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平林慎治 組合長

粟津里子 副組合長

岡本幸男 会計・庶務係

東浦みかん特産化組合について

 敦賀湾の東岸、自然豊かな美しい山々に囲まれて「東浦みかん」の農園が広がっています。
今年6月、東浦地区横浜の有志農家が「東浦みかん特産化組合」を立ち上げました。
昨今高齢化が進み栽培をやめてしまう農家が多く、東浦みかんを愛するメンバーはどうにかして継続生産したいと、JA敦賀美方から管理を請け負い、力を合わせて取り組んでいます。
組合員は20人ですが、殆どがリタイアした人で今までみかん栽培の経験は殆どありません。
摘果作業や剪定作業は専門知識が必要ですから専門家から技術指導を受けながら行っています。
地元出身者が定年後地元に帰ってくれることを願いながら、定年後の充実した時間が送られることを期待し、その受け入れ環境を整えることが我々の目的でもあります。
私たちの故郷が何もせずに衰退することが無いように、また若い人たちが故郷の良さや魅力を理解してもらえるように、平均年齢70歳の我々が頑張ろうと思っています。

酸味も大切にした「本当のみかんの味」

 福井県敦賀市の東浦地区は温州みかん栽培の北限といわれています。この地区でのみかん栽培の歴史は古く現在は阿曽・横浜・大比田・元比田地区で盛んに栽培されています。
 東浦のみかんは、よく「酸っぱいみかんだね」といわれます。酸味は少々強いですが、味が濃く、コクがあると多くの方に言っていただいています。
強い海風にそのままさらされて育ったみかんたちは、強くたくましく育ちます。
表面にキズもついています。皮も厚く、見栄えも悪いです。ですが、このように自然な状態で丈夫に育ち、みかん本来の酸味と甘さがバランスよく整っている味が、「本当のみかんの味」ではないでしょうか。
ぜひとも、「本当のみかんの味」をお試しいただきたいと思います。

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