壮大な「冒険」を感じさせてくれる点が評価されたのだろう。
20日 「バスタード!!」1巻 いつのまにか出ていた不定期発行コミックの代表格、ついに「背徳の掟編」最終節に。その内容は置いておいて、帯にすら書かれていないが後半3分の1ほどは過去の描き下ろし作品「ヴァージンタイラント」を収録。80年代を感じさせるタッチが妙に懐かしい。
20日 「あひるの空」23・24巻 「LOOKIES」は大人が不良を引っ張っていく物語だが、本作品は子供たちが自分達で成長していこうとする物語。しかも決して大人を敵対する存在として描かない。頼りなさげな新監督の坂田にも敬意が払われている。24巻にしてこの作品が好きになった。
28日 「ガンダムレガシー」2・3巻 外伝の外伝ということで、色々と前知識がないとついて行けない部分もあるが、マニアックなメカが取り上げられたりしていて興味深い。多々存在するガンダムコミックの中では夏元作品のクオリティはかなり高い。
28日 「オレら連邦愚連隊」4巻 この巻からライトアーマーやピクシーガンダムなどMSが、これまで以上に妙に人間的なデザインで描かれているのが少々気になるが、ほとんどオチャラけのないシリアスな物語はなかなか。
28日 「C.D.A若き彗星の肖像」13巻 シャアの活躍によりアクシズ内部の強硬派と穏健派の戦闘が終結。いつものようにシャアに想いを寄せるハマーンの姿があまり目立たない巻のため政治的なドラマに集中できて良かった。MSも良いのだが、やはりゲルググのデザインは今ひとつ。
28日 「ああっ女神さまっ」39巻 相変わらず独特の世界観で走り続けている藤島ワールド。神族と魔族のシェア争いを描く今回も特にコメントのしようがない。第33回講談社漫画賞受賞。
28日 「第08MS小隊」4巻 08小隊コミカライズ版の完結編。若干ストーリーがアニメから変更されているが、ほぼ流れは同じと思って良い。ただ、アニメには登場しなかった外伝が収録されているのがポイント。ストーリー的に目新しいモノではないのだが…。
28日 「太陽の黙示録建国編」3巻 舷一郎に率いられ新国家建設のため富士山麓を目指す難民達。しかし集結前にその地は北日本軍によって制圧されてしまう。それでも諦めない難民達は、世界が注目する中、どうやって足止めする北日本軍を振り切り日本上陸を果たすのか?

コミックらいぶらりい〈2009年8月の新刊〉

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14日 「機動戦士ガンダムOOF」4巻 3巻を買いそびれているため後日。
14日 「機動戦士ガンダムさん」4巻 「隊長のザクさん」シリーズは正直面白くない。「ガルマくん」シリーズも同様だが正史のリアルさが微妙に反映されているところは○。最終回もなかなか。やはり大和田作品の神髄は4コマだと思うが水陸両用MSをネタにした「いきもの」シリーズは厳しい。
14日 「頭文字D」39巻 プロジェクトDのバトルの舞台は、いよいよ神奈川エリア第3ラウンドへ。バトル前に、相手チーム・スパイラルのリーダーである寺の息子・池田の駆るZが、ダークシルバーのR32を駆る「死神」に襲われる。その正体とは…。
20日 「MW(ムウ)」1・2巻 ちょっと前に映画化されて話題になっていたので図書館で借りてみたが、手塚治虫恐るべし。漫画の神様とは言っても、その作品はやはり漫画の世界では古典にすぎないと思っていたが、現代でも十分に通用する重厚なストーリー。映画化されたのも納得。
27日 「ジパング」41巻 「この世界も戦後もどうなろうと知ったことではない」右足に重傷を負った角松が草加に語り出す。角松にここまで付いてきた部下達には裏切りにしか聞こえない告白。原爆を奪うため米軍が大和に迫る中、角松の真意を見抜いた草加のとった行動とは?
27日 「ぼのぼの」31・32巻 ハゲ、スナドリネコの友達、ウソ、伝染病、おじさんのシマリス、言葉がひらめく、立って歩くクズリ、なんでも古くなる、といったテーマで今回も哲学している。個人的には、甥っ子に振り回されるシマリスの話が共感できる人が多そうで良いのではないかと。
27日 「ボルト&ナット」12・14〜17巻 めったに書店に置いていないのを久々に見つけてまとめ買いしたが13巻が抜けているため14巻以降読めず。

コミックらいぶらりい〈2009年9月の新刊〉

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12日 「機動戦士ガンダムOOF」3巻 やっと3巻を見つけたので4巻と一緒に読破。 元テロリストという異色の肩書きを持つ主人公がフェレシュテを離れ更に悪役化。彼はリボンズがメイン機能を移動させてしまったヴェーダを入手し何を目論むのか。OOFはこれで一応完結しOOIへ引き継がれる。
12日 「ワンピース」55巻 兄のエースを救い出すため海底監獄インペルダウンに乗り込んだルフィたち。レベル3、レベル4というように、より深層へ進んで行く主人公達と、強くなっていく彼らを出迎える敵。いかにも週刊ジャンプ的な展開が今だに子供たちのツボにはまるのだろう。
12日 「バガボンド」31巻 見つからぬ答えを求め柳生石舟斎のもとへ向かう武蔵。傷のまだ癒えない武蔵に名をあげようと群がる刺客達。その旅の途中出会った伊藤一刀斎に石舟斎の死を告げられた武蔵は…。しかし今回の見所は、武蔵よりもむしろ又八のドラマ。裏表紙は…。

コミックらいぶらりい〈2009年10月の新刊〉

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11日 「ラインバレル」13巻 マキナと石神社長に疑念を抱き、そのことを早瀬に伝える森次。JUDAに正義はあるのか、加藤機関こそ正義なのか?真の姿を現したラインバレルに対しJUDAのとった行動とは。次回、ラインバレルの謎は明かされるのか?
11日 「美味しんぼ」103巻 久々に連載が再開。士郎と雄山が和解しても2人の食に関する戦いはまだまだ終わらない。帝都新聞と東西新聞は不況の中、至高ののメニューと究極のメニューの休止を検討。しかし、なんとか継続を決定し、日本全県味巡り和歌山編に突入。

コミックらいぶらりい〈2009年11月の新刊〉

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6日 「じゃじゃ馬グルーミン★UP!」文庫版全14巻 1994から2000年にかけて週刊少年サンデーに連載されていたこの作品、職場の先輩に勧められ借りて読んでみたところ見事にはまり、読破した直後に文庫版を買いそろえてしまった。作者のゆうきまさみ氏は「あ〜る」からのファンだったが、正直「パトレイバー」で終わったものと思っていた。その次回作がこれほど面白かったとは…。競走馬生産現場のリアリティ、温かみのある個性豊かなキャラ達、恋愛に興味のないヒロインなど、新鮮な感動が詰まった名作。競馬というギャンブルがからんでくるのでアニメ化などは難しかったのかもしれないが、これほどの作品がたいして話題にならず終了してしまったのは不思議。
23日 「ビリーバット」2巻 戦時中を舞台にしていた1巻から、2巻では何と2000年前へ舞台は飛ぶ。壮大なサイコミステリーのようだが、なんだか支離滅裂になってしまった「モンスター」のようになってしまうはしないかと少々不安。
23日 「機動戦士ガンダムさん」5巻 当初の4コマ漫画はなりを潜め、いきものシリーズ、司令のザクさんシリーズ、ガルマ&シャアのお笑いシリーズなど展開を広げているが、正直どれもぱっとしない。ファーストガンダム放映時の製作現場をネタにしたガンダム創世シリーズに期待。
23日 「湾岸ミッドナイトC1ランナー」1巻 42巻でいったん完結した「湾岸ミッドナイト」の続編。前作の終盤に登場していた「FDマスター」こと、自動車雑誌「GTカーズ」の編集者兼ライターだった荻島信二が主人公に昇格。「GTカーズ」復刊に向け奔走する荻島の前に、偽のRGOワークスステッカーを貼ったFDが現れる、というストーリー。首都高での勝負の勝敗など前作が非常に抽象的だったのに比べ、今回は頭文字Dのような勝ち負けのはっきりした勝負物になりそうな予感。
25日 「もやしもん」1〜8巻 職場の先輩(女性)に勧められて1〜7巻を借り、たいした期待もなく軽い気持ちで読み始めたところ、これがびっくりするくらい面白い。農大を舞台に、菌が見える能力を持つ全然主人公らしくない主人公と、大学の教授と生徒達が織りなす「発酵」をテーマにした物語。1話は、発酵食のあまりのえぐさに引いてしまった読者も多かったろうが、独特の笑いのエッセンスと6巻のフランス編などに見られる感動的なストーリー性には脱帽。8巻の地ビール編もなかなか。第12回手塚治虫賞漫画賞を受賞したというのも納得。菌中心にストラップやぬいぐるみ等グッズも多数出ており、菌のマグネットシリーズを買ってしまった。マイコミックオブザイヤーというところ。
30日 「リアル」9巻 バスケの夢が絶たれた高橋、典型的オタクの花咲、プロレスラーの白鳥というリハビリに励む3人に不思議な連帯感が生まれる。そして、典型的ダメ人間だった野宮は真剣にプロバスケを目指すことを決め、高校時代一緒にプレイしていた高橋の前でそのことを宣言。高橋の中で何かが変わろうとしていた…。もうこれは完全に至極の文学の世界。1100万部突破というのもうなずける。

コミックらいぶらりい〈2009年12月の新刊〉

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9日 「ギレン暗殺計画」3巻 数あるガンダム関連コミックの中では、やはりダントツの存在感を見せる本作。ストーリーも最高だが絵も素晴らしい。格好悪いMSの1つに挙げられるガルバルディがこれほどまでに格好良く描かれたのは初めてではないだろうか。重要人物の登場で今後の展開からも目が離せない。
9日 「ガンダムOO2ndシーズン」1巻 アニメ同様ファーストシーズンの続編である。ストーリーはアニメにほぼ忠実で、よくアニメのコミカライズ作品で問題になる絵のタッチに関しても違和感がない。ガンダムコミックの中では絵の質は相当高い方だと思うが、それでも「ギレン暗殺計画」を読んだ後だと厳しく感じるのは仕方のないところか。
9日 「マクロス THE FIRST」1巻 角川が「ガンダムエース」という月刊誌を創刊し、そのメインにファーストガンダムのキャラデザイナーだった安彦良和氏が描くファーストガンダムのコミカライズ作品「ガンダム・ジ・オリジン」を持ってきたのと全く同じ手法で、「マクロスエース」のメインにファーストマクロスのキャラデザイナーだった美樹本晴彦氏が描くファーストマクロスのコミカライズ作品を持ってきたのが本作品である。「ガンダムエース」でもガンダムものを連載している美樹本氏であるが、やはり彼にはマクロスが似合う。現代らしいハイクオリティな技術で描かれる本作品は「懐かしい」という言葉以上の感動を往年のファンに与えてくれる。記念すべき我がコミックライブラリーの2000冊目にふさわしい1冊となった。
12日 「ワンピース」56巻 劇場版の前売りチケットが恐ろしい勢いで売れているらしい。特典としてコミックス0巻がついてくるというのも大きいようだが、限定と行っても150万部も用意されているのに、買いそびれた者が何とか手に入れようとオークションは大賑わい。当初は1万円超えも当たり前。2000円を切るあたりまで落ち着いてきた12月17日現在の出品数は、それでも6000点以上。異常だ。
26日 「鉄のラインバレル」14巻 前巻で本性を現したラインバレルを破壊するため取り囲むジュダの仲間達。ついに力尽きたラインバレルは森次の手によって…。量産型マキナ「ジンライ」の登場も見所。序盤の戦闘シーンがちょっと見にくい気が…。
26日 「オレら連邦愚連隊」5巻 ついに完結。政治的駆け引きの全貌が明らかになり、これまでのおちゃらけた雰囲気は全くなくシリアスな物語が展開。熱さが多少空回りしている感もあるが、連載が始まったばかりの著者の新作「ガンダムカタナ」は「愚連隊」以上に微妙なので少し心配。
26日 「ジパング」42・43巻 42巻は死を覚悟した草加は角松に、あることを託して大和と共に深海に沈んでいった。投降を決めた「みらい」に対し受け入れを決めた米艦隊の砲弾が不本意にも命中。ついに「みらい」は沈む。そして43巻は最終巻。海中に没した大和の原爆の爆発が確認されたことで戦争の流れは大きく変わる。テニアン・サイパン沖から米艦隊は撤退し、44年10月、日米間に平和条約が締結され、なんと日本の新内閣は連合国に加わりハルノートを受け入れ占領地を放棄。「みらい」唯一の生き残りとなった角松は、「みらい」が沈んでから26年後、なぜ自分だけが生き残ったのかを知ることになる。逆に言えば、なぜ他の乗組員が死なねばならなかったのかを。なかなか劇的な結末であったが結局草加が角松に託したことは何だったのかが曖昧なままだったのは大きな不満。
26日 「ガンダムOO2nd」2・3巻 2巻はアレルヤとマリーの物語を中心に構成され、リボンズとティエリアのパーティーでの出会いまでが描かれる。3巻は、サーシェスの復活と、軌道エレベーターのアロウズによる破壊までが描かれている。クライマックスは、落下するエレベーターの破片を地上への被害を防ぐため敵味方関係なく協力して破壊するシーン。「逆襲のシャア」のあのシーンを踏まえているのは明らか。
29日 「頭文字D」40巻 神奈川エリア第3ラウンドでゼロ理論を唱える池田のZと勝負する啓介。白い悪魔と恐れられる濃霧の発生は勝負の行方にどのような影響を及ぼすのか。そしてダウンヒル勝負は拓海のハチロクVS奥山のS15。啓介いわく「こんな勝負結果はやる前からわかりきってるんだ」そうだ…。

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