その壱 おすすめ現代ステリー小説

2018/1/17更新
474作品(国内447作品/海外27作品)
※下表には上下巻を分けたものと分けていないものがありますが、上記のカウントは分けずに1タイトル1作品として数えたものです。

 内外のミステリー小説の中から 読了した作品を紹介しています(学生時代に読んだ本はほとんど記憶に残っていないため、それより後に読んだものです)。
 
覧表の作品名に◆マークが付いているものは図書館または奥さん等から借りて読んだもので、それ以外は実際に購入したものです (当初ミステリー以外の作品は読んでも記録していなかったのですが、2012年以降◇マークをつけて記録に残すことにしました)。1999年から一覧表の最後にリンクのある読後評欄で詳しいコメントを残すようにしました。良いところばかりを褒めるだけでは、これから読もうとする方々の参考にならないと考え少々辛口にコメントしております。作家の皆様、偉そうなことばかり書いて申し訳ありません。あくまで私個人の主観です。海外作品も2009年末に別表で追加しましたが、国内作品のコメント欄があまりに短すぎたので、こちらは長めにしています。皆さんの本選びの参考にしていただければ幸いです。
 
だし、ページ開設当初は、これから読む方のために結末には触れないようにしていたものの、一度読んだ本の内容を忘れてしまうのが惜しくて作ったページにもかかわらず、結末部分まで記録しておかないとやはり忘れてしまうことが分かったので、2010年から読後の感想コメント以上にあらすじの記録が多くなっています(2015年からあらすじ部分を太字で区別)。これからその本を読もうとされている方は「ネタバレ」にご注意下さい。そういう意味では、これから読む人向けというよりも「あの小説ってどんな話だったっけ?」と思った人向けです。

【宝島社「このミステリーがすごい!」歴代ランキング作品リスト】はこちら
私がミステリー選びの参考にしているのが、宝島社が毎年年末に刊行している『このミステリーがすごい!』です。
 各年度のランキングをまとめましたので参考にして下さい。文庫化されているもの、絶版になっているものが分かるようにしてあります。

現代ステリー小説 読書記録一覧(作者別)

※発行日の欄の日付は文庫化された時のもので括弧内の日付は初出のもの。括弧のないものは初出のものを購入しています。

 

作者名

作品名

出版社

発行日

読了年

コメント(詳細は最下部のミステリー小説読後評で)

オススメ度

購入

相場英雄 ガラパゴス(上/下)◆ 小学館 (16/ 1) 2017 『このミス17』19位作品。警視庁捜査一課継続査班刑事・田川が自殺に偽装された殺人事件の真相に迫る。 ★★
  崎有吾 図書館の殺人◆ 東京創元社 (16/ 1) 2017 『このミス17』20位作品。高校生探偵・裏染天馬が図書館で発見された大学生の死体の謎を解明する。 ★★
  青山文平 半席◆ 新潮社 (16/ 5) 2017 『このミス17』4位作品。徒目付の片岡が出世を望みつつも、今の職での頼まれ御用の魅力に惹かれていく。 ★★★
  朝倉卓弥 四日間の奇蹟◆ 宝島社 04/ 1(03/ 1) 2010 第1回『このミス』大賞受賞作。脳に障害を持った少女と指を失ったピアニストの物語。 ★★
  浅田次郎 プリズンホテル2秋◆ 集英社 01/ 7(94/ 8) 2018 『このミス95』7位作品。ヤクザの親分が経営するホテルに任侠団体と警察署の一行が同宿して起こる大騒動。 ★★★
  芦沢央 許されようとは思いません◆ 新潮社 (16/ 6) 2017 『このミス17』5位作品。表題作をはじめとした人間の暗部を鬼気迫る筆致で描いた5編の短編を収録。 ★★
  芦辺拓 綺想宮殺人事件◆ 東京創元社 (01/4) 2012 『このミス11』10位。琵琶湖の畔に広がる綺想宮にて繰り広げられる連続見立て殺人。
    奇譚を売る店◆ 光文社 (13/7) 2014 『このミス14』20位。古本屋で買った本をきっかけにして起こる様々なミステリアスな出来事。 ★★
    異次元の館の殺人◆ 光文社 (14/8) 2015 『このミス15』10位。菊園綾子は先輩検事の無実を証明するため関係者が集う洋館に潜入する。
    紅楼夢の殺人◆ 文藝春秋 07/ 8(04/ 5) 2015 『このミス05』10位。舞台は清代の中国。貴族の作った楽園で発生した連続殺人事件の謎を追う。 ★★
  麻生幾 宣戦布告(上/下) 講談社 01/ 3(98/ 3) 2003 福井の敦賀半島に北朝鮮の潜水艦が漂着。半端でないドキドキが味わえる傑作。 ★★★
  天城一 天城一の密室犯罪学教程◆ 日本評論社 (04/ 5) 2012 『このミス05』3位。幻の探偵作家の初作品集。密室犯罪を分類し作例を挙げた教本的作品。
    島崎警部のアリバイ事件簿◆ 早川書房 (05/ 6) 2016 『このミス06』8位。ダイヤグラム犯罪編9編と不可能犯罪編14編からなる傑作短編集第2巻。
  飴村行 粘膜蜥蜴◆ 角川書店 09/ 8(-) 2010 『このミス10』6位。爬虫人を下男に持つ病院長の息子・雪麻呂の狂気を描く。 ★★
  綾辻行人 十角館の殺人 講談社 91/ 9(87/ 9) -1998 作者のデビュー作にして館シリーズ第1作。知人に勧められて読んでみてハマる。 ★★★
水車館の殺人 講談社 92/ 3(88/ 2) -1998 館シリーズは舞台となる建築物が中村青司による設計であるという共通点を持つ。 ★★
迷路館の殺人 講談社 92/ 9(88/ 9) -1998 ワープロの謎解きとか館のトリックはたいしたことないが全体のつくりはすごい。 ★★★
人形館の殺人 講談社 93/ 5(89/ 4) -1998 いつも一生懸命謎解きに挑戦するのだがこれにはやられた。ちょっと反則技あり? ★★
時計館の殺人 講談社 95/ 6(91/ 9) -1998 第45回日本推理作家協会賞受賞作品。ぐいぐい惹きつけられる少々厚めの1冊。 ★★★
黒猫館の殺人 講談社 96/ 6(92/ 4) -1998 これにもやられた。館シリーズの中ではこれが一番印象的。次回作は一向に出ず。 ★★★
    暗黒館の殺人◆ 講談社 (04/9) 2006 『このミス05』7位。湖に浮かぶ孤島に建つ漆黒の館が舞台。複数の人物の視点で描かれる。 ★★
    びっくり館の殺人 講談社 10/ 8(06/ 3) 2010 神戸の洋館に住む少年と友達になった三知也は少年の祖父の演じる腹話術に恐怖する。
    奇面館の殺人 講談社 (12/ 1) 2012 館に招待された6名が翌朝起きてみると仮面をかぶせられ、主人は首無し死体で発見される。 ★★★
殺人方程式 光文社
講談社
94/ 2(89/ 5) -1998 副題「切断された死体の問題」。警視庁刑事明日香井叶と双子の兄・響が謎に挑む。 ★★
鳴風荘事件 光文社
講談社
99/ 3(95/ 5) 1999 殺人方程式パートU。綾辻氏にしては普通の作りだが最後の最後で唸らせられる。 ★★
緋色の囁き 祥伝社
講談社
93/ 7(88/10) -1998 他とは少し毛並みが違い女学校が舞台。他社に版権が移った囁きシリーズ第1作。 ★★
暗闇の囁きき 祥伝社
講談社
94/ 7(89/ 9) -1998 妖精のような兄弟の二少年がひた隠しにする「あっちゃん」の正体とは?怖い。 ★★
黄昏の囁き 祥伝社
講談社
96/ 7(93/ 1) -1998 この作品はあまり印象に残っていない。ちなみに作者は京大推理小説研究会出身。 ★★
殺人鬼 新潮社
角川書店
96/ 2(90/ 1) -1998 『13日の金曜日』系。強烈なスプラッタホラーなので生理的に受け付けない人も…? ★★
殺人鬼U 新潮社
角川書店
97/ 2(93/10) -1998 謎解きは比較的簡単な方。それだけにスプラッタがダメな人は無理して読まなくても。 ★★
霧越邸殺人事件 新潮社 95/ 2(90/ 9) -1998 解説で「完成度という点で、綾辻作品の最高峰」と評された大作。読み応えあり。 ★★
アヤツジユキト1987-1995 講談社 99/ 6(96/ 5)     ★★
眼球綺譚 集英社
角川書店
99/ 9(95/10) 1999 綾辻氏の短編集がついに文庫化!細かいコメントは各月のコメント欄を参照のこと。 ★★
    どんどん橋、落ちた 講談社 02/10(99/10) 2002 短編集。綾辻氏自身が登場する5編を収録。気軽に綾辻ワールドを体験可能。 ★★
    フリークス 光文社 00/ 3(96/ 4) 2002 夢魔の手-313号室の患者-、409号室の患者、フリークス-564号室の患者-を収録。 ★★
    Another(アナザー) 角川書店 (09/10) 2010 『このミス10』3位。転校先の中学で26年前に生まれた呪いに巻き込まれる恒一の運命は。 ★★★
    Another(アナザー)エピソードS◆ 角川書店 (13/ 7) 2013 鳴が恒一に語る、あの災厄に見舞われた1年の夏に出会った自分の死体を捜す幽霊の話。 ★★
  綾辻行人他 アニバーサリー50 光文社 09/12 2010 カッパノベルス50周年を記念した9人の作家による「50」をキーワードにした短編集。 ★★
  有栖川有栖 双頭の悪魔 東京創元社 92/  (99/  4) 2011 『このミス93』6位。木更村に迷い込んだマリアを救出に向かった英都大推理研一行の運命は。 ★★
    朱色の研究 角川書店 00/ 8(97/11) 2003 臨床犯罪学者・火村英生が有栖川有栖とともに2年前の未解決事件解決に挑戦。
    女王国の城◆ 東京創元社 (07/ 9) 2009 『このミス08』3位。宗教団体「人類協会」の聖地へ行方不明の先輩を探しに向かう。 ★★
    鍵の掛かった男◆ 幻冬舎 (15/10) 2016 『このミス16』8位。ホテル住まいをしていた男の死は自殺か他殺か?なぜホテル住まいを続けていたのか? ★★★
  泡坂妻夫 奇術探偵曾我佳城全集<秘の巻><戯の巻>◆ 講談社 03/ 6(00/ 6) 2004 『このミス01』1位作品。引退した女流奇術師が次々と難事件を解決していく短編集。
  安条正 生存者ゼロ◆ 宝島社 (13/ 1) 2014 第11回『このミス』大賞受賞作。北海道沖に浮かぶ石油掘削基地が謎の病原体で全滅? ★★★
飯嶋和一 始祖鳥記 小学館 02/12(00/ 1) 2005 『このミス01』5位。江戸天明期が舞台。01年は不作の年。手を出さない方が無難。
  池井戸潤 下町ロケット◆◇ 小学館 13/12(10/11) 2015 2011年直木賞。倒産の危機に陥った町工場が意地を見せ技術力で大企業に対抗する。 ★★★  
  池上永一 シャングリ・ラ◆ 角川書店 08/10(05/ 4) 2014 『このミス06』16位。 政府の方針で森林化が進む近未来の東京。難民となった人々は政府と戦う。 ★★
    テンペスト◆ 角川書店 10/ 8(08/ 8) 2016 『このミス09』11位。19世紀の琉球王朝を舞台に少女・真鶴が性別を偽って王宮で出世していく物語。 ★★★
伊坂幸太郎 オーデュボンの祈り 新潮社 03/12(00/12) 2004 『重力ピエロ』で直木賞候補になった著者のデビュー作。案山子が殺される 不可解な事件。 ★★
    ラッシュライフ◆ 新潮社 09/11(02/07) 2010 エッシャーの騙し絵のごとく、5つの物語が終盤でひとつに収斂していく不思議を味わう。 ★★
    重力ピエロ 新潮社 06/ 7(03/ 4) 2009 『このミス04』3位。泉水と春の異父兄弟の前に連続放火と謎のグラフィティアートが出現。 ★★
    グラスホッパー 角川書店 07/6(04/7) 2010 『このミス05』18位。社長の息子に妻を殺された鈴木はその会社に潜入し復讐の機会を窺う。 ★★★
    アヒルと鴨のコインロッカー◆ 東京創元社 06/12(03/11) 2008 『このミス05』2位。河崎を中心に「現在」と「2年前」の場面が交互に語られる。 ★★
    ゴールデンスランバー 新潮社 (07/11) 2009 『このミス09』1位。首相暗殺の濡れ衣を着せられ必死で逃げる青柳。文句なしの傑作。 ★★★
    マリアビートル◆ 角川書店 (10/ 9) 2012 『このミス11』6位。新幹線の中で繰り広げられる殺し屋達の争い。グラスホッパーの続編。 ★★
    死神の精度◆ 文藝春秋 08/ 2(05/ 6) 2014 『このミス06』12位作品。1週間の調査の後、対象者の死に可否の判断を下す死神の物語。 ★★★
    死神の浮力◆ 文藝春秋 12/ 1 2014 『このミス14』5位作品。娘をサイコパスに殺され復讐しようとする作家を調査する千葉の結論は。 ★★★
    陽気なギャングが地球を回す◆ 祥伝社 06/ 2(03/ 2) 2014 『このミス04』6位作品。4人の銀行強盗が現金輸送車襲撃犯に売り上げを横取りされてしまい…。 ★★
    夜の国のクーパー◆ 東京創元社 (12/ 5) 2014 『このミス13』19位作品。クーパーという怪物を倒すため毎年森に兵士を送りこむ国の物語。 ★★
    チルドレン◆ 講談社 07/ 5(04/ 5) 2016 『このミス05』16位作品。強烈な個性を持つ家裁調査官・陣内と日常の謎を描いた心温まる短編集。 ★★
  伊坂幸太郎/
阿部和重
キャプテンサンダーボルト◆ 文藝春秋 (14/11) 2016 『このミス16』5位。太平洋戦争中の米軍機の墜落事故後、東北に広まった病気の謎を追う。 ★★
  石持浅海 扉は閉ざされたまま◆ 祥伝社 08/ 2(05/ 5) 2009 『このミス06』2位作品。成城のペンションで開かれた同窓会で起こった密室殺人を描く。 ★★★
    月の扉◆ 光文社 06/ 4(03/ 8) 2015 『このミス04』8位作品。逮捕されたボランティア団体主催者を救出するためハイジャックが発生。 ★★
  市川憂人 ジェリーフィッシュは凍らない◆ 東京創元社 (16/10) 2017 『このミス17』10位作品。21世紀版『そして誰もいなくなった』。不時着した飛行船乗員全員を他殺体で発見。 ★★★
  伊園旬 ブレイクスルー・トライアル◆ 宝島社 09/ 3(07/ 1) 2007 第5回2007年「このミス大賞」受賞作。セキュリティ企業主催の侵入ゲームに挑戦。 ★★
  一色さゆり 神の値段◆ 宝島社 (16/ 2) 2016 第14回2016年「このミス大賞」受賞作。 姿を現さない謎の芸術家と唯一繋がりのあった女性が殺され…。 ★★★
  伊藤計劃×
円城塔
屍者の帝国◆ 河出書房新社 (12/ 8) 2014 『このミス13』11位作品。19世紀末、屍者が使役される世界での諜報員の活躍を描く。
  稲見一良 ダック・コール 早川書房 94/ 2(91/ 2) 2011 『このミス92』3位作品。石に鳥を描く男に出会った若者が夢で見た野鳥にまつわる6つの物語。 ★★★
    セント・メリーのリボン◆ 光文社 06/ 3(96/ 2) 2015 『このミス94』3位作品。「男の贈り物」をテーマとした珠玉の短編集。特に表題の5作目は秀逸。 ★★★
  乾 くるみ イニシエーション・ラブ◆ 文藝春秋
(原書房)
07/ 4(04/ 4) 2015 『このミス05』12位作品。最後の2行で全てがひっくり返る、たっくんとマユの恋愛物語。 ★★
  乾 緑郎 完全なる首長竜の日◆ 宝島社 12/ 1(11/ 1) 2013 第9回『このミス大賞』大賞作品。淳美は意識不明の弟とSCインターフェースで対話を続けるが… ★★
  井上真偽 その可能性はすでに考えた◆ 講談社 (15/ 9) 2016 『このミス16』14位作品。謎が真に解けないことを証明しようとする借金まみれの探偵が主人公。 ★★
    聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた◆ 講談社 (16/ 7) 2017 『このミス17』11位作品。成金一家に嫌々嫁ぐことになった娘。その結婚式の会場で3人が死亡するが…。 ★★
  井上夢人 ラバー・ソウル◆ 講談社 14/ 6(12/ 6) 2015 『このミス13』13位作品。モデルの美縞絵里は鈴木誠という引き籠もり男のストーカー被害に遭う。 ★★
    オルファクトグラム(上)(下)◆ 講談社 05/ 2(00/ 1) 2015 『このミス01』4位作品。殺人鬼に襲われた稔は1ヵ月後に意識を回復した時に驚異的な嗅覚を得ていた。 ★★★
  今村昌弘 屍人荘の殺人◆ 東京創元社 (17/10) 2018 『このミス18』1位作品。○○○によって山中のペンションに閉じ込められるという前代未聞の本格ミステリ。 ★★★
  岩井志麻子 ぼっけえ、きょうてえ◆ 角川書店 02/ 7(99/10) 2014 日本ホラー小説大賞、『このミス00』16位作品。明治の遊郭、貧しい農村、漁村等が舞台の4短編。 ★★

歌野晶午 葉桜の季節に君を想うということ 文藝春秋 07/ 5(03/ 3) 2007 『このミス04』1位、04本格ミステリベスト10第1位ほか多数のミステリ賞を受賞。 ★★★
    コモリと子守り◆ 光文社 (12/12) 2014 『このミス14』18位 。引きこもりの少年と幼い弟の子守りに忙しい少女が誘拐事件に挑む。
    密室殺人ゲーム王手飛車取り◆ 講談社 10/ 1(07/ 1) 2015 このミス08』12位 。5人のメンバーが1人ずつ事件を起こし残ったメンバーが謎解きをするゲーム。 ★★
  打海文三 ハルビン・カフェ◆ 角川書店 05/ 7(02/ 4) 2015 『このミス03』5位作品。新興港湾都市で警官によって組織された自警団Pが起こすテロの物語。
  冲方丁 十二人の死にたい子どもたち 文藝春秋 (16/10) 2017 『このミス17』16位作品。12人の少年少女が集団自殺しようとしていた廃病院で少年の遺体を発見する。 ★★
  梅原克文 カムナビ(上)(下) 角川書店 02/11(99/ 9) 2018 『このミス00』17位作品。ありえない高熱で焼かれた焼死体の謎から始まるビッグスケールの歴史SF小説。 ★★
逢坂 剛 燃える地の果てに(上)(下) 文藝春秋 01/11(98/ 8) 2002 『このミス99』2位作品。実話をもとにしたフィクション。 ★★
    禿鷹の夜 文藝春秋 03/ 6(00/ 5) 2005 『このミス01』3位作品。刑事がヤクザと組んで南米マフィアと対決するという話。 ★★
    砕かれた鍵◆ 集英社 95/ 3(92/ 6) 2017 『このミス93』12位作品。警視庁特別監察官・倉木尚武と公安四課に勤める妻の美希が爆弾魔ペガサスを追う。 ★★
大沢在昌 新宿鮫 光文社 97/ 8(90/ 9) -1998 『このミス91』1位作品。第2弾以降もヒットを続ける人気シリーズ! ★★
新宿鮫U毒猿 光文社 98/ 8(91/ 8) 1999 『このミス92』2位だが、個人的には同年1位の『行きずりの街』よりもいいと思う。 ★★★
新宿鮫V屍蘭 光文社 99/ 8(93/ 3) 1999 トリックやどんでん返しがなくラストがあっけないところが『このミス』上位を逃した原因? ★★
    新宿鮫W無間人形 光文社 00/ 5(94/ 7) 2002 第110回直木賞受賞作品。ラストにもう少し余韻が欲しい以外は安心して読める一冊。 ★★★
    新宿鮫X炎蛹 光文社 01/ 6(95/10) 2002 前回は覚醒剤の密売ルート、今回は窃盗グループと放火犯と殺人犯と害虫(?)を追う! ★★★
    新宿鮫Y氷舞 光文社 02/ 6(97/  ) 2002 元CIAの米国人が殺され調査を進める鮫島の前に立ちはだかったのは公安警察! ★★★
    新宿鮫Z灰夜 光文社 04/ 6(01/ 2) 2004 自殺した同僚・宮本の七回忌に出席した鮫島は何者かに拉致され見知らぬ街で闘う 。 ★★★
    新宿鮫[風化水脈 光文社 06/ 3(00/ 8) 2006 高級車窃盗団を追う鮫島と、出所したばかりの真壁とその妻・雪絵の物語が交錯。 ★★★
    新宿鮫\狼花 光文社 08/10(06/ 9) 2013 盗品を扱う泥棒市場の存在を突き止めた鮫島の前に宿敵・仙田と同期の香田が立ちはだかる。 ★★
    新宿鮫狼]絆回廊◆ 光文社 (11/ 6) 2013 警官殺しを計画している長期刑を終えて帰ってきた男を鮫島 は止めることができるのか。 ★★
    砂の狩人(上)(下) 幻冬舎 05/ 8(02/ 9) 2012 暴力団組長の子女連続殺人事件の捜査のため元刑事・西野に白羽の矢が立てられる。 ★★★
    闇先案内人(上)(下) 文藝春秋 05/ 5(01/ 9) 2015 逃がし屋の葛原は警察庁幹部に隣国の要人を捕らえて暗殺者から逃がすよう依頼される。 ★★
    赤い博物館◆ 文藝春秋 (15/ 9) 2016 『このミス16』19位。犯罪資料博物館に左遷された元捜査一課の寺田聡が過去の事件の真相に挑む。 ★★
  岡崎琢磨 珈琲店タレーランの事件簿
また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を◆
講談社 12/ 8 2014 『このミス大賞11』隠し球。珈琲店タレーランの女性バリスタ切間美星が様々な謎に挑む。 ★★
  小川洋子 猫を抱いて象と泳ぐ◆◇ 文藝春秋 11/ 7(09/ 1) 2012 芥川賞作家の贈る、チェス盤の下に潜ってしかチェスを指せない少年の悲しくも切ない物語。 ★★
  奥泉 光 シューマンの指◆ 講談社 (10/7) 2013 『このミス11』5位。高校生天才ピアニストの失われた指は如何にして復活したのか? ★★
    桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活◆ 文藝春秋 13/11(11/ 5) 2015 『このミス12』17位。三流大学准教授クワコーが次々に災難に見舞われ女子大生に救われる物語? ★★
  奥田英朗 邪魔(上/下) 講談社 04/ 3(01/ 4) 2004 『このミス02』2位。大藪春彦賞。平凡なパート主婦と妻を亡くした刑事が堕ちていく。 ★★★
    最悪◆ 講談社 02/ 9(99/ 2) 2015 『このミス00』7位。鉄工所社長、女子銀行員、無職青年の3人がどんどん追い詰められた先に…。 ★★
  乙一 GOTH(夜の章/僕の章) 角川書店 05/ 6(02/ 7) 2005 『このミス03』2位。第3回本格ミステリ大賞。狐に摘まれた感覚を味わうことができる。 ★★★
    銃とチョコレート◆ 講談社 13/10(06/ 5) 2014 『このミス07』5位。怪盗ゴディバを追う名探偵ロイズに憧れる少年リンツは謎の地図を入手し…。 ★★
    ZOO(上/下)◆ 集英社 06/ 5(03/ 6) 2016 『このミス04』20位。乙一ワールドを手軽に味わえる11編を収めた短編集。「陽だまりの詩」がオススメ。 ★★
小野不由美 異聞 (とうけいいぶん) 新潮社 99/ 5(94/ 8) 2017 『このミス95』14位。 帝都に跋扈する魑魅魍魎が起こす事件の真相は果たして公爵家のお家騒動なのか?
    屍鬼(一) 新潮社 02/ 2(98/ 9) 2002 『このミス99』4位。四方を山に囲まれた村が舞台。登場人物が多すぎるのが…。 ★★
    屍鬼(二) 新潮社 02/ 2(98/ 9) 2002 加速度的に死者の数が増加。医学ミステリーと思いきや謎は増えていくばかりで… ★★★
    屍鬼(三) 新潮社 02/ 3(98/ 9) 2002 医学ミステリーから一気にホラーへと ジャンルが転じる。主人公は物わかりがよすぎでは? ★★
    屍鬼(四) 新潮社 02/ 3(98/ 9) 2002 救いようのないどん底へどんどん話が進みストレスはたまる一方。果たして結末は? ★★
    屍鬼(五) 新潮社 02/ 3(98/ 9) 2002 人間の存在とは?という哲学的世界へ。読者のイライラが一気に吹き飛ぶ展開! ★★★
    黒祠の島◆ 祥伝社 04/ 6(01/ 2) 2004 作家・葛木が失踪しパートナーの式部は彼女が黒祠の島へ渡ったことを突きとめる 。 ★★
    残穢(ざんえ)◆ 新潮社 15/ 7(12/ 7) 2015 『このミス13』17位。 作家の「私」は読者の久保と共にマンションで発生する謎の怪異現象を追う。
  織守きょうや 黒野葉月は鳥籠で眠らない 講談社 (15/ 3) 2016 『このミス16』19位。弁護士生活2年目の木村龍一は事件の裏に隠された真相に気付かされて…。 ★★
  恩田 陸 象と耳鳴り◆ 祥伝社 03/ 2(99/11) 2014 『このミス01』6位。 退職判事・関根多佳雄が様々なミステリを解き明かす12編を収めた短編集。 ★★
    三月は深き紅の淵を◆ 講談社 01/ 7(97/ 7) 2015 『このミス98』9位。 1冊の本に纏わる4つの物語。巧一は幻の本を探し出すよう頼まれるが…。 ★★
    ドミノ◆ 角川書店 04/ 6(01/ 7) 2016 『このミス02』12位作品。30人近くの登場人物が東京駅周辺で入り乱れ派手に絡み合うカオスなミステリ。 ★★
垣根涼介 ワイルド・ソウル◆ 幻冬舎 06/ 4/(03/ 8) 2015 『このミス04』10位。 未開のアマゾンへの棄民政策を行った日本政府に対する男達の復讐劇を描く。 ★★★
  梶永正史 警視庁捜査二課・郷間彩香特命指揮官◆ 宝島社 (14/ 1) 2014 「このミス大賞2014」大賞。銀行強盗が交渉役に指名したのは電卓女と呼ばれる女刑事だった。 ★★
  霞 流一 スティームタイガーの死走 角川書店 04/ 3(01/ 1) 2005 玩具メーカの創業者・小羽田伝介の再現した幻の蒸気機関車C63が走行中消失!
  海道 尊 チーム・バチスタの栄光(上) 宝島社 07/11(06/ 2) 2007 06年このミス大賞。心臓移植の権威・桐生の外科チームで立て続けに術中死が発生… ★★★
    チーム・バチスタの栄光(下) 宝島社 07/11(06/ 2) 2007 万年講師・田口と厚労省の変人・白鳥のコンビがスタッフの素顔を次々に暴いていく。 ★★★
    ナイチンゲールの沈黙(上) 宝島社 08/ 9(06/10) 2009 看護師の小夜は歌手・冴子の入院によって自分の知られざる能力に気付いていく。 ★★
    ナイチンゲールの沈黙(下) 宝島社 08/ 9(06/10) 2009 小児科病棟入院患者・瑞人の父親が殺され、厚労省の変人・白鳥も捜査に加わる。 ★★
    ジェネラル・ルージュの凱旋(上) 宝島社 09/  1(08/ 4) 2009 速水の収賄を告発する文書が田口の元に届く。 前作と並行した時間軸で物語が展開。 ★★★
    ジェネラル・ルージュの凱旋(下) 宝島社 09/  1(08/ 4) 2009 エシックスの沼田、謎の新人看護師、そして白鳥が登場。 速水の運命やいかに。 ★★★
  香納諒一 心に雹の降りしきる◆ 双葉社 (11/ 9) 2013 『このミス2012』9位。刑事の都築は7年前に失踪した娘を探し続ける井狩にうんざりしていたが…。 ★★
    贄の夜会◆ 文藝春秋 09/5(06/5) 2014 『このミス2007』7位。犯罪被害者家族の集い参加者殺害の容疑者に浮上した弁護士の正体は… ★★★
  壁井ユカコ 2.43清陰高校男子バレー部◆◇ 集英社 (13/ 7) 2014 東京の強豪校で問題を起こした少年が幼少期を過ごした福井に戻りバレーに再び取り組む。
  柄澤齊 ロンド(上/下)◆ 東京創元社 06/ 6(02/11) 2016 『このミス03』8位作品。 「ロンド」という名の幻の絵画を巡って起こる連続名画見立て殺人事件を描く。 ★★★
  神野淳一 ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者◇ アスキーメディアワークス (〜12/12) 2013 模型雑誌とタイアップした『機動戦士Ζガンダム』の外伝小説で地上編・宇宙編合わせて全8巻。 ★★
貴志祐介 黒い家 角川書店 98/12(97/ 6) 1999 『このミス98』2位。第4回日本ホラー小説大賞受賞作。可もなく不可もなくといった感じ。 ★★
    天使の囀り 角川書店 00/12(98/ 6) 2004 『このミス99』5位。次々と謎の自殺を遂げるアマゾン調査隊のメンバー。傑作です。 ★★★
    新世界より 講談社 (08/ 1) 2009 『このミス09』5位。1000年後の日本でバケネズミや悪鬼、業魔と戦う人々の物語。 ★★
    悪の教典◆ 文藝春秋 (10/ 7) 2011 『このミス11』1位。人知れず自分に不都合な人間を排除していく人気教師の暴走を描く。 ★★★
    硝子のハンマー◆ 角川書店 07/10(04/ 4) 2013 『このミス05』6位。介護サービス会社の社長室で起こった密室殺人に防犯コンサルタントが挑む。 ★★
    青の炎◆ 角川書店 02/10(99/10) 2014 『このミス00』15位。母と離婚したはずの再婚相手の男に家に居座られた秀一は殺害を計画する。 ★★
    鍵のかかった部屋◆ 角川書店 12/ 4(11/ 7) 2015 『このミス12』17位。防犯探偵・榎本シリーズ第3弾。密室殺人をテーマとした短編を4編収録。 ★★
    ミステリークロック◆ 角川書店 (17/10) 2018 『このミス18』4位。防犯探偵・榎本シリーズ第4弾。収録されている4編中「コロッサスの鉤爪」が秀逸。 ★★
  北村薫 空飛ぶ馬◆ 東京創元社 94/ 4(89/  ) 2011 『このミス89』2位。「私」と円紫師匠が日常風景の中で推理を繰り広げる作者のデビュー作。 ★★★
    盤上の敵◆ 講談社 02/10(99/ 9) 2003 『このミス00』8位。内容の残酷さと後味の悪い結末に好き嫌いは分かれようがトリックは見事。 ★★
    スキップ◆ 新潮社 99/ 7(95/ 8) 2007 『このミス96』7位。昭和40年代の女子高生の心が25年後の自分の中に飛んでくるという設定。 ★★
    夜の蝉◆ 東京創元社 96/ 2(90/  ) 2011 『このミス91』2位。円紫師匠シリーズ第2弾。「朧夜の底」「六月の花嫁」「夜の蝉」を収録。 ★★
    冬のオペラ◆ 角川書店 02/ 5(93/  ) 2011 『このミス94』6位。名探偵・巫(かんなぎ)弓彦と、彼の記録者を志願した姫宮あゆみの物語。 ★★
    鷺と雪◆ 文藝春秋 11/10(09/ 4) 2014 『このミス10』11位。昭和初期の東京で令嬢と女性運転手が謎に挑むベッキーさんシリーズ第3弾。 ★★★
    街の灯◆ 文藝春秋 06/ 5(03/ 1) 2014 『このミス04』18位。昭和初期の東京で令嬢と女性運転手が謎に挑むベッキーさんシリーズ第1弾。 ★★★
    ターン◆ 新潮社 00/ 7(97/ 8) 2014 『このミス98』14位。版画家の真希は交通事故に遭い、精神だけが無人の異世界に取り残される。 ★★★
    リセット◆ 新潮社 03/ 7(01/ 1) 2014 『このミス02』ランク外。 『スキップ』『ターン』に続く「時と人」三部作の完結編。転生がテーマ。 ★★★
    秋の花◆ 東京創元社 97/ 2(91/  ) 2015 『このミス92』12位。円紫シリーズ第3弾。高校の屋上から転落死した女子高生の謎に挑む。 ★★
    六の宮の姫君◆ 東京創元社 99/ 6(92/  ) 2015 『このミス93』18位。円紫シリーズ第4弾。芥川が自作『六の宮〜』に関して残した言葉の謎を追う。
  北山猛邦 私たちが星座を盗んだ理由◆ 講談社 (11/ 3) 2014 『このミス12』15位。少年少女向けの様々なジャンルの5つの物語からなるミステリ短編集。 ★★
    オルゴーリェンヌ◆ 東京創元社 (14/11) 2016 『このミス16』10位作品。書物が駆逐される世界で起こるオルゴール職人達を標的にした連続殺人事件。
京極夏彦 姑獲鳥の夏 講談社 98/ 9(94/ 9) 1999 『このミス88〜98読者が選ぶベスト20』13位。京極氏初の文庫化作品。力作だが…。 ★★
魍魎の匣 講談社 99/ 9(95/ 1) 1999 『このミスが選ぶ過去10年88〜97のベスト20』4位作品。読者投票で3位の傑作! ★★★
嗤う伊右衛門◆ 中央公論 (97/ 6) 2000 『このミス98』7位。京極堂シリーズとは趣の異なる京極版四谷怪談。 独特の余韻。 ★★★
狂骨の夢 講談社 00/09(95/ 8) 2001 文庫化第3弾!とんでもない分厚さが気にならないぐらい引き込まれる。 ★★★
    鉄鼠の檻 講談社 01/09(96/ 1) 2001 箱根の山奥に誰にも知られていない寺が存在していたという設定に引き込まれる! ★★★
    絡新婦の理 講談社 02/09(96/11) 2002 目潰し魔による連続殺人から舞台は女学校へ。さらに絞殺魔が。超複雑で苦痛? ★★
    巷説百物語 角川書店 03/ 6(99/ 8) 2003 江戸時代を舞台に戯作者志望の百介ほか3名が妖怪の世界に足を踏み入れる。 ★★★
    続巷説百物語 角川書店 05/ 2(01/ 5) 2005 野鉄砲、狐者異、飛縁魔、船幽霊と妖怪の絡んだ話は一つの事件へ収束していく。 ★★
    後巷説百物語 角川書店 07/ 4(03/11) 2007 完結編。基本的なスタンスは変わっていないが今回は実にキレイにまとまっている。 ★★★★
    塗仏の宴 宴の支度 講談社 03/ 9(98/ 3) 2003 6つの章でおなじみの人物が次々事件に巻き込まれ「宴の始末」に引き継がれる。 ★★★
    塗仏の宴 宴の始末 講談社 03/10(98/ 9) 2003 膨れ上がった事件の関係者達は韮山へ集結し京極によって大円団が待ち受ける 。 ★★
    百鬼夜行ー陰 講談社 04/ 9(99/ 7) 2004 京極堂シリーズとリンクした短編集。妖怪をテーマにした短編を10編収録。 ★★
    百器徒然袋ー雨 講談社 05/ 9(99/11) 2005 これはもう京極堂シリーズそのもの。器をテーマにした短編が3本収められている。 ★★
    百器徒然袋ー風 講談社 07/10(04/ 7) 2007 シリーズ中最も軽め。電気配線工・本島を主役に探偵榎木津の活躍(?)を描く。 ★★
    今昔続百鬼ー雲 講談社 06/ 6(01/11) 2006 多々良先生行状記というサブタイトルの通りセンセイと助手の沼上の珍道中を描く。 ★★
    陰摩羅鬼の瑕 講談社 06/ 9(03/ 8) 2006 今昔続百鬼から話が続いている。白樺湖畔の洋館での花嫁連続殺人事件を描く。 ★★
    邪魅の雫 講談社 09/ 6(06/ 9) 2009 特殊な青酸毒による殺人事件が連続発生。榎木津の縁談に関係している疑いが…。 ★★
    死ねばいいのに◆ 講談社 12/11(10/ 5) 2014 『このミス11』12位。殺害された派遣社員の女性の関係者に話を聞いて回る健也の正体は? ★★★
  桐野夏生 OUT(アウト)(上) 講談社 02/06(97/ 7) 2002 『このミス98』1位。読めば読むほど登場人物たちの愚かさに気が滅入ってくるが…。 ★★★
    OUT(アウト)(下) 講談社 02/06(97/ 7) 2002 世間からOUTしていく主婦達の運命はどんどん予想外の方向へ!文句無しの傑作。 ★★★★
    柔らかな頬(上) 文藝春秋 04/12(99/ 4) 2005 『このミス00』5位作品。北海道から家出したカスミの娘がその北海道で失踪する。 ★★★
    柔らかな頬(下) 文藝春秋 04/12(99/ 4) 2005 直木賞受賞作。癌で余命僅かの元刑事と娘を探すカスミが最後に見た現実とは…。 ★★
    グロテスク(上/下)◆ 文藝春秋 06/ 9(03/ 6) 2015 『このミス04』5位作品。1997年に起きた東電OL殺人事件を元に書かれた女の醜さを描いた作品。 ★★★★
鯨統一郎 邪馬台国はどこですか?◆ 東京創元社 98/ 5 2015 『このミス99』8位作品。邪馬台国の真の場所、聖徳太子の正体などに迫る歴史ミステリー。 ★★★
  倉知淳 片桐大三郎とXYZの悲劇◆ 文藝春秋 (15/ 9) 2016 『このミス16』7位。元時代劇の大スターで現在は芸能プロダクションの社長が難事件を即解決。 ★★
    こめぐら◆ 東京創元社 14/ 1(10/ 9) 2017 『このミス11』17位。シリーズ第1弾『なぎなた』に続く短編集。6編収録されているが表題作はない。
  黒川博行 破門◆ 角川書店 (14/ 2) 2015 『このミス15』8位作品。イケイケヤクザとヘタレの建設コンサルタントコンビが詐欺師を追う。 ★★★
    後妻業◆ 文藝春秋 (14/ 8) 2015 『このミス15』15位作品。結婚相談所と組み資産家老人を次々に殺害し遺産を狙う女の罪を暴く。 ★★★
高城高 函館水上警察◆ 東京創元社 11/ 6(09/ 7) 2015 『このミス10』12位作品。五条文也警部が活躍する明治の函館を舞台にした警察小説。
  小林泰三 アリス殺し◆ 東京創元社 (13/ 9) 2014 『このミス14』4位作品。栗栖川亜理が夢で見る不思議の国で死者が出ると現実世界でも…。 ★★★
  近藤史恵 サクリファイス◆ 新潮社 10/ 1(07/  ) 2009 『このミス08』7位作品。自転車レースの選手である主人公が遭遇した事件の真相とは。
  今野敏 隠蔽捜査◆ 新潮社 08/ 2(05/ 9) 2012 『このミス06』20位。キャリアの竜崎は連続殺人事件と息子の犯罪との狭間で苦悩する。 ★★★★
    隠蔽捜査2 果断◆ 新潮社 10/ 2(07/ 4) 2012 『このミス08』4位。息子の不祥事で異動になった竜崎は立て籠もり事件で再び窮地に立たされる。 ★★★
    隠蔽捜査4 転迷◆ 新潮社 14/ 5(11/ 9) 2015 『このミス12』14位。 外務省職員刺殺、轢き逃げ、連続放火、覚醒剤…様々な事件が竜崎を襲う。 ★★
桜 木紫乃 硝子の葦◆ 新潮社 14/ 6(10/ 9) 2017 『このミス11』16位作品。母親の愛人と勤め先の上司の両方と関係を続け前者と結婚した節子の運命は…。 ★★
  桜庭一樹 赤朽葉家の伝説◆ 東京創元社 10/ 9(06/12) 2009 『このミス08』2位。三代にわたり鳥取の旧家を支えた女達の物語。世界観が素晴らしい。 ★★★
  佐々木譲 制服捜査◆ 新潮社 09/ 2(06/ 3) 2013 『このミス07』2位。駐在所に異動してきた元刑事の川久保が農村に隠された犯罪を暴いていく。 ★★★
    警官の血◆ 新潮社 (07/ 9) 2008 『このミス08』1位。戦後親子3代に渡って受け継がれる「警官の血」のドラマ。 ★★★★
    暴風雪◆ 新潮社 (09/ 2) 2013 『このミス12』8位。大型爆弾低気圧が十勝平野を襲った日、志茂別で様々な犯罪が同時に発生。 ★★
    警官の条件◆ 新潮社 (11/ 9) 2013 『このミス12』8位。辞職させられた不良刑事が麻薬ルート解明のため復帰する。 ★★★
    笑う警官◆ 角川事務所 07/ 5(04/12) 2014 『このミス06』10位。殺人の濡れ衣を着せられたかつての相棒を救うため佐伯は独自捜査を開始。 ★★★
    代官山コールドケース◆ 文藝春秋 (13/ 8) 2014 『このミス14』14位。殺人現場から17年前に死亡したはずの殺人犯のDNAが採取された謎を追う。 ★★
    ストックホルムの密使(上)(下)◆ 新潮社 97/12(94/10) 2015 『このミス95』2位。1945年スウェーデンから日本存亡に関わる極秘情報を携えた密使が放たれる。 ★★★
    北帰行◆ 角川書店 12/ 9(10/ 1) 2015 『このミス10』15位。ロシアの女性をアテンドすることになった卓也は彼女が殺し屋であると知る。 ★★
    犬の掟◆ 新潮社 (15/ 9) 2016 『このミス16』19位。東京湾岸で発見された暴力団幹部の射殺体を巡る事件を2組の刑事達が追う。 ★★
  佐藤正午 鳩の撃退法(上/下)◆ 小学館 (14/11) 2016 『このミス16』11位。偽札を掴まされた元直木賞作家が事件の謎解きをしながら小説に記していくという作品。 ★★★
梓崎優 叫びと祈り◆ 東京創元社 (10/ 2) 2011 『このミス11』3位。斉木が世界各国で遭遇する数々の異様な謎を描いた連作推理小説。 ★★
    リバーサイド・チルドレン◆ 東京創元社 (13/ 9) 2014 『このミス14』6位。カンボジアでストリートチルドレンになった岬が連続殺人事件の謎に迫る。 ★★
  塩田武士 罪の声◆ 講談社 (16/ 8) 2017 『このミス17』7位。グリコ森永事件をモチーフにし、事件に巻き込まれた子どもたちの運命を描いた傑作。 ★★★
  重松清 疾走◆ 角川書店 05/ 5(03/ 8) 2016 『このミス04』14位。優秀だった兄が壊れたことをきっかけに一家離散となったシュウジの運命は…。 ★★
  雫井脩介 検察側の罪人◆ 文藝春秋 13/ 9 2014 『このミス14』8位。ベテラン検事最上が捏造しようとする冤罪事件に教え子の沖野は苦しむ。 ★★★
    犯人に告ぐ(上)(下)◆ 双葉社 07/ 9(04/ 7) 2014 『このミス05』8位。連続児童殺害事件の捜査の行き詰まり打開のため劇場型捜査を開始する。 ★★
    望み KADOKAWA 07/ 9(04/ 7) 2014 『このミス17』13位。一登の息子が行方不明になり友人が他殺体で発見される。息子は加害者か被害者か…。 ★★
  篠田節子 仮想儀礼(上)(下)◆ 新潮社 11/ 6(08/12) 2014 憧れのゲーム作家になり損ね新興宗教を立ち上げた正彦は殺人事件に巻き込まれていく。 ★★
  志水辰夫 行きずりの街 新潮社 94/ 1(90/12) -1998 『このミス92』1位。日本冒険小説協会大賞受賞作。 失踪した塾の元教え子を追う元教師。
  島田荘司 奇想、天を動かす 光文社 93/ 3(89/ 9) -1998 『このミス89』3位だが『このミス88〜98読者が選ぶベスト20』4位の社会派推理小説。 ★★★
  写楽 閉じた国の幻(上)(下)◆ 新潮社 (10/ 6) 2011  『このミス11』2位。作者の写楽研究の成果を、浮世絵研究家が主人公の小説に仕立てた傑作。 ★★★
    星籠の海(上)(下)◆ 講談社 (13/ 3) 2014 『このミス14』9位。500年の時を超えて村上水軍の秘密兵器が現代の黒船を撃退する物語。 ★★
    新しい十五匹のネズミのフライ◆ 新潮社 (15/ 9) 2016 『このミス16』18位。 シャーロック・ホームズシリーズ「赤毛組合」。 ★★
  下村敦史 闇に香る嘘◆ 講談社 (14/ 8) 2015 『このミス15』3位。盲目の和久は孫への腎臓移植を拒絶する中国残留孤児の兄の真偽を疑う。 ★★
    生還者◆ 講談社 (15/ 7) 2016 『このミス16』15位。 ネパールのカンチェンジュンガの雪崩事故から生還した2人の矛盾した証言の謎を解く。 ★★★
  白井智之 東京結合人間 角川書店 (15/ 9) 2016 『このミス16』16位。男女が結合して1人の結合人間になる世界で孤島の密室殺人事件を解明していく。
    おやすみ人面瘡◆ 角川書店 (16/ 9) 2017 『このミス17』8位。全身に人面瘡が出現する奇病が蔓延する世界で起こる殺人事件の真相とは…。
  白川道 海は涸いていた 新潮社 98/ 4(96/ 1) 2016 『このミス97』5位。暴力団組長に会社を任されていた伊勢は妹と仲間を救うべく最後の掛けに出る。 ★★
  城山真一 ブラック・ヴィーナス 投資の女神 宝島社 (16/ 1) 2016 第14回2016年「このミス大賞」受賞作。 依頼人の最も大切なものを報酬に大金をもたらす黒女神の謎。 ★★
真保裕一 ホワイト・アウト 新潮社 98/ 9(95/ 9) -1998 『このミス96』1位。吉川英治文学新人賞受賞作。ミステリーファンも大満足。映画化。 ★★★
    奪取(上/下) 講談社 99/ 5(96/ 8) 2003 『このミス97』2位。ヤクザを敵に回して究極の偽札作りを目指す主人公とその仲間。 ★★
    アマルフィ◆ 扶桑社 (09/ 4) 2010 2009年7月公開の映画に先立ち刊行。少女誘拐事件に立ち向かう外交官の物語。 ★★
    ボーダーライン◆ 集英社 02/ 6(99/ 9 2015 『このミス00』6位。ロスの信販会社に所属する私立探偵が凶悪犯の日本人青年を追う。 ★★★
    連鎖◆ 講談社 94/ 7(91/ 9) 2017 『このミス92』18位。 元食品Gメンが親友の自殺をきっかけに巨悪に挑む社会派ハードボイルド。 ★★
須賀しのぶ 神の刺(T)(U)◆ 早川書房 (10/ 7) 2016 『このミス11』13位。大戦中のドイツを舞台に幼馴染みの保安情報部院と修道士の対立と友情を描く。 ★★
  首藤瓜於 脳男 講談社 03/ 9(00/ 9) 2004 『このミス01』16位 。第46回乱歩賞受賞。連続爆弾犯アジトで逮捕された心を持たない男とは? ★★
  殊能将之 ハサミ男 講談社 02/ 8(99/ 8) 2012 『このミス00』9位。連続殺人犯ハサミ男は自分と同じ手口で殺された少女の遺体を発見する。 ★★
瀬名秀明 パラサイト・イブ 角川書店 96/12(95/ 4) -1998 第2回日本ホラー小説大賞受賞作。様々な試みがなされた文体も秀逸。映画は×。 ★★★
高野和明 ジェノサイド 角川書店 (11/ 3) 2012 『このミス12』1位。父の意志を継ぐ大学院生と一人息子のために戦う傭兵が世界を救う。 ★★★
    13階段◆ 講談社 12/ 3(01/ 8) 2015 『このミス02』8位。仮釈放中の青年と刑務官が、死刑執行が迫る男の冤罪を証明するため奔走。 ★★★
  高野史緒 カラマーゾフの妹◆ 講談社 (12/ 8) 2013 『このミス13』7位。江戸川乱歩賞受賞。あの世界的文学『カラマーゾフの兄弟』の続編に挑戦。 ★★
  高見広春 バトル・ロワイアル(上) 幻冬舎 02/ 8(99/ 4) 2004 『このミス00』4位。もとは太田出版からの出版。中学生が殺し合うという問題作。 ★★
    バトル・ロワイアル(下) 幻冬舎 02/ 8(99/ 4) 2004 序盤はその文体といい悪趣味な教師役といい不満も多いが中盤以降は見所も。 ★★★
村薫 マークスの山(上)(下) 講談社 03/ 1(93/ 3) 2003 『このミス94』1位。直木賞受賞作品。連続殺人犯マークスを取り巻く真相とは!? ★★★
    照柿(上)(下)◆ 講談社 06/ 8(94/ 7) 2015 『このミス95』3位。ホステス殺害事件を捜査中の合田と旧友の野田の間に女をめぐる確執が…。 ★★
    レディ・ジョーカー(上)(下) 新潮社 10/ 3(97/12) 2010 『このミス99』1位。5人の競馬仲間が引き起こすグリコ森永事件に着想を得た壮大なドラマ。 ★★
    黄金を抱いて翔べ◆ 新潮社 94/ 1(90/12) 2013 『このミス92』9位。6人の男達が銀行の地下金庫から金塊を強奪する計画を実行に移す。 ★★
    冷血(上)(下)◆ 毎日新聞社 (12/11) 2014 『このミス14』15位。2人の男による歯科医一家4人殺し事件を圧倒的な情報量で描き切る。 ★★
    リヴィエラを撃て(上)(下)◆ 新潮社 97/ 7(92/10) 2015 『このミス93』5位。92年東京で死亡した元IRAテロリストと謎の東洋人スパイリヴィエラを巡る物語。 ★★
  拓未司 禁断のパンダ◆ 宝島社 (08/ 1) 2009 第6回2008年「このミス大賞」受賞作。「★★★の美食ミステリー」がキャッチコピー。 ★★
  竹本健治 涙香迷宮◆ 講談社 16/ 3 2017 このミス17』1位作品。天才囲碁棋士探偵の牧場智久は黒岩涙香の隠れ家からお宝を発見できるのか。 ★★
  太宰治 人間失格◆◇ 集英社 90/11(48/ 7) 2016 人間を恐れる大庭葉蔵がどんどんと人生を転落していく、著者の私小説、遺書とも言える代表作。
  多島斗志之 黒百合◆ 東京創元社 (08/10) 2009 『このミス09』7位作品。1952年避暑地で出会った3人の少年少女。そこで起こった犯罪とは。 ★★
    症例A◆ 角川書店 03/ 1(00/10) 2015 『このミス01』9位。精神科医の榊は臨床心理士の由起と出会い多重人格の存在を認め始める。 ★★
  田中啓文 落下する緑 永見緋太郎の事件簿◆ 東京創元社 08/ 7(05/11) 2016 『このミス07』14位。テナーサックス奏者の永見緋太郎が音楽に絡んだ事件の謎を華麗に解決していく。 ★★
  谷崎潤一郎 陰翳礼讃◆◇ 中央公論新社 75/10(33/  ) 2016 言わずと知れた文豪・谷崎潤一郎が、日本の独特の美意識 について美しい文体で著した随想。 ★★
  太朗想史郎 トギオ 宝島社 11/ 3(10/ 1) 2011 第8回2009年「このミス大賞」受賞作。村八分にあい村を捨てた少年は大都会・東暁を目指す。
月村了衛 機龍警察 自爆条項◆ 早川書房 12/ 8(11/ 7) 2013 『このミス12』9位。警視庁特捜部がテロ組織の2足歩行有人兵器・機甲兵装密輸事件を追う。 ★★
    機龍警察 暗黒市場◆ 早川書房 (12/ 9) 2013 『このミス13』3位。特捜部竜騎兵搭乗員ユーリはマフィアと組み機甲兵装の密売に手を染める。 ★★★
    機龍警察 未亡旅団◆ 早川書房 (14 / 1) 2015 『このミス15』5位。チェチェン共和国から来た女性だけのテロリスト集団に立ち向かう警視庁特捜部。 ★★★
    土漠の花◆ 幻冬舎 (14/ 9) 2015 『このミス15』6位。ソマリア国境で戦闘に巻き込まれた自衛隊員が拠点への生還を目指す。 ★★★
    影の中の影◆ 新潮社 (15/ 9) 2016 『このミス16』12位。中国の特殊部隊に襲われるウイグル人グループの救出に現れたカーガーの正体とは? ★★★
  辻村深月 水底フェスタ◆ 文藝春秋 14/ 8(11/ 8) 2014 『このミス12』13位。広海はロックフェスの夜に地元出身の女優・由貴美と出会い恋に落ちる。 ★★
    オーダーメイド殺人クラブ◆ 集英社 15/ 5(11/5) 2015 『このミス12』19位。何もかも嫌になった中学2年の小林アンは昆虫系男子の徳川に私を殺してと依頼する。 ★★★
  津原泰水 11(イレブン)◆ 河出書房新社 14/ 4(11/ 6) 2014 『このミス12』12位。SF、ミステリ等、様々なジャンルの作品11編を収めたシュールな短編集。
    琉璃玉の耳輪 河出書房新社 13/ 7(10/ 9) 2017 『このミス11』17位。秘密を持つ琉璃玉の耳輪を付けた3姉妹を女探偵と悪党のどちらが先に探し出せるのか? ★★
天童荒太 永遠の仔(一)再会 幻冬舎 04/10(99/ 3) 2004 『このミス00』1位。日本推理作家協会賞受賞作品。元は上下巻で発売された。 ★★★
    永遠の仔(二)秘密 幻冬舎 04/10(99/ 3) 2004 一人の少女と二人の少年の過去と現在が平行して語られる。17年後に再会して…。 ★★★
    永遠の仔(三)告白 幻冬舎 04/10(99/ 3) 2004 3人の周りに次々と起こる殺人。犯人は誰か?3人の過去に一体何があったのか? ★★★
    永遠の仔(四)抱擁 幻冬舎 04/11(99/ 3) 2004 優希の母の死後失踪を続けていた弟の聡志が交通事故に遭う。母の死の真相は? ★★★
    永遠の仔(五)言葉 幻冬舎 04/11(99/ 3) 2004 究極のミステリーであることを再確認させてくれる最終巻。我が生涯でのベストの1つに。 ★★★
    悼む人(上)(下) 文藝春秋 (08/11) 2009 静人は不慮の死を遂げた人の死亡現場を訪ね歩き「悼む」という行為を続けている。 ★★★
    家族狩り◆ 新潮社 04/ 2(95/11) 2018 『このミス97』8位作品。 読書中
十市社 ゴースト≠ノイズ(リダクション) 東京創元社 (14/ 1) 2015 『このミス15』15位。高校で「幽霊」扱いの一居士架は玖波高町に話しかけられ生活が変わる。
  鳥飼否宇 死と砂時計 東京創元社 (15/ 1) 2016 『このミス16』13位。死刑囚の青年と老人がジャリーミスタン監獄内で起こる様々な事件を捜査する。 ★★
長浦京 リボルバー・リリー◆ 講談社 (16/ 4) 2017 『このミス17』6位。大正時代を舞台に元女暗殺者と1人の少年が追っ手の帝国陸軍1000人と戦う物語。 ★★
  長岡弘樹 教場◆ 小学館 (13/ 6) 2013 『このミス14』2位。学生同士の様々なトラブルによって脱落者が続出する警察学校の半年を描く。 ★★★
    傍聞き(かたえぎき)◆ 双葉社 11/ 9(08/10) 2015 『このミス09』12位。「迷い箱」「899」「傍聞き」「迷走」至極の短編4本を収めた傑作。 ★★★
  長沢樹 消失グラデーション◆ 角川書店 (11/ 9) 2013 『このミス12』6位。女子バスケ部員が屋上から落下。事故か自殺か?そして死体はどこに? ★★
  長崎尚志 パイルドライバー KADOKAWA (16/ 9) 2017 『このミス17』14位作品。15年前と同様の一家惨殺事件が発生。中戸川は元刑事の久井と組み捜査にあたる。 ★★
  中村文則 去年の冬、きみと別れ◆ 幻冬舎 (13/ 9) 2014 『このミス14』15位。ライターの「僕」は連続殺人を犯したカメラマンに取材のため面会に行くが…。 ★★
  中山七里 さよならドビュッシー◆ 宝島社 11/ 1(10/ 1) 2011 第8回『このミス』大賞。全身大火傷を負った少女がピアニストを目指す至極の音楽ミステリー。 ★★★
    おやすみラフマニノフ◆ 宝島社 11/ 9(10/10) 2012 「さよならドビュッシー」の続編。音大の定期演奏会を妨害する事件に探偵役の岬洋介が挑む。 ★★★
    連続殺人鬼カエル男 宝島社 11/ 2 2011 第8回『このミス』大賞最終選考に残った傑作。市民を震え上がらせたカエル男の正体とは! ★★★
    さよならドビュッシー前奏曲◆ 宝島社 12/ 5 2013 タイトル通り「さよならドビュッシー」以前の世界を香月玄太郎を主人公に描いた短編集。 ★★
    いつまでもショパン◆ 宝島社 14/ 1 2015 シリーズ第4弾。コンクールに出場するためポーランドを訪れた岬洋介が刑事殺害事件に挑む。 ★★  
  夏川草介 神様のカルテ◆◇ 小学館 11/ 6(09/ 9) 2012 2010年本屋大賞2位。地方病院に勤める栗原は大学の医局からの誘いに悩んでいたが… ★★
  七河迦南 アルバトロスは羽ばたかない◆ 東京創元社 (10/ 7) 2013 『このミス11』9位。児童養護施設七海学園の子供たちが通う高校で起こった転落事故の謎を追う。 ★★
  七尾与史 死亡フラグが立ちました!◆ 宝島社 10/ 7 2011 第8回『このミス』大賞隠し玉作品。さえないライターが謎の殺し屋「死神」の正体を追う。 ★★
西澤保彦  依存◆ 幻冬舎 03/10(00/ 7) 2015 『このミス01』8位。大学生の千暁は教授宅に招かれ教授の再婚相手が実の母であることを知る。 ★★
  西村健 地の底のヤマ(上)(下)◆ 講談社 (11/12) 2013 『このミス13』5位。九州大牟田の三池炭鉱を舞台に一人の警官の生き様を描いた大作。 ★★
  日推協・編 秘密コレクション23 光文社 (96/ 7) -1998 森田塾出版から出版された綾辻氏の『409号室の患者』を収録。他の14作品は×。
貫井徳郎 灰色の虹◆ 新潮社 13/11(10/10) 2017 『このミス11』20位作品。冤罪で服役した男が復讐のため自分を陥れた者を次々に殺害していく。 ★★★
  沼田まほかる ユリゴコロ◆ 双葉社 (11/ 3) 2012 『このミス12』5位。 亮介は父の書斎から母の連続殺人を記録した手記を見つけて驚愕する。 ★★★
法月綸太郎 生首に聞いてみろ◆ 角川書店 (04/ 9) 2007 『このミス05』1位。彫刻家・川島の死後、娘をモデルにした石膏像の首が持ち去られる。 ★★
    キングを探せ◆ 講談社 (11/12) 2013 『このミス13』8位。 『2013本格ミステリベスト10』1位。法月親子が四重交換殺人事件に挑む。 ★★
    ノックス・マシン◆ 角川書店 (13/3) 2014 『このミス14』1位。ノックスの十戒第5項の謎を解くため2058年から1929年へタイムスリップする。
    怪盗グリフィン、絶体絶命◆ 講談社 12/ 8(06/ 3) 2014 『このミス07』8位。あるべきものをあるべきところに戻すことが信条の怪盗に不可能はないのか? ★★★
    挑戦者たち◆ 新潮社 (16/ 8) 2017 『このミス17』12位作品。100もの古今東西の「読者への挑戦状」を集めた異色のパロディ本。 ★★
馳星周 不夜城 角川書店 98/ 4(96/ 8) -1998 『このミス97』1位。金城武主演で映画化されたチャイナマフィアの抗争を描いた圧倒される名作 。 ★★★
    不夜城U◆ 角川書店 00/10(97/ 8) 2015 『このミス98』5位。前作から2年後マフィア幹部が射殺され歌舞伎町は再び不穏な空気に包まれる。 ★★★
  羽田圭介 スクラップ・アンド・ビルド◇ 文藝春秋 (15/ 8) 2015 第153回芥川賞受賞作。失業中の28歳の青年が祖父を早く死なせるために介護に励む物語。
  初野晴 退出ゲーム◆ 角川書店 10/ 7(08/10) 2017 『このミス09』20位作品。ハルタと、チカの2人の高校生を中心に物語が進む「ハルチカ」シリーズ第1弾。 ★★
  葉真中顕 ロスト・ケア◆ 光文社 (13/ 2) 2014 『このミス14』10位。老人連続殺害犯は高齢社会の中で苦しむ人々を救う救世主なのか? ★★★
    絶叫◆ 光文社 (14/10) 2015 『このミス15』11位。女の孤独死、NPO法人理事殺害事件、連続不審死が次第に1つの像を結ぶ。 ★★★
  早坂吝 誰も僕を裁けない◆ 講談社 (16/ 3) 2017 『このミス17』15位作品。前代未聞の現役女子高生「援交探偵」を主人公に据えた社会派(?)エロミス。 ★★
  早見和真 イノセント・デイズ◆ 新潮社 (14/ 8) 2015 『このミス15』20位。元交際相手の妻子を焼死させた放火犯死刑囚・田中幸乃はいかにして生まれたのか。 ★★
  原ォ 私が殺した少女 早川書房 96/ 4(89/10) 2009 『このミス89』1位。1988−2008年版ベストオブベスト3位。少女誘拐事件に探偵沢崎が挑む 。 ★★
    愚か者死すべしし 早川書房 07/12(04/11) 2011 『このミス06』4位。強盗犯として自首した父の無実を証明してほしいという依頼を受ける沢崎 。 ★★
  原田マハ 楽園のカンヴァス◆ 新潮社 (12/ 6) 2013 『このミス13』8位。ティムは伝説のコレクターから依頼された未発表絵画の真贋鑑定に挑む。 ★★★
  幡大介 猫間地獄のわらべ歌 講談社 12/ 7 2016 『このミス13』13位。書物蔵での密室殺人、銀山奉行の横暴に手を焼く国許での童歌連続殺人を描く。 ★★
  半村良 戦国自衛隊 角川書店 05/ 1(78/5) 2005 話題の映画『戦国自衛隊1549』の原点を知るべく購入。今でも十分楽しめる。 ★★
東川篤哉 謎解きはディナーのあとで◆ 小学館 12/10(10/9) 2011 2011年「本屋大賞」受賞作。お嬢様刑事・麗子と毒舌執事・影山のユーモラスな掛合が人気。 ★★
  東野圭吾 探偵ガリレオ◆ 文藝春秋 02/ 2(98/ 5) 2007 『このミス06』1位『容疑者Xの献身』 でメジャーになったガリレオシリーズ第1弾。07年秋TVドラマ化。 ★★
    予知夢◆ 文藝春秋 03/8(00/ 6) 2013 『このミス01』ランク外。ガリレオシリーズ第2弾。16歳の少女を17年前に夢で見たと主張する男…。 ★★
    容疑者Xの献身 文藝春秋 08/8(05/8) 2010 『このミス06』1位。ガリレオシリーズ第3弾。地味な物語ながらラストの展開が秀逸。 ★★
    ガリレオの苦悩◆ 文藝春秋 11/10(08/10) 2013 『このミス09』ランク外。ガリレオシリーズ第4弾。 悪魔の手を名乗る人物が湯川に挑戦状を送る。 ★★★
    聖女の救済◆ 文藝春秋 12/ 4(08/10) 2013 『このミス09』18位。ガリレオシリーズ第5弾。会社社長が毒殺され疑われた妻にはアリバイが…。 ★★
    真夏の方程式◆ 文藝春秋 13/ 5(11/ 6) 2013 『このミス11』ランク外。ガリレオ シリーズ第6弾。玻璃ヶ浦での少年との出会いから事件が始まる。 ★★★
    虚像の道化師◆ 文藝春秋 15/ 3(12/ 8) 2015 『このミス12』ランク外。ガリレオ シリーズ第7弾。文庫版では第8弾の3編を加えた7編を収録。 ★★
    禁断の魔術◆ 文藝春秋 15/ 6(12/10) 2015 ガリレオ シリーズ第8弾。単行本収録の「猛撃つ」を文庫化にあたり大幅加筆して長編に。 ★★★
    どちらかが彼女を殺した◆ 講談社 97/ 7(96/ 6) 2012 『このミス97』13位。加賀恭一郎シリーズ第3弾。妹の自殺について兄は妹の親友と元恋人を疑う。 ★★★
    私が彼を殺した◆ 講談社 02/ 3(99/ 2) 2014 『このミス』ランク外。加賀恭一郎シリーズ第5弾。『どちらかが彼女を殺した』に続く犯人当て小説。 ★★★
    赤い指◆ 講談社 09/ 8(06/ 7) 2014 『このミス07』9位。加賀恭一郎シリーズ第7弾。息子の殺人を隠そうとする夫婦に加賀は…? ★★
    新参者◆ 講談社 (09/ 9) 2010 『このミス10』1位。加賀恭一郎シリーズ第8弾。日本橋で捜査中の加賀が出会う様々な人情物語。 ★★★
    麒麟の翼◆ 講談社 14/ 2(11/ 3) 2014 『このミス12』20位。加賀恭一郎シリーズ第9弾。日本橋で男性を刺殺したのは元派遣社員? ★★
    祈りの幕が下りる時◆ 講談社 (13/ 9) 2014 『このミス14』10位。加賀恭一郎シリーズ第10弾。演出家の幼なじみはなぜ絞殺されたのか? ★★
    秘密◆ 文藝春秋 01/ 5(98/ 9) 2010 妻と小学5年生の娘を乗せたバスが崖から転落。生き残った娘には妻の魂が宿っていた。 ★★★
    白夜行 集英社 02/ 5(99/ 8) 2004 『このミス00』2位。73年大阪で質屋が殺された。その息子と容疑者の娘のその後…。 ★★★
    超・殺人事件 新潮社 04/ 5(01/ 6) 2005 『このミス02』5位作品。推理小説の書き手の側に視点を置いたユーモア短編集。 ★★★
    白銀ジャック◆ 実業之日本社 10/10 2012 『このミス11』91位。スキー場に爆弾を仕掛けた犯人は繰り返し身代金を奪っていく…。 ★★
    名探偵の掟◆ 講談社 98/ 4(96/ 2) 2012 『このミス97』3位。ワンパターンで安直なミステリ小説を皮肉った痛快な12篇のエピソード。 ★★★
    ゲームの名は誘拐◆ 光文社 05/ 6(02/10) 2014 『このミス04』11位。広告代理店の佐久間はプロジェクトを潰した男に復讐すべく娘の誘拐を計画。 ★★
    虚ろな十字架◆ 光文社 (14/ 5) 2015 『このミス15』19位。強盗に娘を殺されたことが原因で離婚した中原は元妻が殺された真相を追う。 ★★
    殺人の門◆ 角川書店 06/ 6(03/ 8) 2016 『このミス04』18位。幼馴染みの倉持修を殺そうと心に決めながら彼に苦しめられ続けた愚かな男の物語。 ★★
    片想い◆ 文藝春秋 04/ 8(01/ 3) 2016 『このミス02』15位。性同一性障害と殺人という罪に苦しむ美月を昔のアメフト仲間達が守ろうとするが…。 ★★
    トキオ◆ 講談社 05/ 8(02/ 7) 2016 『このミス03』18位。難病で命尽きようとしている息子と、若い頃に会ったことがあると妻に語り出す男の物語。 ★★
  東山彰良 ブラックライダー◆ 新潮社 (13/ 9) 2014 『このミス14』3位。地球の歴史が一度終わった後の全ての価値観が変わったアメリカが舞台。 ★★
    ジョニー・ザ・ラビット◆ 双葉社 11/ 6(08/12) 2015 『このミス10』13位。ジョニー探偵事務所に舞い込んだ失踪兎の捜索依頼は兎の集団自殺事件に発展し…。
    流(りゅう)◆ 講談社 (15/ 5) 2016 『このミス16』5位。153回直木賞。台湾で暮らす葉秋生は中国大陸で虐殺を行った祖父の殺害犯を追う。 ★★
  樋口毅宏 民宿雪国◆ 祥伝社 13/10(10/12) 2014 『このミス12』11位。死んだ民宿の主で国民的画家の丹生雄武郎は稀代の殺人鬼であった。 ★★
  百田尚樹 ボックス!(上)(下)◆◇ 太田出版
講談社
10/ 3(08/ 6)
13/ 4
2013 『海賊と呼ばれた男』で本屋大賞を受賞した作者が高校ボクシングの世界を描いた青春小説。 ★★
  平野啓一郎 決壊◆ 新潮社 11/ 6(08/ 6) 2015 『このミス09』13位。平凡なサラリーマンと兄のエリート公務員、いじめにあう中学生の人生が どう絡むのか。 ★★
  平山夢明 独白するユニバーサル横メルカトル◆ 光文社 (06/ 8) 2008 『このミス07』1位。平凡で平和な日常にうんざりしている人にはうってつけの「毒」的作品。 ★★
    或るろくでなしの死◆ 角川書店 14/10(11/12) 2015 『このミス13』18位。本人の意思とは関係なく不意に訪れる7つの死を描いた短編集。
深町秋生 果てしなき渇き(上)(下)◆ 宝島社 07/ 6(05/ ) 2013 第3回『このミス大賞』大賞作品。元刑事の藤島は薬物を部屋に残して失踪した娘の行方を追う。 ★★
    ダブル◆ 幻冬舎 12/10(10/ 9) 2016 『このミス11』14位。弟を守るため組織のボスに消されかけた男が、復讐を誓って整形し再び組織に戻る。 ★★
  深水黎一郎 美人薄命◆ 双葉社 (13/ 3) 2014 『このミス14』12位。老人に弁当を配達するボランティアを始めた総司はある老婆と仲良くなるが…。 ★★
    ミステリー・アリーナ 原書房 (15/ 6) 2016 『このミス16』6位。悪天候で閉ざされた山荘での殺人事件の犯人当てのテレビ番組を描いた作品。 ★★★
  深緑野分 戦場のコックたち 東京創元社 (15/ 8) 2016 『このミス16』2位。第二次世界大戦中に兵士兼従軍コックとしてノルマンディに送られた若者の物語。 ★★
  福井晴敏 亡国のイージス(上) 講談社 02/ 7(99/ 8) 2003 『このミス00』3位。日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会賞、大藪春彦賞受賞作 。 ★★★
    亡国のイージス(下) 講談社 02/ 7(99/ 8) 2003 海上自衛隊を舞台にした、国家とは何かを考えさせられる壮大な冒険小説。傑作 。 ★★★
    Twelve Y.O. 講談社 01/ 6(98/  ) 2004 著者のデビュー作にして第44回江戸川乱歩賞受賞作品。イージスの原点がここに。 ★★★
    終戦のローレライT 講談社 05/ 1(02/12) 2005 『このミス04』2位。映画「ローレライ」の原作で、元々映画化を前提に書かれたもの。 ★★★
    終戦のローレライU 講談社 05/ 1(02/12) 2005 終戦間際の日本で戦利潜水艦・伊507が特殊兵器ローレライの回収に向かった…。 ★★★  
    終戦のローレライV 講談社 05/ 2(02/12) 2005 広島に原爆が投下されたのも知らず浅倉大佐の待つ目的地へたどり着く伊507…。 ★★★
    終戦のローレライW 講談社 05/ 2(02/12) 2005 自分たちの意志で最終目標を決定した伊507の前に立ちはだかる多数の米艦隊。 ★★★
    川の深さは◆ 講談社 03/8(00/8) 2012 『このミス01』10位。「Twelve Y.O.」に繋がる物語で乱歩賞をとっていればデビュー作となった作品。 ★★★
    機動戦士ガンダムUC11
不死鳥狩り◇
角川書店 (16/ 3) 2016 ミステリー要素もある「戦後の戦争」と「不死鳥狩り」のガンダムUC外伝2作を収録 ★★★
藤田宜永 鋼鉄の騎士(上)(下) 新潮社 98/ 2(94/11) -1998 『このミス96』2位。日本推理作家協会賞も受賞した2500枚の大作。しかし長すぎ。
    喝采◆ 早川書房 (14/ 7) 2015 『このミス15』14位。父の探偵事務所を引き継いだ浜崎は女優捜しの依頼を受けるが殺人の容疑者に。 ★★
    血の弔旗◆ 講談社 (15/ 7) 2016 『このミス16』9位。原島の運転手・根津は原島の息子の愛人を殺害し原島が動かしていた11億円を奪う。 ★★★
  藤原伊織 シリウスの道◆ 文藝春秋 06/12(05/06) 2014 『このミス06』8位。18億円のコンペをめぐる広告代理店営業部副部長の活躍を描く。 ★★
  船戸与一 伝説なき地(上)(下)◆ 双葉社 03/ 6(88/ 6) 2012 『このミス88』1位。ベネズエラを舞台に希土類の採掘権によって富を得ようとする男女の欲望。 ★★
  砂のクロニクル(上)(下) 新潮社 94/12(91/11) -1998 『このミス93』1位。上下巻の大作。トリックなどはないので本格ミステリーファンには△か。
    虹の谷の五月(上)(下)◆ 集英社 03/ 5(00/ 5) 2014 『このミス01』6位。フィリピンの山奥で暮らすフィリピン人と日本人の混血児トシオの3年間を描く。 ★★★
  古川日出男 ベルカ、吠えないのか?◆ 文藝春秋 08/ 5(05/ 4) 2014 『このミス06』7位。第二次世界大戦時にキスカ島に置き去りにされた4頭の犬の数奇な運命。
  降田天 女王はかえらない◆ 宝島社 (15/ 1) 2015 2014年『このミス大賞』大賞受賞作。針山小学校4年1組に君臨する2人の女王の対立はエスカレートし…。
法坂一広 弁護士探偵物語 天使の分け前 宝島社 13/1(12/1) 2014 2011年『このミス大賞』大賞受賞作。検察庁と裁判所に異を唱えた弁護士の「私」の運命は。 ★★
  本多孝好 MISSING(ミッシング)◆ 角川書店 13/ 2(01/11) 2017 『このミス00』10位。 不思議な読後感を味わわせてくれる5つの短編を収めた短編集。 ★★
舞城王太郎 煙か土か食い物◆ 講談社 04/12(01/ 3) 2011 『このミス02』9位。母親が連続主婦殴打生埋事件の被害者となった四郎は犯人捜しに奔走。 ★★
    ディスコ探偵水曜日 (上)(中)(下)◆ 新潮社 11/ 2(08/ 7) 2011 『このミス09』9位。米国人探偵が引き取った6歳の梢に未来の梢の意識がトリップして…。
  牧薩次 完全恋愛◆ マガジンハウス (08/ 1) 2009 『このミス09』3位。三つの殺人事件にかかわった画家・柳楽糺の一代記。
  又吉直樹 火花◇ 文藝春秋 (15/ 3) 2015 第153回芥川賞受賞作。売れない芸人の徳永と彼以上に売れない先輩芸人神谷との交流を描く。 ★★
  円居挽 丸太町ルヴォワール◆ 講談社 12/ 9(09/11) 2014 『このミス11』11位。祖父殺しの容疑をかけられた城坂論語を京都古来の私的裁判・双龍会が裁く。
  麻耶雄嵩 隻眼の少女◆ 文藝春秋 (10/ 9) 2011 『このミス11』4位。隻眼の探偵・御陵みかげが静馬とともに旧家の連続殺人事件に挑む。 ★★
    メルカトルかく語りき◆ 講談社 (11/ 5) 2013 『このミス12』7位。名探偵メルカトル鮎が挑んだ事件の全てで犯人が明かされないという奇書。
    神様ゲーム◆ 講談社 05/ 7(12/ 5) 2014 『このミス06』5位。芳雄は神様を自称する転校生の鈴木に殺人犯に天誅を下すよう依頼するが… ★★★
    貴族探偵 対 女探偵◆ 集英社 (13/10) 2014 『このミス14』13位。探偵高徳愛香は事件現場になぜか居合わせる推理をしない貴族探偵に挑む。 ★★
    さよなら神様◆ 文藝春秋 (14/ 8) 2015 『このミス15』2位。桑町淳は身の回りで起きる事件の犯人を神様と呼ばれる鈴木に悉く教えられる。 ★★
    螢◆ 幻冬舎 08/10(04/ 8) 2016 『このミス05』11位。嵐で孤立した曰く付きの山荘で合宿していた大学生を襲う連続殺人事件。 ★★★
    貴族探偵◆ 集英社 13/10(10/ 5) 2017 『このミス11』20位作品。使用人に推理させ自らは何もしない貴族探偵が5つの事件を鮮やかに解決する。 ★★
三浦しをん 舟を編む◆◇ 光文社 (11/ 9) 2012 『本屋大賞2012』1位作品。辞書の編纂に情熱を注ぐ人達ををテーマにした心温まる物語。 ★★★
  三上延 ビブリア古書堂の事件手帖◆ メディアワークス 11/ 3 2012 『このミス120』24位。入院中の古本屋店主・栞子が、本の知識で持ち込まれる事件の謎を解く。 ★★
    ビブリア古書堂の事件手帖2◆ メディアワークス 11/ 10 2012  栞子が古書にまつわる謎を解いていく過程で彼女の失踪した母の過去が少しずつ明らかに。 ★★
    ビブリア古書堂の事件手帖3◆ メディアワークス 12/ 6 2012 古書を通して複雑な母子関係の修復に手を貸す過程で栞子の失踪した母への心情にも変化が。 ★★
    ビブリア古書堂の事件手帖4◆ メディアワークス 13/ 2 2013 乱歩コレクションを買い取る権利を与える代わりに金庫の鍵の在処探しを依頼される栞子。 ★★★
    ビブリア古書堂の事件手帖5◆ メディアワークス 14/ 1 2014 大輔の告白に返事をする前に失踪した母と会おうとする栞子。母と再会した栞子の返事は…。 ★★★
    ビブリア古書堂の事件手帖6◆ メディアワークス 14/12 2015 過去に栞子から本を奪うために彼女を襲った青年が、今度は本を探す依頼者として現れる。 ★★
    ビブリア古書堂の事件手帖7◆ メディアワークス 17/ 2 2017 栞子の祖父とその腹心だった男によって仕掛けられたシェイクスピアの古書の罠。シリーズついに完結。 ★★★
  深木章子 殺意の構図◆ 光文社 (13/12) 2015 『このミス15』18位。放火殺人の容疑者・峰岸は妻の死後突然秘密を告白して無罪になるが…。 ★★
    猫には推理がよく似合う◆ KADOKAWA (17/ 8) 2017 このミス17』20位作品。 法律事務所に勤める花織は人と話せる猫のスコティと平和な日々を送っていたが…。 ★★
  水原秀策 サウスポー・キラー 宝島社 07/ 1(05/ 2) 2014 人気球団の投手・沢村が八百長疑惑をかけられ身の潔白を証明するため自ら調査に乗り出す。 ★★
  道尾秀介 龍神の雨◆ 新潮社 (09/5) 2010 『このミス10』9位。義父と暮らす兄妹と義母と暮らす兄弟の複雑な思いが事件を生む。 ★★
    シャドウ 東京創元社 11/ 2(06/9) 2011 『このミス07』3位。小学5年生の凰介を襲う連続の不幸。母が病死、幼なじみの母が自殺…。 ★★
    ラットマン◆ 光文社 10/ 7(08/ 1) 2011 『このミス09』10位。ギタリストの亮は恋人のひかりに殺意を抱き彼女の死を事故に見せかける。 ★★
    カラスの親指◆ 講談社 11/ 7(08/ 7) 2011  『このミス09』6位。詐欺師コンビの元に3人の居候が加わった時、壮大な復讐計画が始まる。 ★★★
    貘の檻◆ 新潮社 (14/ 4) 2015 『このミス15』11位。元妻から息子を預かってほしいと頼まれた辰男は生まれ故郷のO村へ連れて行くが。 ★★
  水田美意子 殺人ピエロの孤島同窓会◆ 宝島社 08/ 5(06/ 2) 2011 第4回「このミス大賞」特別奨励賞受賞作。弱冠12歳の女子中学が書き上げた渾身の一作。 ★★
  三津田信三 首無の如き祟るもの◆ 原書房 10/ 5(07/ 5) 2009 『このミス08』5位。代々続く秘守家を束ねる一守家の長女が儀式の最中謎の死を遂げる。 ★★
    山魔の如く嗤うもの◆ 原書房 11/ 5(08/ 4) 2009 『このミス09』8位。 奥多摩の神戸で六地蔵にまつわる童唄に見立てた連続殺人事件が発生。 ★★
    水魑の如き沈むもの◆ 原書房 (09/12) 2011  『このミス11』7位。奈良の山村で行われる雨乞いの儀式に際し起こった神男連続殺人。 ★★
    遊女の如き怨むもの◆ 原書房 (12/ 4) 2011  『このミス13』4位。別の時代に同じ遊郭で起きた同じ名の花魁が絡む身投げ事件を描く。 ★★★
  光原百合 十八の夏◆ 双葉社 04/ 6(02/ 8) 2015 『このミス03』6位。浪人生の三浦信也はジョギング中に見かけたスケッチをする女性に惹かれる。 ★★★
  皆川博子 死の泉◆ 早川書房 01/ 4(97/10) 2012 『このミス98』3位。第二次大戦中、SSの医師クラウスの妻となったマルガレーテの運命は… ★★
    開かせていただき光栄です◆ 早川書房 (11/ 7) 2012 『このミス12』3位。18世紀のロンドンで解剖教室から、あるはずのない2体の遺体が発見され… ★★
    アルモニカ・ディアボリカ◆ 早川書房 (13/12) 2015 『このミス15』17位。『開かせていただき〜』の続編。縦穴から引き上げられた天使の正体とは…
    双頭のバビロン◆ 東京創元社 15/ 6(12/ 4) 2016 『このミス13』12位。ハリウッドと上海を舞台に双子のゲオルクとユリアンの運命を描いた物語。 ★★
  湊かなえ 告白◆ 双葉社 (08/8) 2009 『このミス09』4位。教師の森口はクラスの生徒の前で娘が生徒によって殺されたと告白。 ★★★
  宮内悠介 盤上の夜◆ 東京創元社 (12/ 3) 2013 『このミス13』10位。ジャーナリストが語る、囲碁、チェッカー、麻雀、将棋等に纏わる6つの物語。
    ヨハネスブルグの天使たち◆ 早川書房 (13/ 5) 2014 『このミス14』15位。 紛争地帯で起こる様々な出来事を人型ロボットを交えて描いた近未来SF小説。
    彼女がエスパーだったころ◆ 講談社 16/ 4 2017 『このミス17』16位。 超常現象をテーマにした雑誌記者の視点から描かれた6編の短編を収録。 ★★
  宮下奈都 羊と鋼の森◆◇ 文藝春秋 (15/ 9) 2016 第13回『本屋大賞』偶然ピアノの調律に立ち会った高校生の外村は調律師を目指すことを決意する。 ★★★
  宮部みゆき 火車 新潮社 98/ 2(92/ 7) -1998 『このミス93』2位や山本周五郎賞&『このミス88〜97読者が選ぶベスト20』1位。 ★★
    理由 朝日新聞 02/ 8(98/ 6) 2002 『このミス99』3位で『直木賞』受賞作でもある。ルポタージュ風に書かれた傑作 。 ★★★
    模倣犯(上)(下) 新潮社 05/12(01/ 4) 2005 『このミス02』1位。未曾有の連続殺人事件を重層的に描いた現代ミステリの金字塔 。 ★★★
    楽園 文藝春秋 10/ 2(07/ 8) 2011 『このミス08』8位。模倣犯事件から9年後、前畑は死んだ少年の超能力の調査を始める。 ★★★
    名もなき毒◆ 光文社 09/ 5(06/ 8) 2011 『このミス07』6位。連続毒殺事件のさなか、杉村はトラブルメーカーのアルバイトに振り回される。 ★★
    小暮写眞館◆ 講談社 (10/ 5) 2013 『このミス11』8位。畳んだ写真館で暮らし始めた高校生が持ち込まれる不思議な写真の謎を解く。 ★★★
    ソロモンの偽証◆(T〜V部) 新潮社 (12/8) 2013 『このミス13』2位。少年の転落死は自殺か他殺か?中学生の有志が校内裁判で真実に挑む。 ★★★
    蒲生邸事件◆ 文藝春秋 00/10(96/10) 2014 『このミス97』4位。2.26事件当日にタイムスリップした受験生が蒲生邸で起きた事件の謎に挑む。 ★★★
    ペテロの葬列◆ 集英社 (13/12) 2015 『このミス15』7位。杉村三郎シリーズ3弾。バスジャックに遭遇した三郎は自殺した犯人の正体を知る。 ★★
    龍は眠る◆ 新潮社 95/ 2(91/ 2) 2015 『このミス92』4位。雑誌記者の高坂昭吾が台風の夜に助けた少年・稲村慎司はサイコメトラーであった。 ★★
    レベル7◆ 小学館 (16/ 6) 2016 『このミス91』14位。記憶を失ってベッドで目覚めた男女、謎の言葉を残して失踪した女子高生の運命は? ★★
    希望荘◆ 新潮社 93/ 9(90/ 9) 2016 『このミス17』9位。シリーズ5作目にしてついに私立探偵になった杉村が次々に事件を解決する短編集。 ★★
    R.P.G◆ 集英社 01/ 8 2017 このミス02』19位。 ネット上に疑似家族を作った「お父さん」役が殺される。取調室に集められた中に犯人が? ★★
八木圭一 一千兆円の身代金◆ 宝島社 15/ 2(14/ 1) 2016 2013年『このミス大賞』大賞受賞作。 元副総理の孫の誘拐犯の要求額は日本の財政赤字と同額だった。 ★★
  柳広司 ジョーカー・ゲーム◆ 角川書店 11/ 6(08/ 8) 2009 『このミス09』2位。昭和13年設立の陸軍中野学校をモデルにした 「D機関」にまつわる物語。 ★★
    ダブル・ジョーカー◆ 角川書店 12/ 6(09/ 8) 2010 『このミス10』2位。「D機関」に対抗してできたもう一つの諜報組織「風機関」。生き残るのは? ★★
    パラダイス・ロスト◆ 角川書店 13/ 6(12/ 3) 2015 『このミス13』16位。「D機関」シリーズ第3弾。英国記者が結城大佐の出征の秘密に迫る。 ★★
  柳原慧 パーフェクト・プラン(上)(下)◆ 宝島社 05/ 1(04/ 2) 2014 第2回『このミス大賞』受賞作。一攫千金を狙う4人の男女の計画を妨害する謎の男ヨシュア。
  矢作俊彦 THE WRONG GOODBYE ロンググッドバイ 角川書店 07/11(04/ 9) 2012 『このミス05』4位。刑事の二村はビリーと知り合うが彼は殺人容疑を掛けられたまま消息を絶つ。
    引フ/ENGINE◆ 新潮社 15/ 2(11/ 5) 2015 『このミス12』16位。高級外車窃盗団を追う刑事・游二は、突如現れた殺し屋の女に翻弄される。 ★★
    フィルムノワール/黒色影片◆ 新潮社 (14/ 11) 2016 『このミス16』17位。元刑事の二村は女優に映画監督だった父の遺作の入手を依頼され香港に飛ぶ。
  矢作俊彦+司城志朗 犬なら普通のこと◆ 早川書房 (09/10) 2010 『このミス10』5位。沖縄のヤクザのヨシミは 組の金を強奪し高飛びする計画を立てるが…。 ★★
  山口雅也 ミステリーズ 講談社 98/ 7(94/ 7) -1998 『このミス95』1位の短編集。筆者の力量は分かるが…。「解決ドミノ倒し」は笑える。
生ける屍の死 東京創元社 96/ 3(89/  ) 1999 『このミスが選ぶ過去10年88〜97ベスト20』1位の作品だが読者評価は20位外と低い 。 ★★
    奇偶 講談社 05/ 9(02/10) 2011 『このミス03』3位。偶然に振り回される火渡は連続する事件を易経による見立殺人と推理する。
    謎の謎その他の謎◆ 早川書房 (12/ 8) 2015 『このミス13』13位。結末を読者の想像に任せるリドル・ストーリーを5編集めた短編集。 ★★
  山沢晴男 離れた家◆ 日本評論社 (07/ 6) 2014 『このミス08』6位。アマチュア本格ミステリ作家の初の単行本。11作の短編を収録。
  山下貴光 屋上ミサイル◆ 宝島社 10/ 2(09/ 1) 2012 09年このミス大賞。高校の屋上に集まった4人は屋上部を結成し様々な事件に首を突っ込む。 ★★
  山田正紀 ミステリ・オペラ◆ 早川書房 05/ 8(01/ 4) 2012 『このミス02』3位。平成元年の東京と昭和13年の満州、事件が続く2つの世界を行き来する桐子。
  山田悠介 リアル鬼ごっこ◆ 幻冬舎 04/ 4(01/12) 2011 西暦3000年、王は全国500万の「佐藤」姓を皆殺しにする命令を下し7日間の地獄が始まる。
柚月裕子 臨床真理◆ 宝島社 10/ 3(09/ 1) 2012 09年このミス大賞。臨床心理士の美帆は福祉施設の少女の死の真相を患者の司と共に追う。 ★★
    孤狼の月◆ 角川書店 (15/ 8) 2016 『このミス16』3位。暴力団と癒着した刑事と新人刑事のコンビが暴力団の抗争を阻止すべく奔走する。 ★★
  夢枕獏 神々の山嶺(上)(下)◆ 集英社 00/ 8(97/ 8) 2014 『このミス98』6位。 カメラマンの深町が登山家のジョージ・マロリーのエベレスト初登頂の謎に挑む。 ★★★
横山秀夫 動機 文藝春秋 02/11(00/10) 2004 『このミス01』2位。第53回日本推理作家協会賞短編部門も受賞。4編の短編収録。 ★★
    半落ち 講談社 05/ 9(02/ 9) 2005 『このミス03』1位。妻を殺して自首してきた現職警官が語らない空白の2日間とは。 ★★★
    震度0 朝日新聞 08/ 4(05/ 7) 2008 『このミス06』3位。 阪神大震災の前日N県警警務課長失踪。県警幹部達の思惑が交差。 ★★
    64(ロクヨン)(上)(下)◆ 文藝春秋 (12/10) 2013 『このミス13』1位。昭和64年に起こった誘拐事件を巡り刑事部と警務部の板挟みで苦悩する三上。 ★★★
    臨場◆ 光文社 07/ 9(04/ 4) 2014 『このミス05』9位。終身検死官と呼ばれる調査官・倉石が自殺に見せかけた殺人を見破っていく。 ★★★
    クライマーズ・ハイ◆ 文藝春秋 06/ 6(03/ 8) 2015 『このミス04』7位。1985年に起きた日航機墜落事故発生時に奔走した地元新聞記者の葛藤を描く。 ★★★
    第三の時効◆ 集英社 06/ 3(03/ 2) 2015 『このミス04』4位。F県警強行犯シリーズ第1弾。時効成立目前に仕組まれた第3の時効とは? ★★★
  吉田修一 怒り(上)(下)◆ 中央公論新社 16/ 1(14/ 1) 2015 『このミス15』11位。訳ありの3人の若者は各地で逃亡中の殺人犯ではないかと疑われ始める…。 ★★
    悪人◆ 朝日新聞社 09/11(07/ 4) 2018 『このミス08』17位作品。出会い系で交際相手の男を捜していた女性が殺害される。切ない恋愛・家族小説。 ★★
  米澤穂信 インシテミル◆ 文藝春秋 10/ 6(07/ 8) 2009 『このミス08』10位。時給11万2千円のバイトは地下施設に7日間閉じ込められる実験だった。 ★★
    ボトルネック 新潮社 09/10(06/ 8) 2011 『このミス07』15位。リョウは東尋坊で生まれなかったはずの姉が存在する世界へスリップする。 ★★
    折れた竜骨(上)(下)◆ 東京創元社 13/ 7(10/11) 2012 『このミス12』2位。12世紀末のヨーロッパ。領主を殺したのは誰か?魔術と剣と謎解きの巨編。 ★★
    追想五断章◆ 集英社 12/ 4(09/ 8) 2012 『このミス10』4位。古書店に勤める芳光は、ある女性から結末のない物語の捜索を依頼される。 ★★
    春期限定いちごタルト事件◆ 東京創元社 04/12 2012  『このミス06』ランク外。高校1年の小鳩と小左内の2人が謎に挑む学園青春ライトミステリ。
    夏期限定トロピカルパフェ事件◆ 東京創元社 06/ 4 2012 『このミス07』10位。「小佐内スイーツセレクション夏」に振り回される小鳩。そこにはある秘密が。 ★★
    秋期限定栗きんとん事件(上/下)◆ 東京創元社 09/ 3 2012 『このミス10』10位。連続放火事件を追う瓜野と彼を支援する小佐内。小佐内と別れた小鳩は…。 ★★
    犬はどこだ◆ 東京創元社 08/ 2(05/ 7) 2014 『このミス06』8位。調査事務所を開いた紺屋の元に来た依頼は人捜しと古文書の解読だった。 ★★★
    リカーシブル◆ 新潮社 (13/ 1) 2014 『このミス14』7位。母の故郷に引っ越してきた姉弟はその町の伝説・タマナヒメの謎に迫る。 ★★
    満願◆ 新潮社 (14/ 3) 2015 『このミス15』1位。6人の主人公に纏わる謎を解き明かしていく至高の6編を収めた短編集。 ★★★
    王とサーカス◆ 東京創元社 (15/ 7) 2015 『このミス16』1位。新聞社を辞めたばかりの大刀洗万智はネパールで王族殺害事件に遭遇する。 ★★
    真実の10メートル手前◆ 東京創元社 (15/12) 2017 『このミス17』3位。フリーのジャーナリスト、大刀洗万智が事件の真相に挑む6編を収録。 ★★
    儚い羊たちの祝宴 新潮社 11/ 7(08/11) 2017 このミス10』17位 。昭和初期を舞台にした、別々の主人に仕える5人の召使いたちの物語。 ★★
    さよなら妖精◆ 東京創元社 06/ 6(04/) 2017 このミス05』20位。 ユーゴスラビアからやってきた少女マーヤと高校3年生の男女が織りなす社会派青春小説。 ★★
連城三紀彦 人間動物園◆ 双葉社 05/11(02/04) 2014 『このミス03』7位。政治家の孫娘が誘拐され被害者宅には盗聴器。警察は苦肉の対応を講じる。 ★★
    小さな異邦人◆ 文藝春秋 (14/ 3) 2015 『このミス15』4位。子供の在宅中に誘拐犯から脅迫電話がかかってくる表題作を含めた短編集。
    女王◆ 講談社 (14/10) 2015 『このミス15』9位。戦後生まれの荻葉史郎にはなぜ東京大空襲や邪馬台国の記憶があるのか? ★★
    流れ星と遊んだころ 双葉社 14/ 2(03/05) 2015 『このミス04』9位。大スターのマネージャーの北上は秋場という男をスターにすることを決意するが…。 ★★
  若竹七海 さよならの手口◆ 文藝春秋 14/11 2016 『このミス16』4位。往年の大女優から20年前に失踪した娘の捜索を依頼された不運な女探偵の運命は? ★★
    静かな炎天◆ 文藝春秋 (16/ 8) 2017 このミス17』2位作品。ミステリ専門書店の店員にして白熊探偵社調査員の葉村晶が数々の事件を解決。 ★★

※読了年に「-1998」とあるものは1998年以前に読んだという意味です。

 

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評価

アガサ・クリスティー そして誰もいなくなった 早川書房 03/10(39/) 2009 「ミステリが読みたい!2010年版オールタイム・ベスト・ランキングforビギナーズ」1位「東西ミステリベスト100」海外4位作品。多くの現代ミステリが影響を受けているクリスティの代表作。1939年に発表され日本で刊行されたのは1955年だが十分現代にも通じる作品。謎の人物によってインディアン島の豪邸に10人の老若男女が招待され1人ずつ謎の死を遂げていく。やがてタイトル通り島からは誰もいなくなる。最後にはちゃんと種明かしも用意されている。 ★★★
    アクロイド殺人事件◆ 新潮社 58/ 8(26/) 2009 「東西ミステリベスト100」海外8位作品。クリスティの代表作を一通り読むことを決意し、「そして誰もいなくなった」の次に選んだのがこれ。出版社によって「アクロイド殺し」「アクロイド殺害事件」などタイトルが異なる。現在では珍しくなくなった叙述トリックによりフェア・アンフェア論争が起こるなど、発表時大きな話題になった歴史的作品。少々だらだらした展開が気になるが「そして〜」同様名作である。 ★★
    ABC殺人事件◆ 新潮社 60/ 9(36/) 2009 ポワロのもとにABCの署名のある挑戦状が届き、被害者名と事件現場名がアルファベット順となるような連続殺人事件が発生する。第1の事件がアンドーヴァでアリス・アッシャー殺害、第2の事件がベクスヒルでベティ・バーナードというように。最初からいかにも怪しい人物が描かれるが勿論著者がミスリードを狙ったもの。結末に多少の無理を感じる。 ★★
  アーサー・C・クラーク 幼年期の終わり 早川書房 12/10(79/ 4) 2013 1970年代末、アメリカとソ連が宇宙進出にしのぎを削っていたとき、世界各地の大都市上空に巨大宇宙船の大船団が現れる。オーバーロードと呼ばれるようになった彼らは特に何をすることもなく地球を支配し、1つとなった世界からは、戦争と差別と貧困がなくなった。しかし、人類が迎えたいまだかつてない黄金時代も、長くは続かないことをオーバーロードだけが知っていた。第三部では、想像を絶する結末が待ち構えている。オーバーロード達が地球に来て100年、ついに彼らが待っていたことが発生。自らを地球の保護者と呼ぶ彼らの真の目的とは何か。この作品の一番の魅力とも言える常識をはるかに超えた展開には正直自分はついていけない。 ★★
キャロル・オコンネル 愛おしい骨 東京創元社 10/ 9 2011 「このミス」2011年版(2010年作品)海外編1位作品。カリフォルニア州の小さな町コヴェントリーは、広大な森に隣接しており、ある日、その森に入った17歳と15歳の兄弟のうち、弟だけが帰ってこなかった。そして20年後、陸軍の犯罪捜査部に所属していた兄のオーレン・ホッブスは、家政婦のハンナに手紙で呼び戻され町に帰ってくる。夜明けに何者かが、ホッブス家の玄関先に弟・ジョシュアの骨を一つずつ置いていくという異常な事態に、オーレンは保安官のケイブル・ハビットと組んで事件の真相に迫る。町の人々は皆、何らかの秘密を抱えており、彼らの意外な素顔が明らかになっていく中で、オーレンは少しずつ事件の真相に近づいていく。あら探しをし始めるときりがないのだが、個人的な結論としては「微妙」という評価。ラスト近くのオーレンとイザベルのダンスシーンは非常に印象的。 ★★
  (アーサー・)コナン・ドイル シャーロック・ホームズの冒険 角川書店 10/ 1(1892) 2011 「東西ミステリベスト100」(1986年)第10位、「ミステリが読みたい!2010年版海外ミステリオールタイムベスト100forビギナーズ」第6位。「ボヘミア王のスキャンダル」「赤毛連盟」「花婿の正体」「ボスコム谷の惨劇」「五つのオレンジの種」「唇のねじれた男」「青いガーネット」「まだらのひも」「技師の親指」「独身の貴族」「エメラルドの王冠」「ぶな屋敷」の12編を収録。いずれもハズレなしの傑作ばかり。おいしい話には裏がある的犯罪、財産目当ての犯罪、犯人を捕らえない話など、似たような展開が結構ありながら、読書中は全くそうと思わせない。ホームズが、犯人を捕らえようとしないのは、彼ににとって興味があるのは犯人逮捕ではなく、あくまで謎を解くことであるからなのだが、ホームズは決して犯人に寛容なわけではない。犯罪者は捕らえず放っておいてもいつか必ず報いがあるという信念を持っているのだ。あらゆる海外ミステリランキングの上位から消えることはないであろう不朽の名作。 ★★★
D ダン・ブラウン ダ・ヴィンチ・コード 角川書店 06/ 3(04/ 5) 2006 ルーヴル美術館のソニエール館長が、ダ・ヴィンチの素描「ウィトルウィウス的人体図」の姿で死体となって発見される。彼と会う約束をしていた大学教授ラングドンは容疑者として警察の執拗な追究を受けるが、ソニエールの孫娘・ソフィーと出会い、無実を晴らすべくソニエールの残した暗号を解読しながらの逃亡生活が始まる。次々と暗号を解きつつ、迫り来る追跡者達を振り切ってテンポよく進む物語は、読んでいて実に楽しい。黒幕の正体が二転三転するミステリーの王道パターンも見逃せない。最後の最後の結末も見事。 ★★★
E エラリィ・クイーン Yの悲劇 早川書房 88/ 8(32/) 2011 「東西ミステリベスト100」(1986年)第1位、「ミステリが読みたい!2010年版海外ミステリオールタイムベスト100forビギナーズ」第7位という超鉄板作品であるが、実は海外ではそれほど高評価ではなく、日本のミステリファンに特に受けがよいらしい。ニューヨーク の港でヨーク・ハッターという富豪の水死体が上がり、ハッター家の独裁者・エミリー夫人に虐げられ続けてきた末の自殺と思われたが、今度は、エミリー夫人と前夫との娘・ルイザの毒殺未遂事件が起こる。そしてついにエミリー夫人がマンドリンという不思議な凶器で 殺害される。探偵ドルリイ・レーンは独自に物証を手に入れていくが、なぜか真相を明らかにせぬまま最後に事件解決を諦めてしまう。 そこにはとんでもない秘密が隠されていた。多くのミステリーファンに読み継がれているのも納得の傑作。 ★★★
F・W・クロフツ 樽◆ 東京創元社 65/12(20/) 2010 「東西ミステリベスト100」海外7位作品。著者が鉄道技師をしていた40歳の時、入院中に書いた処女作であり代表作 。フランスからロンドンへ運ばれた樽の一つが汽船から降ろしている最中に壊れ、中から出てきたのは金貨と女性の死体であった…。本作は途中で何回か探偵役が変わるが、彼らに共通するのは地道に自分の足で捜査を進めていくところ。次々と得られる情報を整理するために、作中の探偵同様に読者もメモをとりながら読んだ方がいいかも。 ★★
G ガストン・ルルー 黄色い部屋の謎◆ 東京創元社 65/6(07/) 2010 「東西ミステリベスト100」海外16位作品。スタンガースン博士が所有する「ぶな屋敷」内に博士の娘・マチルドの私室「黄色い部屋」があ る。隣接する実験室に博士と老僕・ジャックがいる時、彼女はその室内で何者かに襲われ、博士が扉を破って飛び込んだ時には犯人の姿はなかった。その謎に挑むルールタビーユ は、再び犯人がマチルドの部屋に侵入しているのを発見し、屋敷の廊下の各所に3人の人間を配置してから部屋の窓に飛び込んだが、廊下へ逃げた犯人は彼らの前から消えてしまう。その数日後、三たびマチルドを襲う犯人 だが、犯人の逃げた庭で見つかったのは森の番人の刺殺体であった。マチルドの婚約者・ダルザック教授を犯人と断定し、彼を警察に逮捕させた名探偵ラルサンに対抗心を燃やすルールタビーユは、教授の裁判の日に真犯人の名を明らかにする 。散漫な文章に評価が分かれそうだが、1つのミステリのパターンを確立した歴史的作品という評価は微塵も動くものではない。 ★★
アイラ・レヴィン 死の接吻 早川書房 76/4 2010 「東西ミステリベスト100」海外17位にして「ミステリが読みたい!2010年版オールタイム・ベスト・ランキングforビギナーズ」5位作品。社長令嬢の3姉妹を次々に毒牙にかけ、彼女たちの家の財産を手に入れようとする犯人。犯人の正体がなかなか明かされず緊迫感があり、各登場人物の描き込みもたいしたもの。しかし、この世間知らずな姉妹たちにはイライラさせられる。探偵役の人物の、犯人への迫り方も今ひとつ。犯罪の証拠がどれも状況証拠ばかりで弱すぎる上に、最後の追い込みは理詰めどころか力ずく。これではちょっと満足できない。 ★★
ジェイムス・P・ホーガン 星を継ぐもの 東京創元社 80/5 2013 月面で発見された宇宙服を着た遺体を調査した結果、死後5万年が過ぎていることが判明。原子物理学者の ハントは、国連宇宙軍に謎の解明を依頼される。チャーリーと名付けられたこの遺体は間違いなく地球人であると断言する生物学者のダンチェッカーと対立しながらも、親交を深めていくハント。人類の生い立ちが様々な謎を解明しながら明らかになっていく様、そして人間の強靱さを賛美して締めくくられるエンディングは実に見事。様々な謎が主人公達の前に現れて、それを論理的に推理して解決していくという展開は、まさにミステリ小説と同じ。 ★★★
    ガニメデの優しい巨人 東京創元社 81/7 2013 『星を継ぐもの』の続編。2500万年前に滅亡したか別の星へ移住したかと思われていたガニメアンが、2500万年前の姿のままいきなり 現代のガニメデ基地に出現した。地球人とガニメアンの記念すべき接触は友好的雰囲気の中で進む。言語学者のマドスンにルナリアンの星座図を見せられたハントは、その中に「巨人の星」という名の星を見つける。決して明るい星ではないのにルナリアンがそのように名付けたのは、ガニメアンがその星に移住したことを知っていたからではないのかと推論するハント。地球各地を回ったガニメアン達は巨人の星を目指して再び旅立った。 さすがに前作のインパクトを超えるのは難しいが、生きた知的異星人との遭遇があったり、前作で解決したと思われた謎の真相が次々に明らかになったり、読み応えは十分。 ★★★
    巨人たちの星 東京創元社 83/5 2013 『星を継ぐもの』シリーズ第3弾。巨人の星の住人、テューリアンには、地球と積極的に接触を図ろうとする一派と、そうでない一派が存在することが判明する。そうでない一派は、テューリアンによって庇護されたルナリアンの末裔であるジュヴレン人であり、彼らはテューリアンから地球の監視役を任されていた。彼らは、自らが正当な理由によって軍事力を得るために、現代の地球は強大な軍事力を持った宇宙の脅威となる惑星であるという偽の情報をテューリアンに報告していた。現在の本当の地球の姿をテューリアン達に知られたくないジュヴレン人達は、巨人の星に向かうシャピアロン号を闇に葬ろうとしていた。生物学的な話が減り、社会的、政治的な話の割合が増えているのが本作の特徴であり、前作までの読者の支持が得られるかどうかは微妙だが、前作までと同様、人類の起源について新たな真相がいくつか明らかになるところが魅力。 ★★★
    内なる宇宙(上・下) 東京創元社 97/8 2013 『星を継ぐもの』シリーズ第4弾。好戦的な指導者達がいなくなったジュヴレン人の社会に平穏が訪れたかと思いきや、ジュヴレン人達を自立させるために、彼らの生活を助けていたコンピュータシステム・ジェヴェックスを停止させたところ、ジュヴレン人の社会は廃退していた。テューリアン達から助けを求められたハント、ダンチェッカー達は再び宇宙へ旅立った。当初は、ジュヴレン社会の廃退の原因はバーチャル世界で何でも自分の思い通りのことができるジェヴェックスを停止されたことによる幻想中毒の禁断症状と思われていたが、実は原因は別にあった…。オチが前作と同じパターンなのが気になるが、物語の展開は実に斬新。ハントやダンチェッカーの人間味がシリーズ中もっとも表れている点も魅力で、各キャラクターのファンにとってはそこも大いに楽しめるであろう。 ★★★
  ジェフリー・ディーヴァー ボーン・コレクター◆ 文藝春秋 (03/ 5) 2000 「このミス」2000年版(1999年作品)海外編2位作品。自殺願望を持つ四肢麻痺患者の探偵役・リンカーン・ライムがプロファイリングで犯人像を絞っていく安楽椅子探偵モノ。彼の指示を受け駆け回るアメリア・サックスをはじめとするキャラ達もいい。 ★★★
    コフィン・ダンサー◆ 文藝春秋 (00/10) 2000 「このミス」2001年版(2000年作品)海外編10位作品。この作品最大のトリックに最初のうちに気がついてしまうが、それを差し引いても前作に匹敵する傑作。ただし、そのトリックにはやはり無理を感じる。 ★★
    悪魔の涙◆ 文藝春秋 (00/ 9) 2000 「このミス」2001年版(2000年作品)海外編19位作品。前作「コフィンダンサー」と非常によく似た展開の話だが、前作を読んだことのある人でも展開の先読みは不可能。厳密には「コフィンダンサー」の続編ではなく、ライムは脇役として登場する。 ★★★
    エンプティー・チェア 文藝春秋 (01/10) 2002 シリーズ第3弾。平凡な誘拐事件で幕を開けるが、第4部の終盤に突然のクライマックスへ。ラストの第5部もまったく油断が出来ない。とにかくラストは期待していい。いつもの思わずうならされる科学捜査がなりを潜めている点に少々物足りなさを感じる。 ★★
    ヘルズ・キッチン 早川書房 (02/12) 2003 ライムシリーズとは無関係で、映画のロケーションスカウト、ジョン・ペラムが主人公。ヘルズ・キッチンを舞台にした記録映画を製作しようとしていた彼は、取材対象であった老婆が逮捕されたことに衝撃を受ける。ディーヴァーらしいどんでん返しあり。 ★★
    スキン・コレクター◆ 文藝春秋 (15/10) 2016 「このミス」2016年版(2015年作品)海外編1位作品。毒によって刺青を施し連続殺人を行う犯人の真の目的は何か?読者を全く退屈させない息をつかせぬ展開。これでもかというほどのどんでん返し。途中で「あれ?」と思ったことも最後には全て伏線として回収される。「どんでん返しの魔術師」は健在であることを実感させてくれる傑作。 ★★★
  ジム・トンプソン ポップ1280 扶桑社 (00/ 2) 2001 「このミス」2001年版(2000年作品)海外編1位作品。とにかく登場人物の誰もが、頭の足りなさそうな下品な連中ばかりで、実際話の内容も下品きわまりない。この話のウリである主人公の犯罪がエスカレートしていく様子も言われているほどインパクトはない。
R レイモンド・チャンドラー 長いお別れ 早川書房 76/ 4(53/) 2010 「東西ミステリベスト100」3位、「ミステリが読みたい!2010年版オールタイム・ベスト・ランキングforビギナーズ 」4位作品。探偵マーロウは、酔いつぶれ 女に置き去りにされた男、テリーに奇妙な友情を抱く。ある日、テリーが拳銃をにぎりしめてマーロウの前に現れ、飛行機に乗るため国境近くの町まで車で 送ってほしいと告げる。テリーを信じ、言うとおりにしてやったマーロウが帰宅すると、そこには刑事が待ち受けており、妻殺害容疑で手配されているテリーの逃亡を助けた容疑で執拗な取り調べを受ける。 テリー自殺の報と共に解放されたマーロウは、テリーの無実を信じ捜査を開始する。登場人物が多く、抽象的な表現にも多少悩まされるが、ハードボイルド小説の金字塔と言える傑作。 ★★★
シェイマス・スミス わが名はレッド 早川書房 02/ 9 2003 「このミステリーがすごい!」2003年版(2002年作品)海外編3位、「闘うベストテン2002海外ミステリー編」2位作品。主人公は犯罪組織のブレーンで、犯罪のプランを作って売るのが彼の仕事。ラストに物足りなさも感じるが読んで後悔はしない。 ★★
  サラ・ウォーターズ 荊(いばら)の城(上・下) 東京創元社 04/ 4 2005 「このミステリーがすごい!」2005年版(2004年作品)海外編第1位作品。舞台は19世紀半ばのロンドン、主人公は下町でスリを生業にして暮らす少女。詐欺師が古城で暮らす令嬢を騙し遺産を奪おうという計画を彼女に持ちかけ、彼女は侍女として城に潜り込む。淫靡な香りが漂う内容でありながら、不思議と清らかな光を感じるエピローグが秀逸。 ★★
  S・S・ヴァン・ダイン 僧正殺人事件 創元推理文庫 29/ 2017 「東西ミステリベスト100」9位。アマチュア探偵のファイロ・ヴァンスが、数理物理学の元教授の屋敷での殺人に始まる、マザーグースの内容に見立てた連続殺人事件に挑む。
ミステリ史に残る傑作の1つであることは認めるが、ヴァンス達の長々と続く聞き込みのシーンは苦痛。現代の作品では、そこに読者が退屈しないようなキャラ設定やドラマが必要とされる。そういう意味で本作を軽々しくオススメすることはできない。
★★
トマス・H・クック 緋色の記憶 文藝春秋 98/ 3 2005 「このミステリーがすごい!」99年海外編第2位作品。主人公の老弁護士が、少年時代に体験した「チャタム校事件」のことを思い出しながら、過去と現在の物語を平行して語っていく。少年が通うチャタム校に、緋色の服を着た美しい女性教師が赴任してくるところから物語は始まる。「チャタム校事件」というのは大したことがなく、事件の真相の鍵を握る主人公の秘密の内容のも今一歩。
w ウイリアム・アイリッシュ 幻の女 早川書房 76/ 4(42/) 2010  「東西ミステリベスト100」、「ミステリが読みたい!2010年版オールタイム・ベスト・ランキングforビギナーズ 」 共に2位に輝いた作品。ある夜、妻と口論の末、家を飛び出したスコットは、近くのバーで出会った女性に声をかける。レストランで食事をし、ショーを見に行った後、彼女と別れて帰宅し た彼は、絞殺された妻の死体と対面することに。その夜の彼の目撃者は皆、彼は1人だったと証言したため、彼は逮捕され 死刑判決を受けてしまう。目撃者が次々に謎の死を遂げる中、彼のアリバイを証明する女を見つけるため、調査を続ける刑事のバージェスとスコットの親友ロンバード。果たして事件の真相は?70年近くも前に発表されたとは思えない面白さで、ミステリファン必読の1冊であることは間違いない。 ★★★

「東西ミステリベスト100」ベスト10(1986年)

第1位 1932 Yの悲劇 エラリイ・クイーン 鮎川信夫訳 創元推理文庫 2011読了
  1942 幻の女 ウィリアム・アイリッシュ 稲葉明雄訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 2010読了
第3位 1954 長いお別れ レイモンド・チャンドラー 清水俊二訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 2010読了
第4位 1939 そして誰もいなくなった アガサ・クリスティー 清水俊二訳 クリスティー文庫 2009読了
第5位 1975 鷲は舞い降りた ジャック・ヒギンズ 菊池光訳 ハヤカワ文庫NV
第6位 1965 深夜プラス1 ギャビン・ライアル 菊地光訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
第7位 1920 F・W・クロフツ 加賀山卓朗訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 2010読了
第7位 1926 アクロイド殺し アガサ・クリスティー 羽田詩津子訳 クリスティー文庫 2009読了
第9位 1929 僧正殺人事件 S・S・ヴァン・ダイン 井上勇訳 創元推理文庫 2017読了
第10位 1892 シャーロック・ホームズの冒険 アーサー・コナン・ドイル 延原謙訳 新潮文庫 2011読了

「ミステリが読みたい!」2010年版「海外ミステリ・オールタイム・ベスト100forビギナーズ」ベスト10(2009年)

第1位 1939 そして誰もいなくなった アガサ・クリスティー 清水俊二訳 クリスティー文庫 2009読了
  1942 幻の女 ウィリアム・アイリッシュ 稲葉明雄訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 2010読了
第3位 1911 ブラウン神父の童心 G・K・チェスタトン 中村保男訳 創元推理文庫
第4位 1954 長いお別れ レイモンド・チャンドラー 清水俊二訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 2010読了
第5位 1953 死の接吻 アイラ・レヴィン 中田耕治訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 2010読了
第6位 1892 シャーロック・ホームズの冒険 アーサー・コナン・ドイル 大久保康雄訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 2011読了
第7位 1926 アクロイド殺し アガサ・クリスティー 羽田詩津子訳 クリスティー文庫 2009読了
第7位 1932 Yの悲劇 エラリイ・クイーン 宇野利泰訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 2011読了
第9位 1988 羊たちの沈黙 トマス・ハリス 菊池光訳 新潮文庫
第10位 1998 ボーン・コレクター(上下) ジェフリー・ディーヴァー 池田真紀子訳 文春文庫 2000読了

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