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7月20日(金)
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朝早く出たので7時過ぎには別当出合に着いたが路肩は満杯。下に停めるのが嫌なので曲がり角の空き地に停めて出発(隣の軽は宮城ナンバーだった)。
登山口はちょっと寂しく人の姿はチラホラで5,6人というところ。相変わらず年寄りが多いなー(って自分もそうだろが)。 |
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7時10分 登山届けを出して出発。気持が浮き立つときだ。この時間帯はまだ空気さわやか。 |
8時50分 汗びっしょりで甚之助小屋に到着。登山者でいっぱい、座る場所もない。 |
南竜分岐まで来るとえらいところは終わり。雲もなく別山がくっきりと見える。 |
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去年ほどではないが結構汗をかいて甚之助小屋着。ここは登山者が多い。小屋の隅で着替える。
南竜分岐を過ぎると緩やかな登りになり、花も多いので好きなところだ。
弥陀ヶ原でストックがないのに気がついた。延命水で水を飲んだ時に置いてきたと思ったけど戻る気力はなく、あきらめて先へ進むことにした。 |
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黒ボコ岩までのトラバースを眺める。花が多い気持ちのいい道だ。 |
弥陀ヶ原でひとやすみして歩き出すと手が軽い。ストックがない! |
10時25分 室堂着。結構疲れていたが着替えて頂上アタック。 |
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11時15分 頂上着。ガスが流れ出して遠景は望めない。 |
でもときどきガスが晴れるのでこのような眺めが眼下に・・・ |
室堂側のほうもガスが切れたりかかったりという感じだ。 |
帰りはイワギキョウ、クルマユリ、クロユリなど見ながらゆっくり下りる。 |
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室堂について着替えている間にガスがかかり始めた。ちょっと焦ったが涼しくなっていいかと割り切って頂上へ向かったけど足がだるくてなかなか進まない。体力の衰えを感じる。
頂上は案の定ガスが流れていて遠望が利かない。「最高の眺めだった」と登る時すれ違った爺さんに聞いたのに・・・この時間まで無理だったようだ。
残念だが景色も見えないので滞在30分で下りることにして室堂で昼食をとる。 |
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定番のビールにラーメン。今日はスープがまあまああったかい。 |
13時 室堂に別れを告げる。また来るぞーとつぶやいて下山にかかる。 |
雲水の団体が登ってくる。この人たちに出くわすのはこれで3度目。なんか縁があるのかもね。 |
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延命水まで下りて来たらあきらめていたストックがあった! |
濃いがスが下から這い上がってきた。おかげですずしい。 |
下りで一番印象に残った花・・・キヌガサソウ。なんとなく豪華。 |
15時半 無事別当出合に到着。足がだるい。 |
 
奇しくも去年と同じ7月20日、前回は観光新道を選んで猛烈に汗をかいたことを思うと今回短パンにしたこともあってさほど消耗することはなかった。それでも甚之助小屋に着いたときはシャツ(長袖)がべたべただったけど半袖シャツ1枚になったら以後は割と快適に登れた。
弥陀ヶ原でストックを延命水に置き忘れたことに気が付いたがまた下りて登りを繰り返すのはいやだとあきらめることにした。
室堂からの登りが年々きつくなるような気がする。そもそもこの登りの分は体力的には余計で、室堂が山頂ならいいのになといつも思う。でもこれが人生なんだね、などとキザなことを考えながら一歩一歩足を出すのです。
帰りはエコーラインで花を楽しむ予定だったがストック探しのこともあって元の道を下ることにした。結果的にストックが見つかったのでよかった。新しいのを買わずに済んだ(笑)。

別当出合に降りて来たら広場に救急車(矢印)が停まっていた。居合わせたバス(金沢駅から来たバス)のガイドさんに聞いたらなんでも登山者に事故があったということだった。そういうと下りで追い越していったユニフォームの3人組がまた引き返してきたのでわけを聞いたら「ちょっと事情が・・・」と言っていた。どうも関係者らしい。白山で救急隊の出動を見たのはこれで3回目になる。4年前には室堂から女性を負ぶって下りるところを目撃した。救急隊員も大変だと思う。自分も改めて気を付けなければと思った。 |